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Google Workspace

アジア太平洋地域の現場スタッフのために仕事の未来を形作る

2022年3月8日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 3 月 3 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

未来の働き方について再考するとき、現場スタッフは忘れられがちです。しかし、今回のパンデミックは、彼らの重要性を再認識させるものでした。大退職時代の影響で現場スタッフが流出する中、企業では現場の職場環境のエクスペリエンスを見直すことが急務となっています。

医療従事者からバスの運転手まで、これらの従業員はパンデミックの期間中、私たちが必要とする必要不可欠なサービスを提供し続けています。食料品店の棚に商品を並べ、荷物を発送し、医療や教育などの分野で重要なサービスを提供しています。世界的に見ると、現場スタッフは労働力の 80% を占め、製造業、医療、小売業、運輸業など多くの主要産業の根幹を担っています。

しかし、2 年前のパンデミックの発生に対応するために企業が奔走する中、デスク ワーカー以外の労働者の 65% が仕事に必要なテクノロジーを持っていないことが判明しました。それに比べて、ナレッジ ワーカーは比較的スムーズにリモートワークへの移行ができました。この情報格差は、時が経つにつれ拡大し、無視できないものとなってきています。アジア太平洋地域の企業は、現場スタッフの職場環境を再構築するために、この格差を埋める方法を見つけなければなりません。

コラボレーションの公平性が鍵となる

コラボレーションの公平性の考え方を取り入れている企業は、情報格差を解消するために、より迅速に行動することができます。コラボレーションの公平性とは、場所、役割、経験レベル、言語、デバイスの選択にかかわらず、誰もが平等に貢献できる能力のことです。組織内では、イノベーションを生み出し、人と人とのつながりを強め、生産性を向上させるような文化を育みます。

テクノロジーの観点から見ると、階層、情報のサイロ化、レガシー システムに特徴づけられる古い仕事のやり方から脱却することを意味します。コラボレーションの公平性では、現場の社員がどこからでもアジャイルかつ柔軟に、生産性を向上させることができる新しいテクノロジーが求められています。

現場スタッフは、自分の役割を全うするために、仲間と関わり、情報やトレーニング リソースを平等に利用できる必要があります。また、新しい製品やサービスの提案、社内プロセスに関するフィードバック、社内の同僚との意見交換などもできる必要があります。つまり、現場スタッフが、自分のメッセージを伝える手段がある、さらに、自分も組織の一員であると感じられるようにしなければいけないのです。また、エンゲージメントの高い従業員は、そうでない従業員に比べ、会社を辞める可能性が87% 低いという調査結果もあります。

アジア太平洋地域の現場では、テクノロジーがどのように仕事を形作っているのか

小売業、旅行業、製造業など、アジア太平洋地域の企業の中には、クラウド技術を導入して現場スタッフの生産性を向上させている企業もあり、これは素晴らしいことです。Google では、このような業界のお客様と仕事をする中で、Google Workspace のようなクラウドベースのソリューションがいかに現場のワーク エクスペリエンスを変えることができるかを目の当たりにしてきました。

ファイルへのアクセス、シームレスなコラボレーション、企業内コミュニケーション チャネル、直感的に検索可能な機能など、現場スタッフが仕事をするために必要なものすべてを 1 つの場所で提供することができるのです。また、モバイル デバイス管理機能を搭載しているため、VPN を介さずにモバイル デバイスで安全に仕事をすることができます。

Google Workspace は、現場の従業員が、現場の仲間や会社の同僚とつながり、創造し、コラボレーションする方法を大幅に改善することができます。

コミュニケーションの壁を取り払う

オフィス ワーカーとは異なり、現場スタッフは同僚とともに働くためのデジタルツールにアクセスできないことが多く、テクノロジーはこのギャップを埋めるためにより多くのことを行う必要があります。大手小売業を含む、アジア太平洋地域の多くのお客様に対して、Google Workspace は、店舗、オフィス、地域を越えて何千人もの従業員のつながりを維持しています。従業員は、Chat やスペースなどの社内ツールにアクセスし、同僚とやり取りをすることができます。

このようなエンゲージメント ツールを提供することで、コミュニティ意識を育むことができます。また、地域の店舗の新しいプロモーションや会社の最新ニュースなど、重要な情報も共有されます。そして、自分も組織の一員であると感じるからこそ、帰属意識が生まれ、自分の勤める会社に対する親近感が育まれるのです。

手作業で繰り返される作業の負担を軽減する

アジア太平洋地域全体で、従業員の手作業を自動化するモバイルアプリが増加しています。現場スタッフにとってこれは良いニュースです。彼らの多くは、自動化によってより高度な技術を必要とする機会が得られると考えています。また、アジアは AI イノベーションの分野で大きく前進しています。デジタル化により、例えば、宅配便の配達員が写真を企業のシステムにアップロードすることで、簡単に配達完了を通知することができるようになります。また、製造業では、AI が現場や作業員の保守や安全報告などの作業を自動化します。繰り返し行われる作業から解放され、より有意義な仕事に従事できるようになり、その結果、仕事の満足度も向上します。Google Workspace は、今後もこの分野で重要な役割を担っていくことでしょう。

よりスムーズなコラボレーションとチームワークを実現

Google Workspace が最近行ったグローバル ハイブリッドな業務に関する調査では、アジア太平洋地域の 60% 近くの人が、コラボレーションする能力が限られているため、不満があると回答しています。しかし、こうした職場環境に関する不満は、企業が簡単に対処できます。2019 年に大韓航空が業務プロセスをクラウド化した際、客室乗務員とグランドスタッフのコラボレーションがより簡単かつスムーズになりました。また、客室乗務員がドライブを使い始めたことで、機内食やギャレーの管理など、フライト中の作業の詳細を簡単に共有できるようになったのです。客室乗務員は、毎週のミーティング メモを作成する必要がなくなりました。その代わり、リアルタイムで更新されるドキュメントの共有ドキュメントを活用して仕事をするようになりました。これらの新しいツールにより、職場のコミュニケーションが改善され、大韓航空のスタッフはよりスムーズに仕事ができるようになりました。

私たちは今、未来の働き方を考えるターニング ポイントに立っているのです。そして、企業が自社の現場スタッフのために職場環境を見直すことは、今からでも遅くはありません。今までの働き方をリセットし、見直すことで、企業は最も重要なこと、つまり、お客様にサービスを提供する現場スタッフの幸せと働きがいを優先させることができるのです。すべての現場スタッフは、組織の一員であると感じられることや、どこからでも効果的に貢献でき、同僚とより簡単にコラボレーションできることを望んでいます。そして、これを実現するための重要な第一歩は、現場スタッフのエクスペリエンスを向上させるためのデジタルツールを提供することです。


- Google Workspace アジア太平洋地域ディレクター Heather Emslie
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