今後数か月以内に、生成機能は会話エージェント(Dialogflow CX)コンソールからエージェント ビルダー コンソールに移行される予定です。現時点では、フローを参照する必要がある場合は、会話エージェント(Dialogflow CX)コンソールを使用する必要があります。
このガイドでは、Agent Builder コンソールの Vertex AI エージェントの機能について説明します。
左側のメニュー ナビゲーション
Vertex AI Agents ユーザー インターフェースには、次の左側のナビゲーション メニュー項目があります。
名前 | 説明 |
---|---|
エージェント | エージェント アプリのエージェントを作成、編集するために使用されます。 |
ツール | API やデータストアへの接続にはツールを使用します。 |
テストケース | シミュレータで作成されたテストケースを一覧表示して実行します。 |
会話の履歴 | エージェントとのすべてのやり取りに関する会話履歴を指定します。 |
統合 | 他の会話プラットフォームと統合します。 |
エージェント アプリの設定 | エージェント アプリ名、ロケーション、モデル、ロギングなどの設定を変更します。 |
ビルド済みエージェント | 一般的なドメインのエージェントの例です。 |
エージェント アプリを作成する
エージェント アプリを作成するには:
Vertex AI エージェント
- まだ行っていない場合は、会話エージェント(Dialogflow CX)の設定手順に沿って操作してください。
Agent Builder コンソールに移動します。
コンソールのプルダウンからプロジェクトを選択します。
API をまだ有効にしていない場合は、利用規約を読んで同意し、[続行して API を有効にする] をクリックします。
[新しいアプリを作成] または [新しいアプリ] をクリックします。
[エージェント] を選択します。
エージェント アプリの名前を入力します。
リージョンを選択します。
[作成] をクリックします。
エージェント アプリのエージェントのリストが表示されます。 [Create] をクリックして、エージェント アプリ用の新しいエージェントを作成します。
名前を入力します。
目標を指定します。
手順を指定します。
[例] タブをクリックしてから、[+ 例] をクリックしてエージェントの例を指定します。
会話履歴を有効にするには、左側のナビゲーションで設定アイコンをクリックしてから、[Logging]、[会話履歴を有効にする] をクリックします。
デバッグ目的でロギングを有効にするには、左側のナビゲーションで設定アイコンをクリックしてから、[Logging]、[Cloud Logging を有効にする] の順にクリックします。
モデルを選択するには、左側のナビゲーションで設定アイコンをクリックしてから、Vertex AI モデルを選択します。
会話エージェント(Dialogflow CX)
会話エージェント(Dialogflow CX)エージェントを作成するとき、エージェントがエージェントまたは会話エージェント(Dialogflow CX)のフローを使用して会話を開始するよう選択できます。
エージェント アプリを作成するには:
- 手順に沿って会話エージェント(Dialogflow CX)エージェントを作成し、[独自に構築] を選択します。
- エージェント タイプとして [生成] を選択します。
- [保存] をクリックします。
左側のナビゲーションに 3 つの新しいリソース セレクタが追加されました。 これらのセレクタでは、次のどちらかを選択できます。
- フローリソース
- 生成リソース
- 共有リソース
エージェントを作成する手順は次のとおりです。
- 左側のナビゲーションで生成リソースを選択します。
- [Agents] をクリックします。
- [新規作成] をクリックします。
- データを入力します。
テストケース
エージェントをサポートするために、既存のテストケース機能が強化されました。
必須のテストケースの結果フィールドが追加され、エージェントのサンプルの形式でアクションのリストが提供されます。テストケースは、アクションが期待どおりに実行されたことを確認します。
エージェントまたはエージェントのバージョンを表示する際、エージェント データの上にある [テスト ケース] タブをクリックすると、テストケースの結果が表示され、オンデマンドでテストケースを実行できます。
テストケースの結果を比較して 異なるバージョンのエージェントに分散されます。 テストケースを選択してから、[比較] をクリックします。
エージェントのすべてのテストケースを表示するには、左側のナビゲーションで [テストケース] をクリックします。
会話の履歴
既存の会話履歴機能が強化され、エージェントに対応しました。
ツール実行、エージェント呼び出し、エージェント アプリからのフロー呼び出しに関する情報が追加されました。
エージェント バージョン
エージェントのバージョン(エージェントの不変のスナップショット)を保存できます。
エージェントのバージョンを保存するには:
- コンソールでエージェントを読み込みます。
- [バージョン履歴] をクリックします。
- [バージョンを作成] をクリックします。
- バージョン名を入力して [保存] をクリックします。
バージョン履歴を表示するには:
- コンソールでエージェントを読み込みます。
- [バージョン履歴] をクリックします。
- [変更履歴を表示] をクリックします。
- 右側に [変更履歴] パネルが開きます。 各版をクリックすると、その内容が表示されます。