gkectl
コマンドライン インターフェースは、次を含むさまざまなタスクに使用できます。
- クラスタ構成ファイルのテンプレートを生成する。
- クラスタ構成ファイルを検証する。
- vSphere 環境を準備する。
- クラスタを作成する。
- クラスタをアップグレードする。
- クラスタを更新する。
- クラスタのサイズを変更する。
- クラスタの問題を診断する。
基本的なコマンド
コマンドの一覧を表示するには、次のコマンドを実行します。
gkectl help
特定のコマンドのヘルプを表示するには:
gkectl COMMAND --help
管理クラスタの kubeconfig ファイルの環境変数
いくつかの gkectl
コマンドでは、管理クラスタの kubeconfig ファイルのパスを指定する必要があります。パスを指定するには、GKECTL_KUBECONFIG
環境変数をエクスポートします。例:
export GKECTL_KUBECONFIG=/path/to/my-admin-cluster-kubeconfig
GKECTL_KUBECONFIG
環境変数をエクスポートしない場合、コマンドを実行するときに --kubeconfig
フラグを使用する必要があります。
gkectl
をダウンロードする
gkectl
のダウンロードについては、ダウンロードをご覧ください。
gkectl
のデフォルトのロギング動作
gkectl
では、デフォルトのロギング設定を使用すれば十分です。gkectl
の場合、デフォルトのログファイルは /home/ubuntu/.config/gke-on-prem/logs/gkectl-$(date).log
で、このファイルは gkectl
を実行するローカル ディレクトリの logs/gkectl-$(date).log
ファイルにシンボリック リンクされます。
デフォルトの -v5
詳細レベルは、サポートチームが必要とするログエントリすべてを網羅しています。ログファイルには、実行されたコマンドとエラー メッセージが含まれます。
サポートが必要な場合は、サポートチームにログファイルを送信することをおすすめします。
ログファイルにデフォルト以外の場所を指定する
gkectl
ログファイルにデフォルト以外の場所を指定するには、--log_file
フラグを使用します。指定したログファイルは、ローカル ディレクトリにシンボリック リンクされません。