Google Maps Platform を利用して、よりサステナブルな未来を目指す 4 つの組織
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2023 年 4 月 22 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
個人の行動が時には大きな違いを生むことがあります。Google は、プロダクトとテクノロジーの継続的な開発を通じて、よりサステナブルな生活に向けた取り組みを続けるあらゆる人々をサポートしています。企業や団体は、Google Maps Platform を利用して現実の世界を可視化し理解することで、意思決定を早め、重要なオーディエンスの意識を高め、サステナブルな選択肢が選びやすくなるような情報を提供できるようになります。
Google は、プロダクトと機能の提供を通じて、サステナビリティに関連する世界中のさまざまなユースケースをサポートできることを誇りとしています。ここではアースデイを記念して、Google Maps Platform を利用して教育、啓発、保護、および措置を行う組織をいくつかご紹介します。
iNaturalist
Skytruth
SkyTruth は、リモート センシング、衛星画像、デジタル マッピングを使って、環境に対する脅威について人々に注意を喚起しています。効果的な視覚化を行うことで、環境に大きな影響を及ぼす出来事に対する注意や、前向きな変化を世界に向けて促しています。SkyTruth は、衛星画像と高度なデータ分析手法を用いて、環境を損なう行為を明らかにし、ほとんどの場合目で見ることができないその影響を可視化し、測定可能かつ対処可能なものにします。
SkyTruth の専門家チームは過去 20 年間にわたり、環境保護支持者、研究者、ジャーナリスト、政府機関と緊密に連携して新たなツールと手法を開発し、地球上で最も大きな環境問題に対処してきました。
Rails-to-Trails Conservancy
Rails-to-Trails Conservancy は、かつての鉄道の廃線や軌道を利用して全米に歩行者用通行路のネットワークを作り、通行路をつないで場所を健康意識の高い人向けの場所を構築し、人々の健康を増進することを目的としています。2006年、Rails-to-Trails Conservancy は Google Maps Platform を利用して、ウェブサイト TrailLink.com 上に対話型マップを公開しました。TrailLink は、歩行者用通行路を探すことを目的とした Rails-to-Trails のウェブサイトで、TrailLink モバイルアプリと対になるものです。公開以来、これまでに 58,000 km を超える多目的歩行者用通行路をマップ上に記載しています。
カリフォルニア在来植物協会
カリフォルニア在来植物協会では Calscape を開発して、州内の特定の場所においてどの植物が本当の在来種なのかを示すことで、カリフォルニアの人々が自然の再生と水資源の保護を行うことを促進しています。これは、入手したい植物、その植物を入手できる場所、そしてその育て方を知るのに役立っています。
Google Maps Platform を使った情報の視覚化、現実世界の理解、よりサステナブルな未来に向けた対処を行う方法に関する詳細は、ウェブセミナーを「サステナビリティに関する Google Maps Platform の利用方法」ご覧ください。
- Google Maps Platform 編集長 Liz Santos Davidoff