Cloud OnAir 番組レポート : Google Workspace でできるデータ分析と業務自動化のご紹介
Google Cloud Japan Team
Cloud OnAir は、Google Cloud の製品をわかりやすく解説し、最新の情報などをいち早く皆様にお伝えする Online 番組です。
12 月 3 日の放送は Google Workspace で可能なさまざまなデータ連携の活用術をお送りします。 グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 カスタマー エンジニアの 戸子台 良太 と碓田 みなみ がお伝えしました。
Google Workspace のご紹介
働き方が大きく変貌を遂げている中、仕事を行う場所というものの見方も大きく変わってきました。かつては対面で行われてきたやり取りもデジタル化が急速に進み、非対面で行われるようになっています。
このような変化の中、職務上の責任と個人的な責任に費やされる時間がますます分割されるようになり、人と人とのつながりを築き、維持するのがかつてないほど難しくなりました。
こうした課題の解決策が Google Workspace です。あらゆる業務の遂行に必要なすべてのものが 1 か所にまとめられた Google Workspace には、Gmail、カレンダー、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Meet など、使い慣れた生産性向上アプリがすべて含まれています。
手軽にデータ分析できる Connected Sheets とは？
多くの組織にとって、ビッグデータの洞察を見つけることは簡単なことではありません。 しかし、一般的な BI ツールを使うには専門的なスキルが必要となり、限られた人にデータ分析の業務が偏ることになります。
Connected Sheets を使うと、Google スプレッドシートを BigQuery にリンクさせ、使い慣れたツールを操作して大規模な BigQuery データセットを分析できるようになります。
また、大量のデータ分析を行っていると、いろいろなデータが組織内に分散してしまうことがありますが、組織内のユーザーが直接一つの BigQuery のデータを参照できるようになるためセキュリティとパフォーマンスを損なうことなく大規模なデータ分析を行うことができます。
番組内では Connected Sheets を使い、1.9 億行ものデータをグラフやピボットテーブルを使い、ビジュアル化し洞察を得るデモを行っています。ぜひ御覧ください。
業務の自動化に役立つ Google Apps Script とは？
Google Apps Script は JavaScript を ベースとしたスクリプト言語で、 Google サービスやサードパーティ サービス全体のタスクを自動化して ウェブアプリケーションを構築する簡単な環境を提供します。
十行から数百行のスクリプトで、 Google Workspace と連動するような機能を作成したいときにおすすめです。
番組では、待ち合わせ場所をメールで送るという設定で、スプレッドシートに住所を入力することで、自動で map イメージをメールに添付して送信するスクリプトを作成するデモを行っています。
このデモは、Qwiklabs で「 Google Apps Script: コード 4 行で Google スプレッドシート、Google マップ、Gmail にアクセスする」としても紹介されています。
ノーコードで本格アプリが作れる AppSheet とは？
AppSheet はコード記述なしで誰でもアプリを作成できるツールです。AppSheet を使用すると、Google Workspace やその他のサービスおよびアプリケーションの上にカスタムアプリケーションや業務自動化の仕組みを構築でき、コーディングの知識を持たない人でも、誰もが自分の仕事をカスタマイズすることが可能です。
Google Apps Script との大きな違いは、コーディングが不要で、エンジニアではなくとも簡単に GUI ツールを使ってアプリケーションを作成できる点と、 Webとモバイルの両方に対応している点です。
番組内ではデモも行っています。ぜひご覧ください。
番組で説明した資料はこちらで公開しています。
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