Istio アドオンをアンインストールする

この手順は、Istio on GKE(Istio アドオン)のインストールに固有のものです。

始める前に

Istio アドオンが使用されているかどうかを確認する

クラスタ内で Istio アドオンの Ingress ゲートウェイまたはサイドカー インジェクション機能が使用されているかどうかによって、2 通りの移行パスがあります。

  1. 準備ステップで、Istio アドオンが構成されているかどうかを確認しました。次のコマンドを実行して、istio-system Namespace が存在することを確認します。

    echo $INGRESS_NAMESPACE
    
  2. 次のコマンドを実行して、Istio アドオンのサイドカー インジェクション機能がクラスタ内で使用されているかどうかを確認します。

    kubectl get ns -l istio-injection=enabled
    

    knative-serving 以外の Namespace が表示されている場合は、Istio アドオンのサイドカー インジェクションが使用されています。

    たとえば、knative-serving Namespace のみが表示されている場合は、Istio アドオンのサイドカー インジェクションは構成されず、使用されていません。

結果:

Istio アドオンをアンインストールする

このセクションでは、移行スクリプトを使用して Istio アドオンをアンインストールします。

  1. 次のコマンドを実行して、移行スクリプトを開始します。

    ./migration-addon.sh --command uninstall-istio-addon
    
  2. istio-system Namespace が削除されたことを確認します。

    kubectl get ns istio-system --ignore-not-found
    

次のステップ

上記で特定した Ingress ゲートウェイの構成に応じて、対応するインストール ガイドに進みます。

ロールバック

上記の手順で加えた変更をロールバックする必要がある場合は、移行スクリプトを使用して Istio アドオンを再度有効にします。

  1. 次のコマンドを実行します。

    ./migration-addon.sh --command rollback-uninstall-istio-addon
    
  2. インストールに対する変更を元の状態にロールバックするには、Knative serving GKE アドオンをロールバックします。