Cloud Storage バケットを Dataplex アセットとしてアタッチすると、Dataplex は対応するリージョンに公開データセットを作成し、バケットで検出されたテーブルを公開します。
このページでは、Dataplex が Cloud Storage の単一、デュアル、複数のリージョンを BigQuery の公開データセットにマッピングする方法について説明します。
Cloud Storage リージョンの BigQuery データセットへのマッピング
Dataplex のレイク、ゾーン、アセットはリージョン リソースであり、1 つ以上のリージョンに配置できます。BigQuery データセットと Cloud Storage バケットは、1 つ以上のリージョンに配置できるリージョン リソースでもあります。
Cloud Storage と BigQuery で利用可能なリージョン リソースの間にはいくつかの違いがあります。
Cloud Storage と BigQuery はどちらも、シングルリージョン リソースをサポートしています。
Cloud Storage にはデュアルリージョンがありますが、BigQuery にはありません。
Cloud Storage と BigQuery の両方にマルチリージョンがありますが、それらは違っています。
Cloud Storage バケットと BigQuery データセットは、Dataplex アセットとして Dataplex のゾーンまたはレイクにアタッチできます。Dataplex は、アセットとしてアタッチされた Cloud Storage バケットの公開データセットの作成を自動化します。
Dataplex が、BigQuery と Cloud Storage のリージョンが一致するようにします。Dataplex レイクのリージョンと Cloud Storage バケットのリージョンのいずれかに重複がない場合、バケットをレイクのゾーンに追加できません。
単一リージョンの Cloud Storage バケットの場合、Dataplex はバケットと同じリージョンに単一リージョンの公開データセットを作成します。
Cloud Storage
US
マルチリージョンと Cloud StorageEU
マルチリージョンのいずれかにある Cloud Storage バケットの場合、Dataplex は対応する BigQuery のUS
またはEU
のマルチリージョンに公開データセットを作成します。デュアルリージョンの Cloud Storage バケットの場合、Dataplex はレイクのリージョンに対応するリージョンに公開データセットを作成します。Cloud Storage バケットをアセットとしてレイクにアタッチすると、Dataplex は Cloud Storage バケットのデータ ロケーションのいずれかが Dataplex レイクのリージョンと一致することを検証します。