Searce とともに Google Cloud へのクラウド移行を加速し、収益性の高い成長を促進
Shubhika Taneja
Product Marketing Manager, Google Kubernetes Engine, Google Cloud
Harish Salian
Director - Cloud Engineering, Searce
※この投稿は米国時間 2025 年 9 月 26 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
企業が従来のインフラストラクチャから移行し、AI、マルチクラウド、プラットフォーム エンジニアリングの要件を満たして成長を遂げるために、多くの企業が信頼性、パフォーマンス、費用対効果に優れた Google Cloud を選択しています。
特に企業レベルで移行を成功させるには、プラットフォームのモダナイゼーション、自動化、ビジネス成果を深く理解している経験豊富なパートナーが必要です。Searce は、複数の組織が Google Cloud に移行して大きなビジネス価値を実現できるよう支援している Google Cloud パートナーの一つです。
Searce は 1,000 件以上の移行を主導
Searce は、エンジニアリング主導の AI 搭載コンサルティング会社であり、Google Cloud プレミア パートナーです。これまでに 1,000 件以上の移行を成功させています。その焦点は、Google Cloud を使用して、あらゆる業界の企業がより迅速にスケールし、従来のプラットフォームをモダナイズし、新たな効率性を実現できるよう支援することです。
Searce は、実践的な経験を通じて、企業が Google Cloud に移行する際に得られる、一貫性があり測定可能な 3 つのメリットを特定しました。
- 信頼性の向上とクラウドネイティブ サービス(信頼性が 25% 向上)
- コスト削減による生産性の向上(例: TCO を 80% 削減)
- スケーラビリティとパフォーマンス(例: ペタバイト規模のデータを移行し、ダウンタイムを 75% 削減、パフォーマンスを 30% 向上)
Google Cloud のグローバル VPC、AI/ML におけるリーダーシップ、Google Kubernetes Engine や GKE Autopilot などの強力なマネージド コンテナ サービスが、こうした変革を可能にしています。Searce は、これらの機能をエンジニアリング主導のソリューション指向のアプローチと組み合わせて、特にレガシー プラットフォームのモダナイズや AI ワークロードのスケーリングを行う組織に対して、迅速に効果をもたらします。Searce が実施した Google Cloud への移行の例をいくつか見てみましょう。
GKE Gateway Controller で医療の信頼性を向上
年間 5,000 万人以上の患者を治療する大手のデジタル ヘルスケア プロバイダでは、プラットフォームの可用性をほぼ 100% にする必要がありました。別のクラウド プロバイダにおける従来の Kubernetes インフラストラクチャでは、マイクロサービスのアップグレード中に定期的に計画外の停止が発生し、ケアが遅れたり、薬局が中断したり、患者の信頼が損なわれたりしていました。
Searce はプラットフォームを GKE にアップグレードし、従来の Ingress リソースを GKE Gateway Controller に置き換えてルーティングを分離し、より安全かつ迅速なロールバックを可能にしました。結果Searce によると、このヘルスケア企業は次のような成果を上げました。
- プラットフォームの信頼性が 25% 向上
- インフラストラクチャ費用を 30% 削減
- Cloud Logging によるログ集計の合理化と、グローバル VPC アーキテクチャによる単一のリソース管理
GKE を使用することで、アップデートを安全にリリースし、ダウンタイムを最小限に抑え、可用性を損なうことなく開発を加速できるようになりました。
GKE Autopilot でグローバルなフィンテック リーダーの TCO が 50% 削減
20 か国以上で事業を展開する国際的なフィンテック企業では、複数の Kubernetes クラスタを使用して大規模なパフォーマンスを実現していましたが、このようなグローバルなデプロイの管理にはコストがかかっていました。運用上のオーバーヘッドがエンジニアの時間を奪い、イノベーションの勢いを削いでいました。
Searce は、これらのワークロードを GKE Autopilot に移行するという方法で、サービス管理の統合と、複雑だった運用の Google Cloud への移行を支援しました。グローバル HTTP ロード バランシング、自己管理型の Infrastructure as Code(IaC)モジュール、チーム固有のリソース管理により、Searce のお客様のビジネスは次のような成果を上げました。
- 総所有コストの 80% 削減
- エンジニアリングの生産性が 40% 向上
- 顧客向け機能の市場投入までの時間を短縮
この変革により、チームはインフラストラクチャの処理ではなく、ユーザーに価値を提供するという最も重要なことに集中できるようになりました。
グローバルな通信大手のパフォーマンスをスケーリング
ペタバイト規模のデータと 150 年以上の歴史を持つ世界有数の通信プロバイダは、妥協することなくスケーリングできる必要がありました。従来のシステムではパフォーマンスが制約され、メンテナンスに許容できないほど長いダウンタイムが必要でした。
同社は Searce と協力して、Google Cloud へのスムーズな移行を計画し、AI ワークロードのストレージとコンピューティングを最適化し、高スループットのデータ パイプラインを組み合わせました。
結果、Searce とお客様は、次のことを実現しました。
- システム パフォーマンスが 30% 向上
- 移行中のダウンタイムが 75% 減少
- 将来を見据えた基盤で、お客様のイノベーションとデータドリブンなサービスを強化
Searce が移行を成功に導く方法
1,000 件以上の移行を成功させてきた Searce は、深いエンジニアリングの専門知識と実績のあるフレームワークを活用して、企業が迅速かつ確実に、長期的な価値を伴う形で Google Cloud に移行できるよう支援します。
その中心にあるのは、インフラストラクチャ、データ、アプリケーション、AI 全体で企業のワークロードを簡素化、最適化し、将来にわたって対応できるようにする Searce の「evlos」(Solve differently)アプローチです。
実績のある 5 ステップの移行フレームワーク
Searce の構造化されたアプローチにより、調査から Day-2 運用までスムーズな移行が可能です。
- 調査と評価 – ワークロードと依存関係を特定する
- 計画 – 移行、DR、ロールバックの戦略を定義する
- 設計、移行、テスト – ダウンタイムを最小限に抑えたウェーブベースの自動化
- 実行 – カットオーバーとシステムの安定化
- HyperCare – Searce の社内 SOC チームによる移行後の 24 時間 365 日サポート
企業が Google Cloud への移行を完了し、カスタマー ジャーニーをさらに合理化できるよう、Searce は 3 つの主要なアクセラレータを提供しています。
- 自動費用削減評価 – 24 時間で TCO レポート
- 自動化された技術評価 – 安全なソフトウェア主導のインベントリ
- Google Cloud への自動移行 – スクリプトベースの自動化で迅速なカットオーバーを実現
移行の取り組みを加速させる準備は整いましたか?
世界中の企業が、スケーラブルで信頼性が高く、AI 対応のプラットフォームを構築するために Google Cloud を選択しています。Searce は、実績のある移行経験、ドメインの専門知識、独自の変革アプローチにより、お客様が目標をより早く達成できるよう支援する、信頼できるパートナーです。Google Cloud の機能を活用することで、Searce は移行を単なる技術的な移行ではなく、イノベーションを戦略的に実現するものに変えます。
自信を持って移行することで実現できることをご覧ください。詳細については、こちらのリンクからホワイト ペーパーをご覧ください。
-Google Cloud、Google Kubernetes Engine、プロダクト マーケティング マネージャー Shubhika Taneja
-Searce、クラウド エンジニアリング担当ディレクター Harish Salian