GDC Ready ストレージ パートナー
このページは、Google Cloud などの他のサービスとのストレージの接続や接続のサポートを行うストレージ スペシャリストを対象としています。Google Cloud のコンテンツで参照する一般的なロールとタスク例の詳細については、一般的な GKE Enterprise ユーザーロールとタスクをご覧ください。
GDC Ready ストレージ認定資格
Google Cloud では、ストレージ パートナーのシステムが Google Distributed Cloud(GDC)Ready 認定資格を取得するために満たす必要のある要件を次のように設定しています。Container Storage Interface(CSI)は、Kubernetes などの Container Orchestration Systems(COs)にブロック ストレージとファイル ストレージ システムを公開するためのベンダー非依存規格です。GDC Ready ストレージの認定資格により、ストレージ パートナーの CSI ドライバは、GDC(VMware またはベアメタル上)とパートナーのブロック / ファイル ストレージ システム間のシームレスな環境を提供します。
パートナーの CSI ドライバがプログラムの対象となるには、パートナーは以下の対象をサポートする必要があります。
- Kubernetes フレームワークを使用して、ストレージ CSI ドライバとその依存関係をデプロイする機能
- Kubernetes ネイティブ ストレージ API を介した Volume の動的プロビジョニングなど、現在お客様が必要とするコア機能
- Kubernetes のスケールアップとスケールダウンのシナリオにおけるストレージ管理機能
- ステートフル ワークロードのための永続ストレージを使用したワークロード ポータビリティ
VMware 用 Google Distributed Cloud(ソフトウェアのみ)の認定資格の場合、ストレージ パートナーは認定対象の vSphere のバージョンを選択できます。パートナーの認定マトリックスに特定のバージョンの vSphere がない場合は、パートナーにサポート状況を確認してください。
ベアメタル上の Google Distributed Cloud(ソフトウェアのみ)の認定資格の場合、ストレージ パートナーはその OS のサポート状況に応じて 1 つ以上のオペレーティング システムで認定を行っています。特定の OS またはバージョンが表示されない場合は、パートナーにサポートの有無を確認してください。
GDC Ready パートナーで、プログラムの詳細について確認できます。
GDC バージョン検証マトリックス
次の表に、デプロイ オプション(VMware またはベアメタル)別にストレージ パートナーと検証済みの GDC のバージョンを示します。パートナーを選択すると、ソリューションの詳細が表示されます。
ストレージ パートナー | GDC 1.16 | GDC 1.28 | GDC 1.29 | GDC 1.30 |
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Dell EMC | ||||
日立 | ベアメタル | ベアメタル | ベアメタル | |
NetApp | VMware ベアメタル |
VMware ベアメタル |
VMware ベアメタル |
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Portworx | VMware ベアメタル |
VMware ベアメタル |
VMware ベアメタル |
VMware ベアメタル |
Robin.io | ベアメタル | ベアメタル | ベアメタル | ベアメタル |
VMware | VMware | VMware | VMware | VMware |
GDC Ready ストレージ パートナー
Dell EMC
ソリューション | PowerStore 用 CSI ドライバ | ||||||||
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資格認定マトリックス |
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説明 | Container Storage Interface(CSI)仕様は、Kubernetes などの Container Orchestrator がストレージのプロビジョニングに使用できるインターフェースを提供するために設計されています。ストレージ ベンダーは、このベンダー非依存 Container Storage Interface を介してストレージ サービスを提供する仕様に準拠する CSI ドライバを実装します。 | ||||||||
ウェブページ | https://github.com/dell/csi-powerstore/ | ||||||||
ソリューション | PowerFlex 用 CSI ドライバ | ||||||||
資格認定マトリックス |
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説明 | Dell の PowerFlex CSI ドライバは、有効な Container Orchestrator(CO)と Dell PowerFlex Systems との間の標準化されたインターフェース(CSI 仕様)を実装します。これは Kubernetes にインストールされるプラグインであり、Dell ストレージ システムを使用する永続ストレージを提供します。PowerFlex 用の CSI ドライバは、静的プロビジョニング、動的プロビジョニング、ボリューム スナップショットの作成、削除、拡張などのエンタープライズ クラスの機能を提供します(これらに限定されません)。 | ||||||||
ウェブページ | https://github.com/dell/csi-powerflex
https://dell.github.io/csm-docs/docs/deployment/helm/drivers/installation/powerflex/ |
日立
ソリューション | Hitachi Storage Plug-in for Containers | |||||||||||||||||||||||
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資格認定マトリックス |
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説明 | Hitachi Storage Plug-in for Containers(HSPC)は、Docker、Kubernetes、Kubernetes CSI コンテナと、Hitachi Virtual Storage Platform(VSP)E シリーズ、F シリーズ、G シリーズのエンタープライズ クラスのハイブリッドおよびオールフラッシュ ストレージ システムを接続します。 HSPC は、ライブラリ、設定、コマンドを含むソフトウェア コンポーネントで、ステートフル アプリケーションを実行するためにコンテナの作成に使用できます。これを使用することで、ステートフル アプリケーションが、コンテナのライフサイクル終了後にデータを維持管理できます。Storage Plug-in for Containers は、Hitachi VSP シリーズのストレージからの永続ボリュームを備え、組み込みの高可用性を利用して、クラスタ内のホスト間でストレージ タスクをオーケストレートします。 |
