Google Cloud による内製化支援
Google Cloud Japan Team
インターネット、スマートフォンの普及により、また新型コロナウイルス感染拡大を契機に企業の DX 推進が加速しており、顧客体験の向上が求められています。
これにより、市場の変化に迅速に対応するために、アジャイル開発により、クラウドを利用した内製開発の意向が高まっています。
一方で、これまでシステム開発を外注していた企業にとっては、社内にエンジニアが少なく、また組織や文化に課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか。このような状況で、クラウドの活用や、システムの内製開発を進めるにはどうすればいいのか、Google Cloud によるシステム開発の内製化のポイントについて説明します。
利用しているサービス:Cloud Run, Cloud Functions, Cloud Firestore, Google Kubernetes Engine, Cloud Pub/Sub, Operations
利用しているソリューション:
サーバレス
アプリケーションのモダナイゼーション
デベロッパーツール
コンテナ
Google Cloud が提供する 開発支援ワークショップ「Tech Acceleration Program」
Google Cloud は、将来的な開発内製化を目指す企業や組織のために、チームの皆さんで参加いただける「Tech Acceleration Program」を用意しました。このプログラムは、より迅速で効率的なアプリケーション開発を体験いただける、数日間で完結するアジャイル型のワークショップです。
開発予定のアプリケーションのプロトタイプ開発や、最適なアーキテクチャ設計など、それぞれのお客様に合わせた内容で実施します。
また、Google Cloud 六本木オフィスに、Tech Acceleration Program を実施するスペースを開設しました。
アーキテクチャ設計サポート
新規システムのアーキテクチャ設計、または、既存システムを再設計する支援を実施します。お客様のビジネス課題や、実現したいことをヒアリングさせて頂き、ユースケースをベースに、最適なアーキテクチャを一緒に考える支援をさせて頂きます。最終的に目指したいあるべき姿を目指し、取り組みを進めていく上で、無償、有償含めた継続的な支援の提案をさせて頂きます。
対象者
プロダクト全体のアーキテクチャや、複数チームのデータ連携フローなどを理解しているアーキテクト
アウトプット
ビジネス課題、データ連携などを整理した図
課題を解決するための、理想のアーキテクチャ図
継続的な支援内容のプランニング
アジェンダ
現状のヒアリング、プランニングの実施
ビジネス課題と解決のストーリー作成
現在のデータフロー、アーキテクチャの整理
課題を解決するための議論
継続的な支援についての議論
ソフトウェア・プロトタイピング・サポート
実際に開発予定のお客様アプリケーションに関するプロトタイプを、Google Cloud のエンジニアが Google Cloud のプロダクトを利用して開発するご支援を提供します。要件の確認などソフトウェア開発を行う際のプランニングや、アーキテクチャ設計を一緒に行いますので、プロダクトの理解が高まります。実際にお客様自身のシステムやデータを利用し、自身でプロトタイプ開発を行いますので、支援後も円滑に開発を進めることができます。
対象者
アプリケーション基盤の意思決定者、テックリード
内製開発を行うエンジニア
アウトプット
開発するシステムのアーキテクチャ図の作成
お客様自身で開発された、Google Cloud を利用した
システム(プロトタイプ)
アジェンダ
プランニングの実施
構築するシステムの方向性について議論
方向性確定後、利用するプロダクトの説明
お客様自身で開発を進める(with Google サポート)
今後についての議論
お客様の課題に応じた、内製化支援パートナーのサポート プログラム
また以前、日本企業のデジタル トランスフォーメーションを支える Google Cloud の内製化支援パートナーのご紹介 で紹介したように、Google Cloud のシステム開発内製化支援パートナーにより、6 つのステップで、Google Cloud パートナーが、システムの内製化を支援します。さらに Google Cloud を利用した内製化に興味のある方へ
Google Cloud では、内製化をテーマとしたイベントを開催しています。Google Cloud のプロダクトに関する Tips や最新情報、お客様事例、パートナーによる支援内容など、興味をいただけるコンテンツを用意していますので、ぜひご覧ください。