割り当てと上限

このドキュメントでは、Dialogflow の使用に関する現在の割り当てと上限について説明します。Google は、このような制限事項を変更できる権限を有し、このページにもその変更が反映されます。

定義

料金と割り当ての説明にあたっては以下の用語を使用します。

  • リクエスト: リクエストとは、Dialogflow サービスの呼び出しのことです。API を使った直接的な呼び出しか、統合やコンソールを使った間接的な呼び出しかは問いません。エージェントのタスクとデザインに応じて、エンドユーザーが Dialogflow エージェントでタスクを達成するために必要なリクエスト数は大幅に異なります。
  • セッション: セッションは、Dialogflow エージェントとエンドユーザー間の会話を表します。最後のリクエストの送信から 30 分間、セッションはアクティブのままとなり、データが保存されます。セッションは、チャット セッションまたはボイス セッションのいずれかです。価格と割り当ての計算においては、1 回の会話が複数のセッションとしてカウントされる場合があります。
      • チャット セッション: チャット セッションは、リクエストとレスポンスにテキストのみを使用します。チャット セッションに 40 を超えるリクエストがある場合、複数のセッション(1 セッションあたり最大 40 リクエスト)としてカウントされます。たとえば、セッションに 81 クエリある場合は、3 つのセッションとしてカウントされます。
      • ボイス セッション: ボイス セッションは、リクエスト、レスポンス、あるいはその両方に音声を使用します。ボイス セッションに 10 分を超える音声が含まれる場合、複数のセッション(1 セッションあたり最大 10 分)としてカウントされます。たとえば、セッションに 21 分の音声がある場合は、3 つのセッションとしてカウントされます。
  • コンシューマ プロジェクトとリソース プロジェクト: 複数のプロジェクトを使用している場合、リクエスト認証に関連付けられたプロジェクト(コンシューマ プロジェクト)とリクエスト内のエージェントに関連付けられたプロジェクト(リソース プロジェクト)が異なる可能性があります。この場合、料金と割り当ての決定にはコンシューマ プロジェクトが使用されます。詳細については、複数のプロジェクトの使用をご覧ください。

割り当て

割り当ては、プロジェクトに適用されるデフォルトの制約です。有料のエディションを使用している場合は、割り当ての引き上げをリクエストできます。割り当ての目的は、クライアントごとのサービスの負荷を調整することで、これによりサービスが過負荷になるのを防ぎ、予想外のリソースの使用からクライアントを保護します。

Dialogflow の割り当ては、エージェントのエディションによって異なります。割り当てはプロジェクトごとに適用され、プロジェクトを使用するすべてのアプリケーションと IP アドレス間で共有されます。

通常使用される割り当てを以下に示します。すべての割り当てを確認するには、GCP Console Dialogflow の割り当てページをご覧ください。割り当ての上限を引き上げるには、割り当て編集フォームで [割り当ての増加をお申込みください] をクリックして Dialogflow 割り当ての増加リクエストを送信してください。

割り当ての表

次の表は、エージェント タイプ別にエディションの割り当てを比較したものです。リクエストによって使用される機能については、別の機能に含まれると表中に記されたものを除いてすべて料金と割り当てに計上されます。

CX エージェント

機能 CX Edition
テキスト
  • 1 分あたり 1,200 回のリクエスト
音声入出力
(音声認識、音声文字変換、STT、音声合成、テキスト読み上げ、TTS)
  • 1 分あたり 600 回のリクエスト
設計時のリクエスト
たとえば、エージェントの構築や更新のための呼び出しなど。
  • 1 分あたり 60 回のリクエスト
その他セッションのリクエスト
たとえば、セッション エンティティの設定やコンテキストの更新とクエリなど。
  • 1 分あたり 100 回のリクエスト

