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Anthos

Anthos の詳細: Java のレガシー アプリケーションを変換する

2020年5月21日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2020 年 5 月 13 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

レガシー アプリケーションは、多くの組織のビジネス イニシアチブや、それを土台としたビジネス プロセスを妨げています。新しいアプリケーションは、クラウド ネイティブなテクノロジーを使って開発されていますが、既存のアプリケーションのほとんどは、依然として専用アプリケーション サーバーで実行される大型のモノリシック アプリです。そのため、高いライセンス費がかかり、リリース サイクルも長く、特定ベンダーに依存しています。また、こうしたアプリケーションの大部分は Java で記述されています。

Google Cloud では、運用コストの迅速な削減、専用ソフトウェアへの依存度の低減、ソフトウェアの配信速度の向上のために、Java アプリケーションのモダナイゼーションのための規範的なガイドラインを作成しました。このプロセスに欠かせないのが、Anthos です。このオープン アプリケーション プラットフォームを使えば、VM と併せてコンテナ化されたマイクロサービスに加え、ポリシー管理や、最新のアプリケーションの開発および配信用ツールの統合により、既存アプリをモダナイズできます。このように、Anthos はリスクとコストを低減しながら、迅速なイノベーションを実現し、顧客に新しいエクスペリエンスを提供できます。

Java アプリケーションのモダナイゼーションを検討している組織は、多くの場合、次の 2 つの目標を掲げています。


  1. 新しい開発フレームワークとアーキテクチャを導入する - 新しい Java アプリケーションの多くは、Spring Boot のようなオープン フレームワークがすでにビルドされています。このようなフレームワークにより、企業は迅速に反復しすばやく機能をリリースできます。また、デベロッパーはマイクロサービス ベースの開発手法を採用し、アプリケーションの「モノリシックなもの」を細かく多数に分割して、問題のドメインを管理しやすくなります。このマイクロサービス アプローチを採用することで、開発チームは他のユーザーに影響を与えることなく、ドメインで独立して作業できるため、すばやく機能をリリースし、顧客に優れたエクスペリエンスを提供できます。

  2. コンテナに移行して DevOps プラクティスを採用する - 組織は、Java レガシー アプリケーションについても、従来の仮想化プラットフォームから離れ、最新のコンテナベースのプラットフォームに移行し始めています。コンテナはコンピューティング リソースを効率的に使用し(VM と比較して)、複数のクラウドやオンプレミスのデータセンターなどの環境間で簡単に移動することができます。ここでもまた、Anthos が役に立ちます。企業は Anthos を使うことで、アプリケーションをどこでも一貫した安全な方法で構築、デプロイ、管理できます。Anthos Config Management を使用すると、複数の環境でポリシーの定義、自動化、適用を行うことができます。Anthos Service Mesh では、コンテナ化されたアプリケーションとコンテナ化されていないアプリケーション(VM ベースのもの)の両方に安全に接続できます。  また、Anthos はいかなる環境でも一貫した制御を提供することで、企業がハイブリッド クラウドとマルチクラウドのデプロイを保護できるようにします。

そこから、コンテナ化と Anthos のような一貫性のあるポリシーベースのプラットフォームを採用すると、より安全で信頼性の高いアプリケーションの作成という DevOps の目標をより素早く達成できます。その 1 つは、新しい実装で CI/CD 方法論を採用し、オーケストレーションされ自動化されたソフトウェア配信パイプラインを構築して、リスクを軽減しながら速度と信頼性を向上させることです。

Java アプリのモダナイゼーションのプロセス

Google Cloud では、エンタープライズ用の Java アプリケーションは 3 つのカテゴリのいずれかに分類され、モダナイゼーションにそれぞれ固有のアプローチが必要であると考えています。

新しいフレームワークを使うアプリケーション - Spring Boot などの新しい Java フレームワークで記述された新しいアプリケーションです。このタイプのアプリケーションの次のステップは、Google Cloud マネージド サービスの活用です。Spring Cloud GCP を使えば、デベロッパーは Google Cloud サービスを簡単に導入できます。Jib や Cloud Native Buildpacks などのビルドツールは、よく知られたデベロッパー向けビルドツール(Maven や Gradle)を使ってこうしたアプリケーションを簡単にコンテナ化できます。コンテナ化されたアプリケーションは、Anthos を使って管理できます。

パッケージ化されたソフトウェア - ソースコードのない商用オフザシェルフ(COTS)アプリケーションのことです。このタイプのアプリケーションの場合、Migrate for Anthos を使用することで、VM をオンプレミスのデータセンターから Google Cloud で実行中の VM、または複数の環境で実行されている GKE のクラウドに依存しない実装環境である Anthos GKE で実行中のコンテナへと移動できます。これにより、オンプレミスやクラウドに関係なく、最新のプラットフォームをすばやく導入できます。また最小限の労力で移行できるため、アプリケーションの数が多い場合には特に便利です。

既存の従来型アプリケーション - 旧式のフレームワークを使って社内で開発され、独自の商用アプリケーション サーバーで実行されることが多い Java アプリケーションです。GCP はこうしたアプリケーションのモダナイゼーションに 2 段階のプロセスを採用しています。まず Migrate for Anthos を使用して、VM で実行されている既存のアプリケーションを Anthos のコンテナにすばやく移行します。商用アプリサーバーからオープンソース アプリサーバーに移行することで、ライセンス コストを削減または省くこともできます。次に、移行したアプリケーションをリファクタし書き換え、Spring Boot や Spring Cloud GCP などの最新フレームワークを使って、マイクロサービス開発モデルに移行します。

Google Cloud パートナーがモダナイゼーションのステップを短縮

Google Cloud とそのパートナーは、お客様の主要なワークロードをお客様のビジネスにとって最適な環境でモダナイゼーションし、実行できるように取り組んでいます。「Anthos を使ったアプリケーションのモダナイゼーションにより、ビジネス クリティカルなアプリケーションのスケーラビリティと高可用性が格段に向上し、運用コストを低減できました」と SoftServe のクリティカル サービス部門バイス プレジデントである Volodymyr Yelchev 氏は述べています。「企業の既存のアプリケーションの大部分は Java で記述されています。新しいビジネスの目標を実現するためには、アーキテクチャの大規模な変更とリファクタリングが必要です。SoftServe は、Google Cloud の Migrate for Anthos を使って、VM ベースの Java レガシー スタックを最新のコンテナ化されたアプリケーションに変換する、実証済みのエンドツーエンドのアプローチを開発しました。当社のアプローチを使えば、複雑さを軽減し、短時間ですばやくデプロイできます」。使用をご検討されている場合は、Google パートナーにお問い合わせください。モダナイゼーションをお手伝いいたします。

はじめに

クラウド ネイティブなプラクティスを導入して運用コストを削減する重要性は、かつてないほどに高まっています。お客様のモダナイゼーションのプロセスを Anthos がお手伝いします。  Forrester Total Economic Impact 調査によると、Anthos を導入したお客様は、導入後 3 年以内に投資収益率(ROI)最大 4.8 倍を達成できます。1 既存の Java アプリケーションのモダナイゼーションが必要な場合は、お手伝いいたします。Google アカウント チームにお問い合わせいただくか、こちらのフォームにご記入ください。お客様向けにアプリケーション評価ワークショップをスケジュールいたします。


1. New Technology Projection: The Total Economic Impact™ Of Anthos、2019 年 9 月、Google の委託により Forrester Consulting が実施した調査。*顧客インタビューに基づく


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