割り当てと上限

このドキュメントでは、Batch に適用される割り当てとシステムの上限について説明します。

  • 割り当ては、使用できるカウント可能な共有リソースの量を指定します。割り当ては、Batch などの Google Cloud サービスによって定義されます。
  • システムの上限は固定値で、変更できません。

Batch ジョブは Compute Engine リソースで実行されるため、Batch にも Compute Engine の割り当てと上限が適用されます。バッチジョブが他の Google Cloud サービスも使用している場合は、それらのサービスの割り当ても適用されます。割り当てまたは上限を超えようとすると、エラーが返されます。詳細については、割り当てを操作するをご覧ください。

Batch には、他の Google Cloud サービスの割り当てと上限に加えて、次の割り当てと上限があり、これらは変更できません。

リクエストの割り当て

バッチ リクエストには次の上限が適用されます。これらの上限は Google Cloud Console などで割り当てとして表示されますが、引き上げることはできません。

上限
1 リージョン 1 分あたりのエージェント リクエスト数 30,000
1 分、1 リージョンあたりのミューテーション リクエスト数 6,000
1 リージョン 1 分あたりの読み取りリクエスト数 15,000

ジョブの上限

バッチジョブには次の上限が適用されます。

上限
タスクグループあたりのタスク数 100,000
ジョブあたりの並列タスク数 5,000
単一ゾーン ジョブあたりの同時実行 VM* 2,000
マルチゾーン ジョブあたりの同時実行 VM* 4,000
自動障害が発生するまでの最大実行時間 14 日

* ここでのシングルゾーン ジョブマルチゾーン ジョブという用語は、ジョブの VM に対して許可されているゾーン数を表します。ジョブのロケーションのゾーンとは異なる場合があります。詳細については、Batch のロケーションをご覧ください。