Google Kubernetes Engine（GKE）Enterprise エディションには Kubernetes クラスタと連携する統合的な方法が備わっており、これを使用すると GKE を拡張して複数の環境で動作させることができます。GKE Enterprise を Google Cloud、ハイブリッド クラウド、複数のパブリック クラウドのいずれで使用する場合でも、整合性のある統合的で安全なインフラストラクチャ、クラスタ、コンテナ管理を利用できます。
このガイドにあるリンクから参照できるドキュメントは、Google Cloud、Google Distributed Cloud Virtual の一部としてのオンプレミス（VMware およびベアメタルの両方）、その他のパブリック クラウド（AWS および Azure）における利用可能なすべての GKE 環境を詳細に説明しています。また、すべての環境に適用される GKE 基本情報へのリンクもあります。
さらに GKE Enterprise では、Amazon EKS や Azure AKS などの GKE 以外の標準準拠 Kubernetes クラスタを Google Cloud プロジェクトに追加することもできます。接続クラスタを使用すると、GKE に完全に移行しなくても、既存のシステムでいくつかの GKE Enterprise 機能を利用できます。接続されたクラスタを Google Cloud コンソールで GKE クラスタとともに表示し、それらのクラスタに対して GKE Enterprise 機能のサブセットを実行できるようになります。
最後に、このガイドにはフリート管理ドキュメントへのリンクもあります。GKE の重要なコンセプトであるフリートを使用すると、クラスタを論理的にグループ化して簡単に管理できるようになり、Config Sync などの GKE Enterprise 機能の使用が可能になります。すべての GKE Enterprise クラスタはフリートに登録されるので、それらをまとめて管理できます。フリートについて、またフリートを使用してマルチクラスタ デプロイを簡素化する方法について詳しくは、フリート管理の概要をご覧ください。
GKE Enterprise プラットフォームの詳細については、GKE Enterprise の技術概要をご覧ください。GKE を含む Google Cloud 上のサンプル デプロイメントを使用して GKE Enterprise を試すには、GKE Enterprise の詳細をご覧ください。