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Chrome Enterprise

ChromeOS で医療提供をモダナイズ

2023年3月13日
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Google Cloud Japan Team

ChromeOS で患者のエクスペリエンスを改善し、医療従事者の生産性、モビリティ、コラボレーションを強化

※この投稿は米国時間 2023 年 3 月 1 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

大きな転換期を経た医療機関は、日々進化するサイバー攻撃、限られた予算、人手不足に悩まされながらも、患者のエクスペリエンスを改善し、医療従事者の生産性、モビリティ、コラボレーションを強化するためにイノベーションを続けています。

これらのニーズに対処するために、ChromeOS は、最新の医療アプリやツールと統合された、安全で管理しやすいサステナブルなデバイスを提供しています。大手調査会社 IDC による最近の調査では、ChromeOS のユーザーは 3 年間の運用費用を 44% 削減しながら、セキュリティ攻撃を 24% 減少させています1。

このたび、Google は業界をリードする ID およびアクセス管理プロバイダ、Imprivata とのパートナーシップを拡充するとともに、最高水準のプロバイダである athenahealth、CareCloud、eClinicalWorks、Flatiron、PointClickCare、Practice Fusion と新たに提携を結ぶこととなりました。

医療従事者のワークステーション

Imprivata との提携により、医療従事者は ChromeOS を使って、共有デバイスですばやく、簡単かつ安全にログインとログアウトができるようになります。病室を行き来する医療従事者にとって、ログインとログアウトの作業は時間がかかり、ストレスを伴うこともあるでしょう。しかも、デバイスでログインとログアウトが正しく行われなければ、患者データが流出して、セキュリティとコンプライアンスのリスクにつながる可能性があります。Imprivata と ChromeOS なら、ログイン プロセスが簡素化され、医療従事者は時間を節約できるうえ、IT 部門のオーバーヘッドを増加させることなく患者データの安全が確保されます。実際に、Imprivata OneSign によって、医療従事者は 1 回のシフトあたり最大 45 分間の節約を実現しています2。

医療従事者は、Citrix や VMware など、仮想化のための Chrome Enterprise Recommended ソリューションのプロバイダを介して、重要なデータとアプリケーションに安全にアクセスできます。

あらゆる医療機関に最適なデバイスと周辺機器

医療従事者がより優れたエクスペリエンスを患者に提供するには、現場でもリモートでも、マウス、キーボード、モニター、ウェブカメラ、ヘッドセット、スキャナ、バッジリーダー、音声入力用マイク、ラベルプリンタなどのデバイスを補完する適切なツールが必要です。Zebra、rf Ideas、HID、富士通、Philips といった大手プロバイダは、さまざまな周辺機器を提供することで、ChromeOS を使用する医療従事者のユースケースを支援しています。

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上の画像は、ChromeOS で使用できるさまざまな周辺機器です

医療アプリとツールのエコシステム

組織が ChromeOS で最適に稼働するアプリを見つけられるよう、Google は Chrome Enterprise Recommended のための新たな「医療従事者」ソリューション トラックを開始しました。Chrome Enterprise Recommended は、Chrome との互換性を検証済みの、最高水準のサードパーティ ソフトウェアを提供するパートナー プログラムです。

これまでは AMFM の高齢者介護センターで新しいアプリが導入されるたびに、何か月もかけて技術的なロールアウトの計画やハードウェアの選択の評価を行い、介護士が迅速に導入できることを願ったものです。現在は、「ChromeOS デバイスでうまく利用できるか」と「ウェブベースであるか」を確認するのみで、(たいていの場合がそうであるように)どちらの答えも「はい」であれば、ハードウェアの購入や従業員のトレーニングやその他のストレスの多い業務がなくなります。

American Medical Facilities Management、最高情報責任者 David Anderson 氏

現在、Google は athenahealth athenaOne®3、CareCloud TalkEHR、eClinicalWorks、Flatiron OncoEMR®、Imprivata OneSign、PointClickCare Core EHR Platform、Practice Fusion とのパートナーシップを開始しています。

これらのパートナーは、入院診療と外来診療、長期ケア、腫瘍学、行動療法といった医療分野において、患者の健康情報へのアクセス管理を得意としています。新しいソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。
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上の画像は、Chrome Enterprise Recommended パートナーのロゴです

医療組織で ChromeOS を導入

医療従事者におすすめの幅広い ChromeOS デバイスについては、最新版の ChromeOS 案内ガイドをご覧ください。ChromeOS Device Selector から直接ご購入いただくこともできます。今すぐ ChromeOS の使用を開始するには、お問い合わせください

1 IDC Business Value Snapshot、Google ChromeOS 後援、The Business Value of ChromeOS、ドキュメント番号 US50055223、2023 年 1 月

2 Imprivata

3 athenaOne® からの Chrome ブラウザでの使用を検証済み


- ChromeOS、グループ プロダクト マネージャー Tony Ureche
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