セルフホスト型インスタンスが Looker Action Hub の要件を満たしていない場合、セルフホスト型インスタンスで、Looker Action Hub のアクション、特にストリーミングされた結果のサポートまたは OAuth を使用するアクションを有効にできないことがあります。
この潜在的な問題に対する推奨される解決策については、アクションハブを介したデータの共有ドキュメント ページをご覧ください。
Dropbox アクションを使用すると、Looker から直接、データとダッシュボードを Dropbox ファイル ホスティング サービスに保存できます。Looker コンテンツは、迅速な 1 回限りのコンテンツ配信、または定期的なコンテンツ配信(スケジュールとも呼ばれます)で Dropbox に送信できます。
Dropbox に送信されるデータは 5,000 行に制限されています。
Looker で Dropbox アクションを使用するには:
- Looker 管理者は、Looker Action Hubで Dropbox の統合を有効にします。この手順は 1 回のみ必要です。
- Looker ユーザーが配信先として Dropbox を選択します。
Looker Action Hub で統合を有効にする
Looker 管理者は、アクションを構成して、ユーザーが Looker でデータを選択し、1 回限りのイベントまたはスケジュールで、Dropbox ファイル ホスティング サービスに送信できるようにします。
Looker でアクションを有効にするには:
- [管理者] パネルの [プラットフォーム] セクションの [アクション] ページに移動します。
- Dropbox アクションの横にある [有効] を選択して、Dropbox アクション ページを開きます。
- Dropbox アクション ページで、[有効] スイッチを選択してアクションを有効にします。
- [Save] を選択します。 Test Action のメッセージが表示されます。
これで、ユーザーが Dropbox のファイルやフォルダにデータを送信またはスケジュール設定できるようになりました。
Dropbox へのデータの配信
Looker でデータを選択して、1 回限りのイベントまたはスケジュールで Dropbox ファイル ホスティング サービスに送信できます。管理者が Dropbox の処理を有効にしている場合は、データの送信時やスケジュール設定時にオプションが表示されます。
Looker コンテンツを Dropbox に送信するには:
Explore または Look の送信またはスケジュール メニューで、データの転送先の下にある Dropbox を選択して、Dropbox 配信オプションにアクセスします。
ダッシュボードから送信またはスケジュール設定する場合は、ダッシュボードのその他メニューの [配信のスケジュール設定] オプションから、[配信先] で [Dropbox] を選択します。
[ログイン] を選択して、Dropbox ログインページを開きます。この操作が必要なのは 1 回のみです。以前に Looker から Dropbox にログインしたことがある場合は、ステップ 6 に進みます。
Dropbox ログインページで Dropbox アカウントにログインします。
各ユーザーは、Dropbox 統合を初めて使用するときに Dropbox アカウントにログインする必要があります。Dropbox アカウントにログインすると、Looker からログアウトしたり アカウントを変更したりできません。Looker のアクセスに適した Dropbox アカウントにログインしていることを確認します。Dropbox で Looker などのサードパーティ アプリケーションとの接続を解除するには、Dropbox のサードパーティ アプリを管理する方法のドキュメント ページをご覧ください。アカウントの接続解除または切り替えを行うと、Dropbox 統合で設定した既存の定期的なスケジュールが中断される可能性があります。
ログインしたら、Dropbox で Looker とのアカウント接続を完了するために [許可] を選択する必要があります。これにより、Dropbox アカウントの特定のフォルダに送信または配信のスケジュール設定が可能になります。このオプションを選択すると Dropbox ログインページが閉じ、Looker の [送信] または [スケジュール] メニューにリダイレクトされ、配信構成が完了します。
Looker の [送信] または [スケジュール] メニューで、[認証情報を検証] を選択して Dropbox の配信オプションを読み込みます。
[ファイルを保存するフォルダを選択] プルダウン メニューで、データ送信またはスケジュール配信を行う Dropbox フォルダを選択します。プルダウン メニューには、Dropbox の最上位フォルダが表示されます。
[名前を入力] フィールドに、データ配信のファイル名を入力します。配信用に既存のサブフォルダを指定することも、構文
name_of_subfolder/file_name
を使用してこのフィールドに新しいサブフォルダを作成することもできます。次に例を示します。- [ファイルを保存するフォルダを選択] プルダウン メニューでホーム フォルダを選択し、[名前を入力] フィールドに
Looker/Data Deliveries/Business Overview
と指定すると、Looker によって配信「ビジネスの概要」の名前が付けられ、Dropbox の Looker フォルダのデータ配信サブフォルダに保存されます。 - 指定したディレクトリが存在しない場合(この場合は
Looker/Data Deliveries
)、Looker によって作成されます。
- [ファイルを保存するフォルダを選択] プルダウン メニューでホーム フォルダを選択し、[名前を入力] フィールドに
配信の残りのオプションを構成します。
スケジュールの選択内容を保存するか、Look または Explore の 1 回限りの配信用に [送信] を選択します。ダッシュボードの場合は、すべての配信タイプで [保存] を選択します。