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スタートアップ & SMB

Google Cloud を利用している、初期段階のスタートアップ企業までサポートを拡大

2022年2月2日
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Google Cloud Japan Team

Google for Startups クラウド プログラム

2 年間のクラウド クレジット獲得、専任のスタートアップ エキスパートによるサポート、スピードとインサイトを重視したツールの利用を始めましょう

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※この投稿は米国時間 2022 年 1 月 28 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

スタートアップ企業は独自のやり方で困難な課題を解決することに長けています。Google は、スタートアップ企業と提携し、スタートアップ企業が事業を立ち上げて成長できるよう支援する技術を提供することに尽力しています。昨年 Google は、新しいリソースやメンターシップ プログラムのリリース、初となる Google Cloud Startup Summit の開催、スタートアップ企業をサポートする専門家チームの拡大など、スタートップ企業がクラウドで事業を拡大し、成功できるようにするための支援を強化しました。

新年を迎え、スタートアップ企業をさらに効果的にサポートするために、複数の新しいサービスとアップデートを展開いたします。

まず、Google Cloud のスタートアップ企業向けプログラムを Google for Startups と連携させ、Google Cloud のインフラストラクチャとサービスを含む Google 全体で一貫したエクスペリエンスをスタートアップ企業のお客様に提供し、スタートアップ企業の創設者が Google のメンター、プロダクト、プログラム、ベスト プラクティスを利用できるようにします。今後、このプログラムは Google for Startups クラウド プログラムとなります。

次に、適切なテクノロジーと専門知識の活用が会社の成長軌道を大きく左右する、起業したばかりの創設者を支援するための取り組みを強化します。初期段階のスタートアップ企業は、迅速に行動して問題を解決することに特に長けています。しかし、最小限のコストで事業を拡大し、新しいビジネス チャンスに臨機応変に対応して、市場や投資家を新たに開拓するために専門知識やリソースを活用する能力を必要としています。  

初期段階のスタートアップ企業を支援することが Google for Startups クラウド プログラムの主な目標です。そこで、資金提供を受けたスタートアップ企業が必要なテクノロジーとリソースをより簡単に活用できるようにする新しいサービスを開始いたします。

スタートアップ企業に Google Cloud クレジットを提供

本日から、Google for Startups クラウド プログラムでは、シリーズ A ラウンドまでの投資家の支援を受けているスタートアップ企業は、初年度の Google Cloud の使用料が 10 万米ドルまで免除されます。これは、ほとんどのスタートアップ企業にとって、Google Cloud での構築を無償で開始できる金額となります。これにより、イノベーションや事業拡大、顧客獲得に注力できるようになります。2 年目には、さらに 10 万米ドルのクレジットが提供され、この上限に達するまで Google Cloud を 20% 割引でご利用いただけます。

この新しい特典により、スタートアップ企業は AI、ML、分析における Google Cloud の機能を利用しやすくなり、FirebaseGoogle Kubernetes Engine(GKE)などのサービスを使って Google Cloud インフラストラクチャで迅速な構築とスケールが可能になります。

この新しい特典と資格要件について詳しくは、こちらをご覧ください。

スタートアップ企業のお客様に Google のノウハウとサポートを提供

急速に事業を拡大するスタートアップ企業にとって、適切な意思決定は容易ではありません。昨年 Google は、プログラムに参加しているスタートアップ企業のための Google Cloud 専用窓口として、グローバルなスタートアップ サクセス チームを立ち上げました。現在、このチームは本格的に始動しており、Google for Startups クラウド プログラムに参加していて資格要件を満たしている初期段階のスタートアップ企業もご利用いただけるようになりました。このチームは、プログラムでの 2 年間を通じて各スタートアップ企業の固有のニーズを把握して、技術、市場開拓、クレジットに関する質問を解決するために適切な Google チームにつなぐお手伝いをします。Google Cloud の利用が増え、専門知識が深まったお客様にはスタートアップ エキスパート アカウント チームがつき、引き続き成長を支援します。   

Google for Startups クラウド プログラムは、Google が起業家向けに提供している数多くのサービスの一部となります。プログラムに参加したスタートアップ企業は、Google の対象分野の専門家によるメンターシップ、カスタマイズされたリソース、テクニカル サポートに加え、ビジネスに役立つ Google プロダクト(Google Workspace や Google マップなど)の追加特典を受けることができます。創設者は、ワークショップ、イベント、技術トレーニング コース、Google for Startups プログラムパートナーのサービスをご利用いただけます。また、Google Cloud を利用する創設者と CTO のための新しいデジタル コミュニティ「C2C Connect」を通して、同業者の支援ネットワークを利用することもできます。

スタートアップ企業がインフラストラクチャではなくイノベーションに集中できるよう支援

このプログラムの目標は、後から成長を鈍化させる技術的負債を抱えることなく、迅速に行動できるようスタートアップ企業を支援することです。Cloud RunFirestoreFirebaseBigQuery などのフルマネージド サーバーレス サービスにより、スタートアップ企業はインフラストラクチャの管理ではなくロードマップに時間を使うことができます。またスタートアップ企業は、最小実装製品(MVP)から製品になって規模が拡大しても、それに合わせて Google Cloud サービスを拡大できるため、アーキテクチャを見直す必要がありません。

これまでも Google Cloud では世界中の何千ものスタートアップ企業の成長を支援してきました。その中には以下のような革新的な技術や高いミッションを掲げ、急成長をとげている企業があります。

Synspecitve はサスティナブル デベロップメントをミッションとし、いかに地球や人類が持続的に成長できるか、それに対しいかに衛星が貢献できるかを提案しています。衛星を開発し、打ち上げ、管理して、衛星のデータを活用する。そのためのプラットフォーム構築に、Google Cloud を採用しています。

ナレッジスイート は営業支援 / 業務支援クラウド サービスを展開しています。過去、営業支援サービスである Knowledge Suite において発生したファイル ストレージ障害により、ナレッジスイートは数日間サービスを提供できない状況に陥りました。この期間、開発部門や運用部門では、懸命な復旧作業を行い、営業部門やサポート部門では、問い合わせなどの対応に追われ、“こんな思いは二度とすべきではない” という思いから、同社の DX 推進障害時の影響範囲 局所化を狙って Google Cloud を採用しました。

Ubie は「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、コミュニケーション齟齬や事務作業の負担軽減など、医療現場の課題解決に尽力しています。高度なセキュリティや可用性など、システムへの要求水準が極めて高い行政や金融業界がパブリック クラウドの活用を進める中、最も保守的な業界の 1 つとされている医療業界。しかし、近年、一部の大病院を中心にクラウドの利用が始まっています。その活用事例の 1 つとして注目を集めているのが、医療機関での事前問診を AI が代行する『AI問診Ubie』です。そのシステム基盤に Google Cloud が採用されています。

Google Cloud を活用することで、スタートアップ企業はビジネスとテクノロジーのパートナーシップの恩恵を受けてビジネスを構築し、市場開拓することができます。初期のプロトタイプから、新しい市場に展開する際のグローバルなスケールまで、創設者を支援いたします。世界中のスタートアップ企業が Google Cloud でビジネスを構築しています。課題を解決するために、貴社もぜひご参加ください。

- Google Cloud スタートアップ エコシステム担当ディレクター Ryan Kiskis

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