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デベロッパー

Compute Engine で Windows Server VM インスタンスを作成する方法

2022年12月14日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 12 月 8 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Compute Engine で Windows Server 仮想マシン(VM)を作成する作業は、ボタンを数回クリックするだけの簡単操作で完了します。

このブログ投稿では、Compute Engine で Windows Server VM を作成する方法を説明します。ここで説明する手順に従う際は、ドキュメントコンソール内チュートリアルも合わせてご覧ください。

ステップ 1

まず最初に、新しいプロジェクトを作成します。この例では、「test-ctd」という既存のプロジェクトを使用します。既存のプロジェクトを使用できない場合は、新しいプロジェクトを作成してください。次に、Windows Server VM インスタンスの作成に必要な Compute Engine API を有効にします。課金を有効にしているか、無料試用モードを使用している場合は、[有効にする] というボタンを使って、必要な API を有効にすることができます。
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Google Cloud プロジェクトで API を有効化

ステップ 2

次に、Windows Server VM インスタンスを作成します。Google Cloud コンソールで [Compute Engine] > [VM インスタンス] に移動します。ここで、マイクロ VM から、Debian、Windows、Linux などの大きいインスタンスを作成できます。
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インスタンスの作成ページ

[インスタンスを作成] ボタンをクリックして、VM インスタンスを作成するための項目を入力します。まず、名前を入力します。この例では、testwindowsinstance という名前を使用します。ここで作成した新しいインスタンスを後で識別できるよう、名前を覚えておいてください。

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VM インスタンスの名前設定

次に、ブートディスクを変更します。下にスクロールして [ブートディスク] のセクションまで移動し、[変更] ボタンをクリックします。[公開イメージ] タブで、オペレーティング システムを [Windows Server] に変更し、[選択] を選びます。

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次に、下にスクロールして [ファイアウォール] セクションに移動し、[HTTP トラフィックを許可する] を選択し、インターネットからのネットワーク トラフィックを限定的に許可します。

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HTTP トラフィックの許可

最後に [作成] ボタンをクリックし、Windows VM インスタンスを作成します。

ステップ 3

Windows Server VM インスタンスを作成したら、VM インスタンスに接続できるようになります。[ステータス] に表示されている緑色のチェックマークは、VM が実行中であることを示しています。

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実行中の VM インスタンス

VM にパスワードを設定するには、リモート デスクトップ プロトコルを使用します。[接続] > [RDP] に移動し、[Windows パスワードを設定] を選択します。開かれた画面でユーザー名を選択すると、この Windows Server VM インスタンスのパスワードが自動的に生成されます。後で VM インスタンスにログインできるよう、このパスワードをコピーしておいてください。これで、RDP を使って VM インスタンスに接続する準備が整います。

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Windows パスワードの設定
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パスワードの生成

ステップ 4

最後に、課金が発生しないよう、例として作成した VM インスタンスを削除しておきましょう。[Compute Engine] > [VM インスタンス] に戻り、インスタンスの横にあるメニュー アイコンからメニューバーを開き、[削除] をクリックして、インスタンスを削除します。
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インスタンスの削除

まとめ

説明は以上です。Compute Engine で Windows VM インスタンスを作成することができました。インタラクティブなチュートリアルで、Compute Engine で Linux VM インスタンスを作成する方法をご紹介していますので、こちらもご覧ください。


- デベロッパー アドボケイト Bukola Ayodele
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