毎月の請求費用をアップロードする

毎月の Google Distributed Cloud(GDC)エアギャップの課金費用は、各月の最終日までに Argentum コンソールにアップロードする必要があります。これは、パートナー請求用に構成されたすべての請求システムで必須です。

始める前に

請求書の一覧表示とアップロードに必要な権限を取得するには、組織 IAM 管理者に BIL 請求書管理者(BIL-invoice-admin)ロールの付与を依頼してください。

請求書を一覧表示してエクスポートする

gdcloud CLI を使用して、次の操作を行います。

  1. 前月の請求書を一覧表示します。

    gdcloud system billing spend list --partner
    

    出力は次のようになります。

    INVOICEID                            STARTDATE            ENDDATE              
    e67b96c1-dfae-4e30-8a62-6636ac5aab64 2024-09-30T17:18:52Z 2024-09-30T18:18:51Z
    47774cc8-072c-4a7f-89b7-b30b4ba6f185 2023-01-01T08:00:00Z 2023-02-01T07:59:59Z
    
  2. 選択した請求書をエクスポートします。

    gdcloud system billing spend export --invoice-id invoice_id --granularity granularity --invoice-format invoice_format --location location --partner
    

    このコマンドは、特定の請求書を textproto 形式でダウンロードします。

請求書をアップロードする

請求書のエクスポートが完了したら、手順に沿って請求書をアップロードします。

  1. 請求書の textproto 型ファイルを作成します。例: invoice.textproto

  2. ファイルをハイサイド バケットにアップロードします。

    kubeconfig target gdchservices org-admin / infra-mp cluster.
    export BUCKET_NAME=$(kubectl get bucket HIGHSIDE_BUCKET_NAME -n billing-system -o jsonpath='{.status.fullyQualifiedName}')
    export DATE=$(DATE +"%D")
    
    gdcloud storage mv $LOCAL_FILE s3://$HIGHSIDE_BUCKET_NAME/DATE/LOCAL_FILE
    
    • LOCAL_FILE は、ローカル textproto ファイルの名前に置き換えます。例: invoice.textproto
    • HIGHSIDE_BUCKET_NAME は、バケットの名前に置き換えます。例: bil-spend-report-bucket
    • DATE は、現在の日にちを MMDDYYYY 形式で指定します。
  3. ファイルをハイサイド バケットからローサイド バケットにコピーします。

    gdcloud storage mv $LOCAL_FILE s3://$LOWSIDE_BUCKET_NAME/DATE/LOCAL_FILE
    
    • LOWSIDE_BUCKET_NAME は、バケットの名前に置き換えます。例: gdc-spend-reports

省略可: アップロードが成功したことを確認する

請求書が正常にアップロードされたことを確認するには、argentum の請求書の小計額が、 Google Cloud 請求ページ の [Distributed Cloud Billing] セクションからエクスポートされた請求書の金額と一致することを確認します。