このページでは、アクセスの透明性によって実現される AI アプリケーションのサポートの概要を説明します。
概要
アクセスの透明性では、お客様のコンテンツに Google の担当者がアクセスした際に取ったアクションが記録されたログが提供されます。
監査ログに組織のメンバーが Google Cloud プロジェクトのコンテンツにアクセスした時間が表示されるのと同様に、アクセスの透明性ログには Google の担当者がアクションを行った時間が表示されます。
AI アプリケーションでのアクセスの透明性の制限事項
Google の担当者による AI アプリケーションのデータへのアクセスはすべてログに記録されます。ただし、以下の場合を除きます。
マルチリージョン データストア: マルチリージョン データストアとアプリ(グローバルでないもの)を使用する必要があります。グローバル以外のロケーションの使用に関連する上限など、マルチリージョンの詳細については、AI アプリケーションのロケーションをご覧ください。
プレビュー機能に関連付けられたデータ: ドキュメントでは、プレビュー機能に免責条項が記載されています。 Google Cloud コンソールでは、プレビュー機能にプレビュー ラベルが付いています。
検索アナリティクス: アクセスの透明性ログには、Google の担当者がアナリティクス データを表示したり、アナリティクス データに対して操作を行ったりしたときの情報は記録されません。分析に関する一般的な情報(分析が無効になっている検索アプリの作成方法など)については、分析を表示するをご覧ください。
アクセスの透明性を有効にする
Google Cloud プロジェクトでアクセスの透明性を有効にするには:
プロジェクトが組織に存在することを確認します。アクセスの透明性を使用できるのは、組織内のプロジェクトのみです。
アクセスの透明性を有効にするの手順に沿って操作します。
次のステップ
アクセスの透明性ログについて学習する。
アクセスの透明性を使用するタイミングについて学習する。