ES エージェント

機能 Trial Edition Essentials Edition
テキスト
  • 1 分あたり 180 回のリクエスト
  • 1 分あたり 600 回のリクエスト
音声入力
(音声認識、音声文字変換、STT とも呼ばれる)
  • 1 分あたり 100 回のリクエスト
  • 1 日あたり 1,000 回のリクエスト
  • 1 か月あたり 15,000 回のリクエスト
  • 1 リクエストあたり最大 60 秒の音声
  • 1 分あたり 300 回のリクエスト
  • 1 リクエストあたり最大 60 秒の音声
音声出力
(音声合成、テキスト読み上げ、TTS とも呼ばれる)
  • 音声入力と同じ
  • 音声入力と同じ
ナレッジ コネクタ(ベータ版)
  • 最大 10 MB の合計ドキュメント サイズ
  • 1 か月あたり 1,000 回のリクエスト
  • 1 日あたり 100 回のリクエスト
  • 無制限 #
感情分析
  • 利用できません
  • 無制限 #
Dialogflow Phone Gateway(ベータ版)
音声入出力を含む。
  • フリーダイヤル:
    利用できません
  • 1 分あたり合計 3 分の電話時間 ‡
  • 1 日あたり 30 分の電話時間
  • 1 か月あたり 500 分の電話時間
  • 電話番号は 30 日間保持
  • 1 分あたり合計 100 分の電話時間 ‡
メガ エージェント
  • 1 日あたり 1,000 回のリクエスト
  • 無制限 #
設計時のリクエスト
たとえば、エージェントの構築や更新のための呼び出しなど。
  • 1 分あたり 60 回のリクエスト
  • 1 分あたり 60 回のリクエスト
その他セッションのリクエスト
たとえば、セッション エンティティの設定やコンテキストの更新とクエリなど。
  • 1 分あたり 100 回のリクエスト
  • 1 分あたり 100 回のリクエスト

上限

上限は固定で、引き上げることはできません。多くのリソースやフィールドには数量、時間、または文字数の上限があり、これらはサービスの実装時に固定されます。

次の表に通常適用される上限を示します。機能固有のドキュメントおよび API リファレンス ドキュメントにその他の制限事項が記載されている場合があります。

数量上限

CX エージェント

説明 上限
Google Cloud プロジェクトごとのエージェントの最大数 100
エージェントごとのフローの最大数 20
エージェントごとのエンティティ タイプの最大数 250
エージェントごとの Webhook の最大数 100
エージェントごとの環境の最大数 20
フローごとのページの最大数 250
フローごとのルートグループの最大数 100
フローごとのバージョンの最大数 20
フローごとの参照インテントの最大数 2,000
インテントごとおよび言語ごとのトレーニング フレーズの最大数(「デフォルトのネガティブ インテント」を除く) 2,000
インテントごとのパラメータの最大数 20
エンティティごとのエンティティ エントリの最大数 30,000
エンティティ エントリごとのエンティティの類義語の最大数 200
エージェントごとおよび言語ごとのエンティティ参照値と類義語の最大数 1,000,000
ページごとのパラメータの最大数 20
ページごとのルートの最大数 100
ページごとのイベント ハンドラの最大数 100
ルートグループごとのルートの最大数 100

ES エージェント

説明 上限
リージョンごとおよび Google Cloud プロジェクトごとのエージェントの最大数 1
インテントの最大数 2,000
エンティティ タイプの最大数 250
インテントごとおよび言語ごとのトレーニング フレーズの最大数 * 2,000
エージェントごとおよび言語ごとのトレーニング フレーズの最大数 * 100,000
エンティティ エントリの最大数 30,000
エンティティ エントリごとのエンティティの類義語の最大数 200
エージェントごとおよび言語ごとのエンティティ参照値と類義語の最大数 * 1,000,000
インテントごとのパラメータの最大数 20
インテントごとの入力コンテキストの最大数 5
インテントごとの出力コンテキストの最大数 30
インテントごとおよび言語ごとのテキスト レスポンスの最大数 * 30
パラメータごとおよび言語ごとのプロンプトの最大数 † 30

時間上限

CX エージェント

説明 上限
Webhook ごとの最長タイムアウト 30 秒

ES エージェント

説明 上限
テレフォニー通話の最長時間 3.5 時間

文字数上限

CX エージェント

説明 上限
トレーニング フレーズの最大文字数 768 文字
テキスト レスポンスの最大文字数 4,000 文字
インテントのテキスト入力の最大検出文字数 256 文字

ES エージェント

説明 上限
エージェント名の最小文字数 1 文字
エージェント名の最大文字数 150 文字
エージェントの説明の最大文字数 500 文字
インテント名の最大文字数 100 文字
エンティティ タイプ名の最大文字数 30 文字
トレーニング フレーズの最大文字数 768 文字
アクション名の最大文字数 250 文字
コンテキスト名の最大文字数 250 文字
エントリ値の最大文字数 512 文字
パラメータ名の最大文字数 30 文字
テキスト レスポンスの最大文字数 4,000 文字
インテントのテキスト入力の最大検出文字数* 256 文字
イベント名の最大文字数 150 文字