Cloud OnAir 番組レポート : Cloud Run と Firestore で、実践アジャイル開発
Google Cloud Japan Team
Cloud OnAir は、Google Cloud の製品をわかりやすく解説し、最新の情報などをいち早く皆様にお伝えする Online 番組です。
6 月 25 日の放送では Cloud Run と Cloud Firestore を用いてアジャイル開発を加速する方法を グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 スペシャリストカスタマーエンジニアリング アプリケーションプラットフォームスペシャリストの頼兼 孝幸と、カスタマーエンジニアの胡 淑鳳がお伝えしました。
アジャイル開発で求められているもの
ソフトウェア開発サイクルを改善することによって、アイデアをマーケットに投入するまでの時間が短くすることが可能です。またカスタマーフィードバックを得るまでの時間が長くなるリスクを最小化することができます。
Cloud Run と、Cloud Firestore を合わせて利用することで、フロントエンドからバックエンドまでのアジャイル開発を加速します。
番組では、アジャイル開発の概要をお話した後、Cloud Run の特徴やメリットについて、さらに Cloud Firestore の機能を詳しく解説します。
Cloud Run の特徴
Cloud Run はコンテナ化されたアプリケーションをすばやく安全にデプロイ、スケーリングできる、フルマネージド型のコンピューティング プラットフォームです。特徴は次の点にあります。
高速なデプロイ: 高速に 0 to N スケールを実現。ステートレスなコンテナをデプロイするだけで自動的にエンドポイントの URL が発行されます。
サーバレス、ネイティブ: 管理するサーバはありません。コンテナ化されたアプリケーションを動かすため、言語やライブラリの制約もありません。従量課金のため、余分なインスタンスにかかるコストを管理する必要がありません。
高いポータビリティ: どこでも同じ Developer Experience を実現。フルマネージでも GKE のクラスタ上でも Knative API と一貫しており、ロックインを排除します。
番組では、Cloud Run のリソースモデルやオートスケーリングなど、リクエストがどのように処理されるのか、Cloud Run の内部の動きについても紹介します。
サーバーレス時代の NoSQL : Cloud Firestore の紹介
Cloud Firestore は、Firebase と Google Cloud Platform からのモバイル、ウェブ、サーバー開発に対応した、柔軟でスケーラブルなデータベースです。主な特徴は次のとおりです。
Google Cloud Platform(GCP)と Firebase(Google の モバイル開発プラットフォーム)の両方との統合
- フルマネージド、サーバーレスの NoSQL ドキュメント データベース、インフラストラクチャのセットアップと メンテナンスの必要なし
- 99.999 % の可用性ターゲットとマルチリージョン レプリケーションによる高い信頼性、自然災害時でも データの耐久性(RPO / RTO =ゼロ)を保証
- ワークロードに合わせて自動スケーリング、要求の少ない ワークロードから負荷の高いワークロードまでシームレスに対応
番組では、Cloud Firestore を活用し、高速開発をした事例を紹介しています。また、Cloud Firestore のデータ構造とクエリなど、データベースの機能についても紹介します。
番組の最後には Cloud Run と Firestore を用いたユースケースと、デモを」ご紹介します。番組で説明した資料はこちらで公開しています。
Cloud OnAir では、各回 Google Cloud のエンジニアがトピックを設け、Google Cloud の最新情報を解説しています。見逃した放送、説明資料、さらには視聴者からの質問と回答はこちらよりご覧いただけます。
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