各種デモで Microsoft と Windows をモダナイズする取り組みをシミュレート

※この投稿は米国時間 2021 年 6 月 9 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Microsoft と Windows のワークロードを移行してモダナイズすることを検討している場合、Google Cloud は最適な移行先です。選択した移行戦略や求めている価値を問わず、GCP を使用すると次のことができます。

• 移行とモダナイゼーションへの取り組みを簡素化

• オンプレミスのフットプリントを削減しアジリティを改善

• ライセンス使用状況の最適化によって費用を削減

• モダナイゼーションによって単一ベンダーへの依存を低減

• Microsoft が支援するエンタープライズ クラスのサポートを利用

Windows 仮想マシンで実行されているアプリケーションの移行、Google Kubernetes Engine（GKE）での Windows コンテナの導入、Cloud SQL への SQL データベースの変換など、どのような場合も、Google Cloud はお客様に必要な最高レベルのエクスペリエンスを提供します。

ただし、説明をそのまま信じるのではなく、ぜひご自身でお確かめください。新しいオンラインの Google Cloud 上の Microsoft と Windows デモセンターを使用すれば、コミットメントなどの手間をかけずにお試しいただけます。

デモセンターでは、ガイド付き実践シミュレーションを使用して、Google Cloud の Microsoft と Windows のソリューションでビジネス クリティカルな課題を解決するためのシナリオをいくつか紹介しています。いずれもシミュレートされており、デプロイ、構成、コミットメントなしで仕組みを確認できます。シームレスな方法で、Google Cloud がどのように役立つかを正確に確認していただけます。

専用ハードウェアを実行し、単一テナントで最適化する

コンプライアンス、ライセンス、管理に対応する専用ハードウェア（オーバーサブスクリプション オプションが付属）でワークロードを実行することもできます。Google Cloud は、仮想マシンを専用マシンに簡単にデプロイできる単一テナントノードにより、「ノイジー ネイバー」の問題を回避し、規制上やライセンス上の制約に対応して、VM 間通信を最適化します。

さらに、CPU のオーバーコミット オプションにより、単一テナントノード リソースを最大 2 倍までオーバーサブスクライブできるため、SQL Server などさまざまなライセンス ワークロードの物理コアごとのライセンスを節約できます。

単一テナントのグループとノードを設定する方法については、こちらをご覧ください。

プレミアム イメージとカスタム VM でライセンス コストを最適化する

仮想マシン（VM）でクラウド エクスペリエンスを最適化する最も簡単な方法の一つは、適切な VM イメージを選択することです。Google Cloud では、従量課金制ライセンスの SQL Server オプションを含む、プレミアム ライセンスを備えた VM イメージが徹底的にテストされ最適化されています。こうした VM イメージは、常時実行する必要のないワークロードや、BYOL（お客様所有ライセンスの使用）向けの予備のライセンスがない場合に最適です。

Windows と SQL のイメージをいくつか確認し、CPU やメモリのオプションによってどのようにデプロイを最適化してライセンスを節約できるかをご覧ください。

マネージド SQL Server でデータベースをモダナイズする

ビジネス上や運用上の特定の目標を達成するために、SQL Server インスタンスの管理が必要な場合があります。しかし、SQL Server のデプロイ管理は区別されないことがよくあります。バックアップ、高可用性、更新、パッチ適用は、セルフサービスをやり遂げる際に処理する必要がある多くのタスクの一部にすぎません。データベース階層をモダナイズする方法としては、Cloud SQL などのマネージド サービスへの移行が挙げられます。Cloud SQL は、SQL 向けのフルマネージドのリレーショナル データベース サービスです。

数回のクリック操作だけでインスタンスを作成するプロセスをご確認ください。

VM からアプリを抽出し、Migrate for Anthos を使用して GKE のコンテナに移動する

インターネット インフォメーション サービス（IIS）などの仮想マシンで実行されている多くの Windows ワークロードは、コンテナに移行するための理想的な候補であり、書き換えや再設計などの大きな変更が不要です。ただし、この移行を手動で行うのは面倒です。Migrate for Anthos を使用すれば、IIS で実行されている .NET アプリをコンテナベースのアプリに簡単に再プラットフォーム化できます。

アプリケーションのインテリジェントな抽出、移行、モダナイゼーションをシミュレートし、GKE と Anthos クラスタのコンテナでネイティブに実行します。

コードを変更せずに Windows で .NET アプリケーションを GKE に移行する

完全なクラウド ネイティブに移行する場合は、GKE で Windows コンテナを活用でき、.NET アプリケーションの書き換えがいりません。Windows ノードでクラスタを作成し、コンテナ化された Windows ワークロードを数回のクリックでデプロイするだけで、Linux コンテナと一緒にデプロイすることもできます。こうしたデプロイは自動アップグレード、自動修復、リリース チャンネルなどの機能を使用して運用のオーバーヘッドを削減します。

Windows ノードで GKE クラスタを構築してアプリをデプロイすることがいかに簡単かをご確認ください。

以上の説明で各デモの内容を把握できたら、ぜひ実際にデモセンターをご覧ください。Google 上の Microsoft および Windows アプリケーションにアクセスして詳細をご確認いただくこともできます。

-Google Cloud、Cloud Migration チーム所属 Tom Nikl