既存の会話エージェント(Dialogflow CX)エージェントがある場合は、このエージェントをハイブリッド エージェントにアップグレードできます。これは、正確な会話制御(フロー、パラメータ、インテント、条件、移行など)の機能をデータストア ハンドラの生成機能と組み合わせたものです。
このアップグレードの一環として、エージェントからの特定の会話シナリオでインテント ルートを削除または一時的に無効にできます(データストア ハンドラのテスト中に)。これは、データストア ハンドが、これらのシナリオをよりシンプルに処理できるためです。
推奨されるシナリオ
次のシナリオは、データストア ハンドラで推奨されます。
- 組織のドキュメントまたはウェブサイトで回答できる質問。
- データベースのルックアップを必要としない、よくある質問。
次のシナリオは、データストア ハンドラにはおすすめしません。
- 対象の質問に対する回答がないコンテンツ。
- データベースのルックアップまたはサーバー リクエストを必要とする質問。
- データの除去が必要なシナリオ。
- 決定的なエージェント レスポンスが必要なシナリオ。
入力の評価順序
Dialogflow はエンドユーザー入力をハイブリッド エージェント向けに次の順序で評価します。
- フォームへの入力中にパラメータを入力する。
- インテントがスコープ内のルートを照合する。
- よくある質問のデータストアのコンテンツを含むデータストア ハンドラ。
- 非構造化データストアのコンテンツを含むデータストア ハンドラ。