RootSync を移行して Google Cloud コンソールで管理する

このページでは、フリート メンバーシップ(旧 Hub)で管理されている RootSync を、Config Sync で管理されている RootSync オブジェクトに移行する方法について説明します。この移行により、Google Cloud コンソールで RootSync を管理できるようになります。

RootSync がフリート メンバーシップによって管理されているかどうかを確認するには、kubectl -n config-management-system get RootSyncs root-sync -o jsonpath='{.metadata.annotations}' を実行します。アノテーション "configmanagement.gke.io/managed-by-hub": "true" が表示される場合、RootSync は Hub によって管理されています。

RootSync を移行するには、次の手順を実施します。

  1. spec.configSync.enabled を除く spec.configSync のすべてのフィールドを削除した状態で、gcloud apply spec を作成します。spec.configSync.enabled の値は true に設定します。

    apply spec は次の例のようになります。

    # apply-spec.yaml
    applySpecVersion: 1
    spec:
      configSync:
        enabled: true
    
  2. 構成を適用します。

    gcloud beta container fleet config-management apply --config=apply-spec.yaml
    
  3. RootSync が正常に移行されたことを確認するには、Google Cloud コンソールで Config Sync パッケージのダッシュボードに移動します。パッケージ名を開くと、RootSync を編集できるようになります。

    Config Sync パッケージのダッシュボードに移動