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Cloud OnAir

Cloud OnAir 番組レポート : Google Cloud へのマイグレーション ツールの紹介

2021年1月20日
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Google Cloud Japan Team

Cloud OnAir は、Google Cloud の製品をわかりやすく解説し、最新の情報などをいち早く皆様にお伝えする Online 番組です。

11 月 26 日の放送はツールを利用した Google Cloud へのマイグレーションについて、デモを交えながらご紹介します。 グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 スペシャリストカスタマーエンジニアリング インフラストラクチャ モダナイゼーション スペシャリストの安原 稔貴 と、グーグル合同会社 ビジネス インサイト & アナリティクス チーム データアーキテクトの常 昱 がお伝えしました。

Google Cloud へのマイグレーションとツールについて

クラウドマイグレーションを実現するには、評価・計画・移行・最適化の 4 つのステップに分けて考えます。今回の番組では、評価フェーズで用いるアセスメントツールと、移行フェーズで用いるマイグレーションツールを紹介します。

移行フェーズでは、オンプレミスにある既存のアプリケーションを大きく形を変えずにパブリッククラウドに移行する Lift & Shift をはじめの一歩とし、次に運用を最適化するためにモダナイズを目指す 2 段階で考えることが多くあります。番組後半では、オンプレミスの既存アプリケーションを Compute Engine にマイグレーションする様子をデモで紹介します。

アセスメント ツールのご紹介

評価フェーズで行うアセスメントの目的は次の 3 つです。

  1. 現環境の把握

  2. Right Sizing の実施

  3. ROI の試算

クラウド環境は構築後にリソースの追加ができることが大きな利点です。そのため既存環境をそのままクラウドに移行するとオーバーサイズになるケースが多くあります。リソース使用率に応じて必要なサイジング変更、つまり Right Sizing を行うことが ROI を満たすポイントです。

Google Cloud で利用可能なアセスメントツールは主に CloudPhysics と Strato Zone の2つです。番組では特に CloudPhysics について、アウトプットサンプルを用いてオンプレミス環境と Google Cloud 環境でどれだけ費用が変わるか試算する様子を紹介しています。

マイグレーション ツールのご紹介

Google Cloud で利用可能な主なマイグレーションツールは Migrate for Compute Engine です。 Migrate for Compute Engine は vSphere 環境、Azure、AWS の IaaS 環境を Google Cloud の Compute Engine へ 移行する為の無料のツールで、主に以下の特徴があります。

  • ストレージ ストリーミング技術により ストレージ マイグレーションの完了前に VM を稼働させる事が可能

  • 移行直後の切り戻しに備え、 移行元へ更新内容の書き戻しが可能

  • インスタンスのリソース使用状況の検出と サイジング推奨によるコストの最適化 

  • Wave による移行のグルーピングと自動化

番組では、実際に Migrate for Compute Engine のデモを行い解説を行っています。ぜひご覧ください。

番組で説明した資料はこちらで公開しています。

Cloud OnAir では、各回 Google Cloud のエンジニアがトピックを設け、Google Cloud の最新情報を解説しています。見逃した放送、説明資料、さらには視聴者からの質問と回答はこちらよりご覧いただけます。

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