Google Cloud の最新データセット
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2021 年 9 月 1 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
編集者注: Google Cloud のデータセット ソリューションを使用することで、拡大を続ける最新のデータセット リソースにアクセスし、分析力と ML モデルをサポートおよび強化できます。また、頻繁に更新されるデータセットを最大限に活用するためのベスト プラクティスを活用できます。このブログでは、新しいデータセットやお知らせを定期的に更新していきますので、ぜひこのリンクをブックマークして頻繁にチェックしてください。
2021 年 8 月
新データセット: Google Cloud リリースノート
ドキュメント、XML フィード、Cloud Console 以外でGoogle Cloud リリースノートにアクセスする新しい方法をお探しですか?ぜひ Google Cloud リリースノートのデータセットをご覧ください。このデータセットには、一般提供しているすべての Google Cloud プロダクトの最新のリリースノートが含まれており、BigQuery を使用してすべてのプロダクトのリリースノートをプログラムで分析し、セキュリティ情報の更新、修正、変更やリリースされた最新機能を確認できます。
2021 年 7 月
ベスト プラクティス: Google トレンドのデータを活用して一般的なビジネスニーズに対応する
Google トレンドのデータセットは、Google が所有する検索データを Google Cloud のデータセットに初めて追加するものです。Google トレンドのデータを利用すると、ユーザーは Google 検索全体における特定のトピックや検索キーワードへの関心を、米国全土から都市にいたるさまざまなレベルで測定できます。データセットの詳細はこちらを、Looker ダッシュボードの詳細はこちらをご覧ください。これらのテーブルは、それ自体が非常に価値のあるものですが、他の実用的なデータと組み合わせることで、チームにとってまったく新しい可能性の扉を開くことができます。Google トレンドのデータを使った情報に基づく意思決定の方法については、こちらをご確認ください。
新データセット: COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のワクチン接種に関する検索インサイト
米国中で COVID-19 のワクチン接種について高い関心が寄せられているため、このデータセットには COVID-19 ワクチン接種に関する検索結果を集約化および匿名化したトレンドが示されています。公衆衛生当局が公衆教育キャンペーンの設計、ターゲティング、評価を行う際に役立ちます。こちらのインタラクティブ ダッシュボードで、地域ごとの COVID-19 ワクチン接種に関するトピックの検索結果を確認できます。
2021 年 6 月
新データセット: 2021 年 Google ダイバーシティ年次報告書
2014 年以降、Google は従業員のダイバーシティに関するデータを開示してきました。これは、Google のようなテクノロジー企業が直面している少数派コミュニティの採用や定着率に関する課題について、公平かつ透明性を保つ努力の一環として行っているものです。このデータをよりアクセスしやすく便利なものにするために、今回初めて BigQuery に読み込みました。Google ダイバーシティ年次報告書の閲覧と詳細については、こちらをご確認ください。
新データセット: Google トレンドの上位 25 件の検索キーワード
Google 検索で最も人気が高く急上昇しているキーワードが一般公開データセットとして BigQuery 内で利用可能になりました。Google トレンドの直近 30 日間の上位 25 件の検索キーワードと上位 25 件の急上昇キーワードが、米国の 210 か所の指定マーケット エリア(DMA)における過去 5 年間のデータも含めて表示されます。詳細についてはこちらをご覧ください。
新データセット: COVID-19 のワクチン接種会場へのアクセス
このデータセットには、COVID-19 のワクチン接種会場への移動時間を数値化した指標が含まれており、公衆衛生当局、研究者、医療従事者がアクセスの不十分な地域を特定し、対策を講じ、問題点を調査するのに役立ちます。こちらから、このデータが数多くの新しいツールでどのように活用されているかご覧ください。
(画像提供: Vaccine Equity Planner、https://vaccineplanner.org/)
ベスト プラクティス: BigQuery の一般公開境界データセットを活用した地理空間分析
地理空間データは、包括的な分析戦略にとって欠かせない要素です。地理空間パラメータを使用してデータを可視化するにしても、顧客の分布や近接地について詳細な分析やモデリングを行うにしても、たいていの組織はなんらかの地理空間データを使用します。たとえば、お客様の郵便番号、店舗の場所、配送先住所などがそうです。ところが、地理データをさまざまなレベルでの分析、集計のために適切な形式に変換することは、困難な場合があります。この投稿では、Google Cloud Platform を Google Cloud 一般公開データセットと一緒に活用して、地理データに強固な分析を実施する方法をいくつか例を挙げてご紹介します。詳細についてはこちらをご覧ください。
メタデータを取得して BigQuery サンドボックスを試す
Google の数多くのデータセットと事前構築済みソリューションについて学習し、クエリを開始する準備が整いました。完全なデータセットのディレクトリとすべてのメタデータは、g.co/cloud/marketplace-datasets で確認できます。無料の BigQuery サンドボックス アカウントか、$300 相当のクレジットがご利用いただける Google Cloud の無料トライアルでデータを詳しく研究してください。
-Google Cloud データセット担当責任者 Michael Hamamoto Tribble
-Google Cloud プロダクト マーケティング担当 Soleil Kelley