インフラ モダナイゼーション

公式リリース: Google Distributed Cloud Edge の一般提供を開始

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※この投稿は米国時間 2022 年 4 月 1 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Google は昨年、エッジでワークロードを実行可能にする、フルマネージド ハードウェアとソフトウェアのポートフォリオ Google Distributed Cloud(GDC)を発表しました。そして本日、Google Distributed Cloud Edge Appliance を含む Google Distributed Cloud Edge の一般提供を開始したことをお知らせいたします。

GDC Edge は、お客様が 5G コアや無線アクセス ネットワーク(RAN)機能をエッジで実行できるようにするとともに、以下のようなエンタープライズ アプリケーションのユースケースをサポートします。

  • 動画と AI を利用した異常検知による製造現場での不良品の削減

  • ロボットを利用したリアルタイム在庫による次世代型小売店の実現

  • センサーを利用した自動車の運転効率の向上

  • センシティブ データをクラウドに転送する前のローカルでのスクラブ

本日の発表で Google は、(1)ラックベース構成、(2)GDC Edge Appliance という 2 つのフォーム ファクタを持つ、独自のハードウェア オプションを提供することもお知らせいたします。

  • ラックベースの構成には、ラック、サーバー 6 台、トップオブラック スイッチ 2 台、ケーブル、光学製品が含まれ、AC または DC 電源のいずれかで構成できます。このオプションは、米国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、フィンランド、英国で利用できます。Google Distributed Cloud Edge はフルマネージドであるため、お客様はワークロードに集中できる一方、Google は GDC Edge をリモートでモニタリング、保守し、最新のソフトウェア アップデートのインストール、構成の問題の解決、セキュリティ体制の維持、さらにはお客様の構内の GDC Edge ハードウェアの交換などを行います。詳細については、Google Distributed Cloud Edge のドキュメントをご覧ください。

  • GDC Edge Appliances は、帯域幅やレイテンシの制限により、カメラやセンサーなどのデバイスデータをクラウド データセンターで処理できない場合に適しています。このアプライアンスは、そうしたデバイスから送信される大量のデータを迅速に処理し、安全に保存する必要がある遠隔地でのデータの収集、分析、処理を簡素化します。また、お客様の倉庫、店舗、車両に設置されたカメラやセンサーから生成されたデータを保存したり、ML 推論、集約、カスタム ロジックを使用してデータをローカルで処理するコンテナ化されたアプリケーションを実行したりできます。Edge Appliance には、軽量かつ堅牢な 1U のサーバー、RAID ベースのローカル NFS ストレージ、セキュリティのための TPM、オプションの NVIDIA® GPU が含まれます。詳細については、Google Distributed Cloud Edge Appliance のドキュメントをご覧ください。

これまでにない方法でお客様のニーズに対応

信頼できるパートナーと GDC Edge に投資することで、CSP ネットワークとエンタープライズ企業の両方のニーズを前例のない方法で満たすことができます。最新のパートナーには、5G コア ネットワーク機能に GDC Edge をデプロイしている Bell Canada と、企業にエッジサービスを提供している Verizon の 2 社があります。さらに、AT&TReliance JIOTELUSIndosat Ooredoo など、世界中の企業とのパートナーシップも発表し、エンタープライズ企業の複雑なニーズに応えています。

エッジでの創造と革新を可能にするのは、一企業ではなく、オープンで活気のあるエコシステム ベースのアプローチによる開発です。Google はオープンであることを自負しており、オープンソースへの注力と Android エコシステムから得た学びをエッジに活かしています。また、幅広い ISV パートナー エコシステムと連携して、GDC Edge 上でワークロードを実行し、エッジビジョン、機械学習、人工知能ソリューションを統合しています。Google は、このコミュニティからもたらされる各業界の専門知識とイノベーションに感銘を受け、より多くの ISV が GDC Edge のエコシステムに加わることに期待しています。

エッジでのデジタル トランスフォーメーション

エッジ コンピューティングは、企業がデジタル トランスフォーメーションを加速、実現させる強力な手段となっていますが、多種多様なエッジ ロケーションに最適なアプローチを見つけることは大変です。フルマネージド ハードウェアとソフトウェアの包括的なポートフォリオを備えた Google Distributed Cloud では、Google の AI および分析ソリューションを、お客様のデータが生成、使用される場所の近くで提供できるため、デプロイ全体でリアルタイムの分析情報を活用できます。一方、クラウドを基盤とするコントロール プレーンの Anthos は複数の環境で一貫した管理エクスペリエンスを提供し、Google の世界規模のインフラストラクチャはお客様の環境に最高レベルのパフォーマンス、可用性、セキュリティ、持続可能性をもたらします。

GDC Edge の詳細とリクエストについてはこちら、GDC Edge Appliance についてはこちらをご覧ください。


- インフラストラクチャ担当バイス プレジデント兼ゼネラル マネージャー Sachin Gupta