Cloud Scheduler を設定するには、次の手順を使用します。一部のツールがすでにインストールされている場合があります。
gcloud CLI をインストールして構成する
サービスの
gcloud
コンポーネントを追加します。gcloud components install
すべてのコンポーネントを更新します。
gcloud components update
gcloud
を使用してプロジェクトを作成する
既存のプロジェクトがあれば、そのプロジェクトを使うこともできます。
gcloud CLI をインストールしたマシンでターミナルを開き、Google Cloud プロジェクトを作成します。
gcloud projects create PROJECT_ID
PROJECT_ID は、作成するプロジェクトの ID です。 プロジェクト ID は小文字で始まる必要があり、小文字の ASCII 文字、数字、ハイフンを使用できます。6〜30 文字でなければなりません。
選択したプロジェクトを使用するように
gcloud
を構成します。gcloud config set project PROJECT_ID
PROJECT_ID は前のステップで設定した ID です。
必要に応じて gcloud
を使用して App Engine アプリを作成する
App Engine HTTP ターゲットを使用する場合は、プロジェクトに App Engine アプリが必要です。このアプリは、Cloud Scheduler サービスとハンドラ自体の両方のロケーションとして機能します。プロジェクトにない App Engine ハンドラを使用する場合は、代わりに HTTP ターゲットを選択する必要があります。この場合、プロジェクトに App Engine アプリは必要ありません。
アプリを作成するには:
gcloud app create [--region=REGION]
ここで、REGION は、アプリが実行されるロケーションです。App Engine コマンドで
europe-west
およびus-central
と呼ばれる 2 つのロケーションは、Cloud Scheduler コマンドではそれぞれeurope-west1
およびus-central1
と呼ばれます。次のコマンドで既存のアプリのリージョンを確認できます。
gcloud app describe
リージョンは
locationId
でリストされています。ロケーションはlocationId: us-central
のように表示されます。App Engine アプリのリージョンは、一度設定すると変更できません。
Google Cloud Console を使用して次の機能を有効にします。
これで、プロジェクトで Cloud Scheduler がサポートされるようになりました。