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Google Cloud

シリコン スロープ向けにソルトレイクシティ リージョンを新たに開設

2020年3月12日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2020 年 2 月 28 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

本日、ソルトレイクシティに最新の Google Cloud Platform リージョンが開設されます。米国西部では 3 番目、米国内では 6 番目のリージョンであり、これでリージョンの数は全世界合計で 22 となります。

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シリコン スロープ向けのリージョン

ユタ州のシリコン スロープは、最先端を走るデジタル企業の多くが拠点としている地域です。Google Cloud のお客様にご利用いただけるようになったソルトレイクシティ リージョン(us-west3)は、迅速なイノベーション、高パフォーマンス アプリケーションの構築、地域の顧客への最適なサービス提供に必要なスピードと可用性を提供します。さらに、既存のロサンゼルス リージョンとオレゴン リージョンを含む米国西部全域でワークロードを柔軟に分散できます。

ソルトレイクシティ リージョンでは、3 つのゾーンに即時アクセスして高可用性ワークロードを処理でき、プロダクトの標準セット(Compute Engine、Kubernetes Engine、Bigtable、Spanner、BigQuery)も提供されます。ソルトレイクシティ リージョンは、Google のプライベート バックボーンによりグローバル ネットワークと迅速かつ
安全に接続されます。また、Cloud Interconnect を使用して、お客様のオンプレミス ワークロードをソルトレイクシティ リージョンに統合することもできます。これにより、ソルトレイクシティを拠点とするお客様は自らの拠点に近いリージョンからグローバルに展開することが可能になり、このリージョン外を拠点とするお客様はマウンテンウエスト地域にいるユーザーに簡単にリーチできるようになります。

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ソルトレイクシティ リージョンで利用可能なサービスの一覧については、クラウド ロケーションのページをご参照ください。

お客様の声

ソルトレイクシティには、医療、金融サービス、IT などの業界が投資しています。これらの業種の組織は Google Cloud を採用することで、迅速にイノベーションを行い、非常に複雑な課題を解決しています。

テクノロジー プラットフォームとデジタル決済の大手企業である PayPal は、決済インフラストラクチャの主要な部分をソルトレイクシティ リージョンに移行しています。PayPal での Google Cloud の導入について詳しくは、本日のプレスリリースをご覧ください。 

クラス最高級の小売カスタマー エクスペリエンスを提供する、創業 20 年のテクノロジー企業である Overstock は、エンタープライズ クラウド環境が実現するかなり前から積極的にテクノロジーを活用していました。 

同社の CTO を務める Joel Weight 氏は、次のように述べています。「自社製のインフラストラクチャは、クラウドが登場する前の時代に構築されたので、アップグレードする必要がありました。クラウド パートナーの選定にあたっては、当社の業種とグローバル カスタマー ベースを考慮して条件を設定しました。Google のシステムを利用することで、サイト全体のパフォーマンスを維持しながらレガシー システムを更新し、パブリック クラウドとプライベート クラウドを組み合わせたカスタム ハイブリッド クラウドを構築できました。この新しいリージョンによって、今後、高可用性、低レイテンシ、ビジネス継続性の向上、サービス品質の改善をさらに実現できると期待しています。」 

ソルトレイクシティを拠点とし、創薬の産業化に取り組んでいるデジタル バイオロジー企業の Recursion は、新薬の発見と開発にかかる時間を 10 分の 1 に減らす創薬プラットフォームを構築するために、プライマリ パブリック クラウド プロバイダとして Google Cloud を選択しました。 

同社の最高技術責任者である Ben Mabey 氏は、次のように述べています。「Google Cloud がこの地域に継続的に投資していることは、ソルトレイクシティが影響力の大きいテクノロジー ハブと見なされていることを明確に示しています。この新しいクラウド リージョンにより、当社のような企業は高速でスケーラブルなコンピューティング インフラストラクチャにアクセスして、顧客により良いサービスを提供できます。Google を利用することで開かれる可能性に期待しています。」

ユタ州ドライパーに本社を置く、データ保護およびデータリカバリ プロバイダの StorageCraft は、ビジネスの成長に合わせ、将来を見据えたデータ保護およびデータリカバリ製品のクラウド サービス ポートフォリオを構築するために、Google Cloud を導入する予定です。 

同社でエンジニアリング部門のバイス プレジデントを務める Jawaad Tariq 氏は、次のように述べています。
「当社のサービスと成長戦略の中心となっているのが StorageCraft Cloud Solutions です。ビジネスの拡大に合わせて、当社のパートナーとお客様のために、ソリューションのパフォーマンスを最適化するテクノロジーを導入し続ける予定です。本社に近い Google Cloud を利用することによって、高パフォーマンスのクラウド サービスで当社のサービスのキャパシティを簡単にスケールできます。これは、常にデータを保護し、アクセス可能かつ最適化された状態に保つために StorageCraft ソリューションを利用する当社のパートナーとお客様から求められる重要な要件です。」 

今後の予定

ソルトレイクシティに開設された新しいクラウド リージョンを利用して、Google のプラットフォームでソリューションを構築するお客様のお手伝いができることを楽しみにしております。今年開設を予定している他のリージョンにもご期待ください。米国では次にラスベガス リージョンを開設する予定です。Google Cloud の利用を開始するには、営業担当者にお問い合わせください

- By 米国西部 / 南カリフォルニア地域ディレクター Jennifer Chason、プロダクト マネージャー Davis Hart

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