Google Gen AI .NET SDK のご紹介

Mete Atamel
Cloud Developer Advocate
※この投稿は米国時間 2025 年 10 月 24 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
昨年、Google は Google AI における Gemini(Gemini Developer API 経由)と Vertex AI(Vertex AI API 経由)上の Gemini 向けの新しい統合ライブラリとして、Google Gen AI SDK を発表しました。当時は Python SDK のみでした。その後、チームは Go、Node.js、Java への対応を追加するのに忙しくしていましたが、私の好きな言語である C# にはこれまで対応していませんでした。
このたび、Google Gen AI .NET SDK がリリースされたことをお知らせいたします。この SDK を使用すると、C#/.NET を取り扱う開発者は、単一の統合ライブラリで Google AI または Vertex AI の Gemini を使用できます。
詳細を見ていきましょう。
インストール
ライブラリをインストールするには、.NET プロジェクト ディレクトリで次のコマンドを実行します。
次のようにパッケージをコードにインポートします。
クライアントの作成
まず、Gemini とやり取りするためのクライアントを作成する必要があります。
Gemini Developer API 経由で、Google AI 上の Gemini をターゲットにできます。
または、Vertex AI 上の Gemini(Vertex AI API 経由)をターゲットにすることができます。
テキストの生成
クライアントが作成されたら、Unary レスポンスでテキストを生成できます。
ストリーミング レスポンスでテキストを生成することもできます。
画像の生成
新しいライブラリでは、画像の生成も簡単です。


構成
もちろん、テキストと画像の生成はすべて高度に構成可能です。
たとえば、テキスト生成のシステム指示やその他の設定を含むレスポンス スキーマと生成構成を次のように定義できます。
同様に、画像生成の構成を指定できます。
まとめ
このブログ投稿では、Gemini との通信に使用する新しい統合 SDK として Google Gen AI .NET SDK を紹介しました。
詳細については、以下のリンクをご覧ください。
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Live API などのサンプルを含む DemoApp
- Cloud デベロッパー アドボケイト Mete Atamel