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ウェブページ | https://docs.hitachivantara.com/v/u/en-us/adapters-and-drivers/3.14.x/mk-92adptr142 注: Hitachi Vantara のサポートサイトにアクセスするには、登録する必要があります。 |
NetApp
ソリューション | Kubernetes 用 CSI Trident | |||||||||||||||||||||||
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資格認定マトリックス |
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Trident は、SAN と NAS プロトコルを使用して SolidFire と ONTAP ソリューションで検証されています。 | ||||||||||||||||||||||||
説明 | Container Storage Interface(CSI)は、コンテナ オーケストレーターとストレージ システム間の通信を標準化するフレームワークを提供します。これは、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)Storage Special Interest Group(SIG)によって推進されているコミュニティの活動です。NetApp は、すべての主要な NetApp ストレージ プラットフォームにユニバーサル インターフェースを提供するとともに、Kubernetes ユーザーの永続ストレージの使用を簡素化するために Trident に CSI を実装しました。CSI は Trident バージョン 19.07 以降でサポートされており、netapp.io からダウンロードできます。 | |||||||||||||||||||||||
ウェブページ | https://netapp.io/2019/06/28/all-new-csi-trident/ | |||||||||||||||||||||||
注: | GDCV v1.28 用の NetApp を使用して、1.28.200-gke.111 以降にアップグレードする必要があります。 |
Portworx
ソリューション | CSI を使用した Portworx | ||||||||||||||||||||||||||||
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資格認定マトリックス |
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説明 | Kubernetes 用の Portworx Enterprise Storage Platform は、本番環境の Kubernetes でデータ量の多いアプリケーションの実行に必要なビジネス要件を解決するために、一から構築されます。Portworx Enterprise プラットフォームでは、スケーラブルでパフォーマンスの高いコンテナ ストレージ、Kubernetes バックアップと障害復旧、マルチクラウド オペレーション、データ セキュリティ、キャパシティ管理、コンプライアンスとガバナンスに対応するソリューションを提供しています。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ウェブページ | https://docs.portworx.com/operations/operate-kubernetes/storage-operations/csi/ | ||||||||||||||||||||||||||||
ReadWriteMany アクセスモードと Dataplane v2(DPv2) | VMware 上の Google Distributed Cloud(ソフトウェアのみ)で Dataplane V2 と sharedv4 サービス ボリュームを使用している場合は、次のクラスタ バージョンを使用することをおすすめします。
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Robin.io
ソリューション | ROBIN Storage | ||||||||||||||||||||||||||||
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資格認定マトリックス |
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説明 | ROBIN Cloud Native Storage は、高度なデータ マネジメント機能を提供し、Google Cloud 上の GKE や GDC などの Kubernetes ディストリビューションでネイティブに実行されるアプリケーション対応コンテナ ストレージです。ROBIN Cloud Native Storage は、ベアメタル パフォーマンスを提供し、Helm Chart や Operator を使用してデプロイされるステートフル アプリケーションの保護(Snapshot、Backups を使用)、安全性(Encryption を使用)、共同編集(Clone および push / pull ワークフローなどの git を使用)、移植性(Cloud Sync を使用)を実現します。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ウェブページ | https://docs.robin.io/ | ||||||||||||||||||||||||||||
ReadWriteMany アクセスモードと Dataplane v2(DPv2) | VMware の Google Distributed Cloud(ソフトウェアのみ)で Dataplane V2 と RWX ボリュームを使用する場合は、次のクラスタ バージョンを使用することをおすすめします。
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VMware
ソリューション | vSphere CSI ドライバ* | ||||||||||||||||||||||||||||
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資格認定マトリックス |
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* GDC がプリインストールされた VMware vSphere CSI は、GDC バージョン 1.7.x 以降で一般提供されています。VM の構成要件については、VMware の前提条件をご覧ください。 | |||||||||||||||||||||||||||||
説明 | VMware vSphere Container Storage Interface(CSI)は、Kubernetes 上のコンテナ化されたワークロードに vSphere ストレージを公開する out-of-tree 形式のプラグインです。このプラグインにより、VMware vSAN や他のタイプの vSphere ストレージが使用可能になります。すべてのストレージ プロビジョニング オペレーションで、VMware vCenter Server 上のクラウド ネイティブ ストレージ(CNS)コントロール プレーンと通信します。 | ||||||||||||||||||||||||||||
ウェブページ | https://cloud.google.com/kubernetes-engine/distributed-cloud/vmware/docs/how-to/using-vsphere-csi-driver |