オンライン転送を準備する

オンライン転送は初回使用時に設定する必要があります。初期設定後の後続の転送では、この手順は必要ありません。

API を有効にする

オンライン転送の初回設定を完了するには、Google Cloud 管理者が次の操作を行う必要があります。

  1. Google Storage Transfer API を有効にします。

    API を有効にする

    1. API を有効にするプロジェクトを確認し、[次へ] をクリックします。

    2. [有効にする] をクリックします。

  2. Pub/Sub API を有効にします。

    API を有効にする

    1. API を有効にするプロジェクトを確認し、[次へ] をクリックします。

    2. [有効にする] をクリックします。

Storage Transfer Service サービス エージェントを構成する

「Google Transfer Appliance Preparing Bucket」 というタイトルのメールで、サービス エージェントが指定されています。次のような形式です。

project-IDENTIFIER@storage-transfer-service.gserviceaccount.com

プロジェクトの Storage Transfer Service サービス エージェントに次のロールを付与します。

  • Pub/Sub Editor

転送先バケットに対する Storage Transfer Service サービス エージェントに次のロールを付与します。

  • Storage Admin

ユーザーが管理するサービス アカウントを作成して構成する

  1. プロジェクトでユーザー管理のサービス アカウントを作成します

  2. プロジェクト上のユーザー管理サービス アカウントに次のロールを付与します。

    • Pub/Sub Editor
    • Storage Transfer Admin
    • Monitoring Metric Writer: Cloud Monitoring を有効にする場合。
  3. 宛先バケットのユーザー管理のサービス アカウントに、次のロールを付与します。

    • Storage Admin

サービス アカウントが構成されたら、サービス アカウント キーを準備します。

  1. ユーザーが管理するサービス アカウントのサービス アカウント キーを作成します。この鍵は作成時に作成されます。再度ダウンロードすることはできません。

  2. キーの名前を key.json に変更し、安全な場所に保存します。

  3. アプライアンスが受領されたら、アプライアンスの /tmp ディレクトリに key.json をアップロードします。