GKE リリース スケジュール


このページでは、リリース チャンネルでサポートされているマイナー バージョンのリリース スケジュールについて説明します。静的(チャンネルなし)バージョンのマイルストーンの日付は、リリース チャンネルのスケジュールから確認できます。

GKE バージョンのサポート ポリシーの詳細については、バージョニングをご覧ください。

おおよその日付

表内の日付はベスト エフォートの予測です。リリースの条件と安定性により、公開およびアップグレードの日程が変更される場合があります。新しい情報の公開に伴い、将来の日付は定期的に更新されます。また、正確な情報を提供するために、過去の日付が更新されることがあります。

最新の情報については、このページでご確認ください。また、Google Kubernetes Engine(GKE)のアップグレード通知に登録すると、バージョンの利用可否とロールアウト日の最新情報を事前に受け取ることができます。

自動アップグレードの時期

バージョンが自動アップグレードの対象として発表された後、実際にクラスタがアップグレードされる時期は次の要因によって異なります。

ビジネスのスケジュールや制約により複数のアップグレード パスや戦略を必要とする場合は、ビジネスニーズに合わせて自動アップグレードの範囲とタイミングを調整できます。

詳細については、メンテナンスの除外メンテナンスのスコープをご覧ください。

リリース チャンネルのおおよそのスケジュール

GKE は、次のスケジュールの「自動アップグレード」列の日付以降に、リリース チャンネル内のクラスタを自動的にアップグレードします。マイナー バージョンのパッチは、標準サポートの終了日(以前の「サポート終了日」)まで、すべてのリリース チャンネルで引き続き使用できます。ただし、Extended チャンネルに登録されているクラスタでは、マイナー バージョンとそのパッチは延長サポートの終了日まで使用できます。チャンネルのデフォルト バージョンよりも古いバージョンを選択する場合は、サポートが終了するまでクラスタが自動的にアップグレードされないように、メンテナンスから除外できます。

日付はベスト エフォートの予測であり、新しい情報の公開に伴い定期的に更新されます。翻訳の遅延により他の言語のリリース日が異なる場合は、英語のドキュメントを正確な情報源としてください。

リリース チャンネルに登録されているクラスタのスケジュールは次のとおりです。

マイナー バージョン Kubernetes のリリース日 Rapid Regular Stable Extended 標準サポートの終了(以前の「サポート終了」)3 拡張サポートの終了3
リリース1 自動アップグレード2 リリース1 自動アップグレード2 リリース1 自動アップグレード2 リリース1 自動アップグレード2
1.26 2022-12-06 2023-02-21 2023-06-16 2023-04-07 2023-06-23 2023-06-16 2024-01-25 なし5 なし5 2024-06-304 なし5
1.27 2023-04-11 2023-06-09 2023-08-09 2023-06-16 2024-02-03 2023-07-06 2024-04-29 2023-06-14 2025-04-14 2024-09-16 2025-06-14
1.28 2023-08-15 2023-09-04 2024-01-05 2023-11-30 2024-06-11 2024-01-05 2024-07 2023-12-04 2025-10-04 2025-02-04 2025-12-04
1.29 2023-12-13 2024-01-05 2024-04-15 2024-01-25 2024-07-09 2024-06-11 2024-08 2024-01-25 2025-11-25 2025-03-21 2026-01-25
1.30 2024-04-17 2024-04-29 2024-07 2024-07 2024-09 2024-08 2024-09 2024-06 2026-04 2025-08-15 2026-06

チャンネルのないクラスタ(静的)のおおよそのスケジュール

GKE は、Stable リリース チャンネルのスケジュールの「自動アップグレード」列にある日付以降に、リリース チャンネル内のクラスタを自動的にアップグレードします。デフォルトのバージョンよりも古いバージョンを選択する場合は、標準サポートが終了するまでクラスタが自動的にアップグレードされないように、メンテナンスから除外できます。

チャネルなし(静的)を使用するクラスタは、次の提供 / サポート スケジュールに従います。

  • リリース日: Regular チャンネルの Kubernetes マイナー バージョンと同じ。Regular チャンネルで利用可能なマイナー バージョンの場合、パッチ バージョンの提供は Rapid チャンネルと同じ。
  • 自動アップグレード日: Stable チャンネルの Kubernetes マイナー バージョンの自動アップグレード日と同じ。パッチ バージョンの自動アップグレード日は Regular チャンネルと同じ。
  • 標準サポートの終了(以前の「サポート終了」): Extended チャネル以外のリリース チャネルの Kubernetes マイナー バージョンのサポート終了日と同じ。

  1. リリース日は、Kubernetes バージョンが初めて本番環境にリリースされるおおよその日付で、すべてのリージョンで使用可能になるまでには 1 週間ほどかかります。

  2. Kubernetes バージョンは、自動アップグレードが開始する数週間前に各リリース チャンネルで一般提供されるため、新しいバージョンをテストできます。自動アップグレードの開始日以降に、リリース チャンネルに登録されたクラスタが指定のマイナー バージョンに自動アップグレードされます。

  3. サポート終了: Rapid、Regular、Stable の各チャンネルのクラスタ、またはチャンネルなしのクラスタの場合、このマイナー バージョンについては、標準サポートの終了日(以前の「サポート終了日」)まで、新機能、セキュリティ パッチ、バグの修正が提供されます。Extended チャンネルのクラスタの場合、GKE は延長サポートの終了日までマイナー バージョンを引き続きサポートします。サポートが終了したマイナー バージョンのパッチ バージョンがクラスタで実行されている場合、GKE はクラスタの操作性とコンプライアンスを確保するため、クラスタを自動アップグレードします。詳細については、GKE のマイナー バージョン ライフサイクルをご覧ください。

  4. 1.26 のサポートが終了する 2024 年 6 月 30 日を過ぎると、GKE は、バージョン 1.26 と非推奨の API(バージョン 1.27 で削除)を使用しているクラスタをバージョン 1.27 に自動的にアップグレードします。バージョン 1.27 で削除された非推奨の API を引き続き使用しているクラスタについては、2024 年 6 月 30 日を経過すると、自動アップグレードの一時停止が解除されます。サポート終了になった GKE のマイナー バージョンに対してはセキュリティ パッチとバグ修正は提供されません。できだけ早くクラスタをバージョン 1.27 にアップグレードすることをおすすめします。GKE のマイナー バージョンのライフサイクルの詳細については、GKE のバージョニングとサポートをご覧ください。

  5. Extended チャンネルに登録できるのは、バージョン 1.27 以降を実行しているクラスタのみです。以前のバージョンは、Extended チャンネルの長期サポートの対象ではありません。詳しくは、Extended チャンネルで長期サポートを利用するをご覧ください。