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多彩な機能を低料金で提供: Cloud SQL の確約利用割引

2020年6月25日

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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2020 年 6 月 24 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

クラウドの利用料金を抑えるために、高度な予測モデルを導入したり、財務リスクを負ったりする必要はもうありません。本日より、Cloud SQL の確約利用割引の提供を開始いたします。確約利用割引は、使用量が予測可能で安定している場合に適しており、データベース環境の変化にも柔軟に対応できます。Cloud SQL の確約利用割引では、1 年間のコミットメントの場合はオンデマンド料金に対し 25% 割引、3 年間のコミットメントの場合はオンデマンド料金に対し 52% 割引となります。

確約利用割引は、以下のように柔軟性の高い割引サービスです。

前払いは不要
MySQL、PostgreSQL、SQL Server インスタンス間で共有可能
異なるサイズのマシン間で完全に移行可能

このような高い柔軟性によって管理オーバーヘッドが軽減されるため、作業時間を短縮できます。また、より多くのリソースがプールされて使用率が高まるため、費用を最大限に削減できます。

購入前にどの程度のメリットを得られるかを試算するには、Google Cloud のお支払いコンソールの [コミットメントを購入] ダイアログに組み込まれている計算ツールをご利用ください。次に例を示します。

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Google では、オンデマンド料金体系の簡素化にも取り組んでいます。Cloud SQL で以前提供していた継続利用割引は、月間のご利用時間が一定の割合を超えた場合にインスタンスの料金が自動的に割り引きされる仕組みでした。本日より、正規料金を以前の継続利用割引料金にまで引き下げます（継続利用割引は廃止となります）。これにより正規料金は、ご利用状況に関係なく、オンデマンドの最低料金となります。新たに導入される確約利用割引は、この新しい正規料金に適用されます。

シンプルで柔軟な料金体系

確約利用割引は、リソースの構成方法やご使用のデータベースに関係なく、期待どおりの費用削減が実現するように設計されています。1 年間または 3 年間、特定の使用量を確約していただき、ご利用料金はオンデマンド料金の 1 時間あたりの料金に基づいて計算されます。Cloud SQL の確約利用割引は、ライセンス、ストレージ、ネットワーキングには適用されません。ただし、この割引は、確約されたリージョンでご利用のすべての Cloud SQL データベースインスタンスの CPU とメモリの使用量に適用されます（共有 CPU マシンタイプ（db-f1-micro と db-g1-small）は対象外です）。この割引はさらに、Cloud SQL でサポートされているすべてのデータベース（MySQL、PostgreSQL、SQL Server など）の使用にも適用されます。

確約利用割引は、リージョン内の Cloud SQL インスタンスの使用量の合計に自動的に適用されるため、手動で変更や更新を行うことなく、予測可能な低料金での利用が可能になります。この柔軟性により作業時間が短縮されるだけでなく、コミットメント全体で高い使用率を実現することで費用を節約できます。高度な予測モデルを導入する必要はなく、リソース構成に制約が課されることもありません。

たとえば、複数の Cloud SQL for SQL Server データベースインスタンスを 1 か月間実行し、vCPU とメモリの合計使用料金が $10,000 だったとします。翌月、これらのインスタンスの一部を Cloud SQL for PostgreSQL に移行し、インスタンスのサイズを変更しました。データベース環境のフットプリントが異なっていても、リソースの合計使用料金が $10,000 のままであれば、どちらの月にも同じ割引が適用されます。