Datadog が Google Cloud スタック全体における新しいインテグレーションにより AI オブザーバビリティ機能を拡張
Abhi Das
Senior Strategic Partnerships Manager, Google
Trammell Saltzgaber
Product Marketing Manager, Datadog
※この投稿は米国時間 2025 年 6 月 11 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
Datadog と Google Cloud は長年にわたり、お客様がクラウドで高性能かつスケーラブルで差別化されたアプリケーションを構築できるよう、強力な機能を提供してきました。過去 2 年間だけでも、Google Cloud Marketplace における Datadog の収益の増加率は 2 倍を超えています。Google Cloud の AI 機能を自社のテクノロジー スタックに組み込むお客様にとって、エラーのトラブルシューティング、使用状況の最適化、プロダクト パフォーマンスの向上をより適切に行えるオブザーバビリティ ツールが不可欠です。
このたび、Datadog は新しい AI エージェント コンソールにおいて、Vertex AI Agent Engine のモニタリング機能により AI モニタリング機能を拡張したことを発表しました。この新機能は、Google Cloud の大規模かつ成長を続ける AI モニタリング機能に加わり、共通のお客様が AI スタック全体でプロダクト パフォーマンスのイノベーションと最適化をより効果的に行うことを可能にします。
フルスタックの AI オブザーバビリティ
この幅広い AI オブザーバビリティ機能により、Google Cloud 上でワークロードを実行する Datadog のお客様は、AI アプリケーションのすべてのレイヤに対する可視性を高めることができます。
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アプリケーション レイヤ: 企業が主要なワークフローを強化するために自律型エージェントを採用するにつれて、可視性とガバナンスが重要になります。Datadog の新しい AI エージェント コンソールは、Google の Vertex AI Agent Engine を介してデプロイされたエージェントのモニタリングをサポートします。これにより、お客様は、エージェント エンジンによってオーケストレートされたものも含め、サードパーティ エージェントのアクション、権限、ビジネスへの影響に関する統合ビューを手に入れることができます。
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モデルレイヤ: Datadog LLM Observability を使用すると、ユーザーは大規模言語モデル(LLM)アプリケーションをモニタリング、トラブルシューティング、改善、保護できます。今年に入り、Datadog は Vertex AI の Gemini モデルと LLM の自動計装を導入しました。これにより、チームは迅速にモニタリングを開始し、最小限のセットアップでトラブルシューティングにすぐに着手できるようになりました。
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インフラストラクチャ レイヤ: Datadog は 2 月に、Cloud TPU との新しいインテグレーションを発表しました。これにより、お客様はコンテナ、ノード、ワーカーのレベルで使用率、リソース使用量、パフォーマンスをモニタリングできるようになります。これは、お客様が TPU インフラストラクチャを適切なサイズに調整し、トレーニングのパフォーマンスと費用のバランスをとるのに役立ちます。
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データレイヤ: Google Cloud の多くのお客様が、BigQuery を使用してデータ分析情報を取得しています。Google Cloud Next では、Datadog の拡張 BigQuery モニタリング機能が発表されました。これは、チームが BigQuery の使用状況をユーザーごと、プロジェクトごとに表示し、特に費用がかかっている部分と遅いクエリを特定することにより、費用を最適化するのに役立ちます。さらに、直ちに対処できるように失敗したジョブにフラグを付け、データ品質の問題を特定します。
モニタリングの費用の最適化
Datadog は、Google Cloud とのインテグレーションに関連する費用の最適化に継続的に投資しています。Datadog のお客様は、Google Cloud の Active Metrics API を使用できるようになったため、Datadog が Google Cloud API を呼び出すのは新しいデータがある場合のみになります。その結果、可視性を損なうことなく、API 呼び出しと関連費用を大幅に削減できます。これは、Datadog による Google Cloud の Private Service Connect への対応に加わるものです。Google Cloud を利用する Datadog ユーザーがデータ転送費用を削減できるようになり、Google Cloud のお客様が可視性を損なうことなくモニタリング費用を最適化するためのさらなる重要なツールとなります。
今すぐ使用
Datadog のオブザーバビリティとセキュリティの統合プラットフォームは、Google Cloud の最先端の AI サービスを活用したいと考えている組織に大きなメリットをもたらします。Datadog は、幅広いテレメトリー タイプにわたって Google Cloud スタック全体をモニタリングすることで、パフォーマンス、費用効率、スケーラビリティがより優れたアプリケーションを構築するのに必要なツールと分析情報を Google Cloud のお客様に提供します。
ぜひご自身でお試しください。Google Cloud Marketplace から Datadog を直接購入し、ほんの数分で環境のモニタリングを開始できます。ニューヨーク近郊の方は、6 月 10 日~11 日に開催される Datadog の年次カンファレンス DASH の Google Cloud ブースで、これらの新機能を実際にご覧いただけます。
-Google、シニア戦略的パートナーシップ担当マネージャー、Abhi Das
-Datadog、プロダクト マーケティング マネージャー、Trammell Saltzgaber 氏