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Inside Google Cloud

Cloud を担当する Google 社員 Dipty Chander が掲げるミッション: マイノリティ グループに属する 100 万人の人々のコーディング学習を支援

2023年1月13日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2023 年 1 月 5 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

編集者注: Google Cloud のテクニカル アカウント マネージャーは希少な存在です。Dipty Chander のような社員は、ビジネスの理解度、技術的な知識、優れたコミュニケーション スキル、並外れた才能を兼ね備えており、このような知識やスキルを活かして複雑な問題も克服し、カスタマー サクセスを実現しています。さらに Dipty は、マイノリティ グループに属する 100 万人の人々をクラウド ソフトウェア開発の世界に導くという個人的なミッションも掲げ、その実現を目指しています。


Google Cloud での主な仕事は何ですか?

私はテクニカル アカウント マネージャー(TAM)として、お客様と連携しながら、Google Cloud がお客様のニーズと期待を把握できるようにする役割を担っています。とても複雑な役目ですが、だからこそとてもやりがいのある仕事です。たとえば、私はヨーロッパの小売大手の TAM を務めており、現在 100 件を超えるさまざまなプロジェクトに関わっていますが、ソフトウェア エンジニアはもちろん、Google Cloud のさまざまなグループ(マーケティングやプロダクト管理など)の人々とも連携して、お客様のニーズと期待が満たされるように努力しています。


それは業界では珍しい役割ですか?

多くのクラウド プロバイダとエンタープライズ テック企業には似たような役割が用意されています。ただし、高度な技術的知識とビジネス感覚を融合させてお客様のビジネスに変化をもたらすことができるという点で、Google は他に類を見ません。また、プロダクトや使いやすいツールの構築においても、Google は競合他社よりも経験が豊富です。

差別化要因をもう一つ挙げるとすれば、Google の文化です。勤務するにあたり、Google 社員は常に何かを学び、理解することに関心を持っています。Google では、何を学んだのかをもとに社員を評価しており、誰かが間違いを犯したとしても責めたりはしません。社員が互いを尊重するとともに、情報を共有したいという共通の願いがありますから、こうした考えは、より良い学習環境を生み出します。


社内の文化がお客様との連携に影響を与えるということですか?

そのとおりです。何よりもまず、私たちの考えはお客様を理解することに基づいています。理解されていないと感じているお客様とうまく連携するのは難しいことですから、お客様の立場に立ち、お客様がどのように反応するかを自らに問い質しています。

解決策を見つけたり、疑問点に答えを出したりする際に助けを求めることができる同僚が常にいるという安心感もあります。一人で作業するのと、仲間と共同作業できると実感できるのとでは大きな違いがあります。だからといって、問題や厄介な事態に直面しないという意味ではありません。たとえば、私はウクライナでの戦争の開始時に Google Cloud の一員になりましたが、この戦争はクラウドの分野に多くの課題をもたらしました。また、誤解による移行分野の課題も目にしてきました。誤解はどこからでも生じ得ますが、コミュニケーションの文化が強固であれば、より迅速に解決できます。


素晴らしいオンライン プロジェクトにも貢献していますね。


私は、テクノロジー業界の多様性を支援する非営利団体 E-mma の代表を務めており、社会で過小評価されがちなマイノリティ グループを対象に主にコーディング スキルを教えています。このテーマに興味を持ったのは、大学でコンピュータ サイエンスを学んでいたときでした。私のクラスでは、学生 500 人のうち女性は 10 人ほどしかおらず、実に驚きました。

大学に通い続けるうちに、コンピュータ コードの力を心から理解できるようになりました。この力があれば、誰もがあらゆる種類のアプリケーションを作成できるのです。どうしてコーディングを行う女性がこれだけしかいないのか。障がいのある人や、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちがいないのはなぜか。こういったことを自分に問いかけました。

私が 2014 年に E-mma に加入したとき、メンバーは約 20 人でしたが、現在はフランス、スペイン、ベルギーの 16 か所のオフィスに 400 人のボランティアがおり、これまでに 7 歳から 77 歳までの約 13 万人をトレーニングしてきました。パンデミックの最中にプロジェクト Code At Home を立ち上げたとき、1,000 人か 2,000 人に到達すると思っていましたが、最終的には 7 万人に到達しました。


それはすごいですね。ですが、定職を持ちながら、そうした活動を支援していけるものでしょうか?

情熱を持って取り組んでいますので、働きながら活動を続けること自体は難しくありません。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックの間、クラウド インフラストラクチャは世界中の人々にとって重要な存在となりました。特に、情報を入手したり、在宅で勤務したり、大切な人と連絡を取り合ったり、さらには医療に従事したりするうえではなおさらでした。クラウドは命を救ったのです。Code at Home では、「皆さんは暗い時代に希望を与えてくれています」と言ってくれる子供たちがいました。こんなにうれしいことはありません。来年、Code at Home の第 2 弾を行う予定です。次回の目標は 100 万人に到達することです。

このように、私は朝起きて、Google で大好きな仕事をしながら、E-mma で他の人を助けることもできます。とても充実しています。


- Google Cloud コンテンツおよび編集担当チーム
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