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デベロッパー

Vertex AI でカスタムモデルを強化

2021年8月27日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2021 年 8 月 12 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

5 月に発表した新しい統合型 AI Platform である Vertex AI では、事前トレーニング済みモデルの活用からさまざまなフレームワークを使用したモデルの構築まで、あらゆる選択肢をご提供します。本投稿では、Vertex AI でのカスタムモデルのトレーニングとデプロイについて詳しくご説明します。次の図に示すように、Vertex AI にはさまざまなツールが用意されています。今回のシナリオでは、緑色でハイライト表示されたプロダクトを使用します。

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モデルコードを自分で記述したくない場合には AutoML が最適ですが、多くの組織では、TensorFlow、XGBoost、PyTorch などのオープンソースの ML フレームワークを使用してカスタムモデルを構築しなければならないケースがあります。この例では、Kaggle の Auto MPG データセットを使用して、自動車の燃料効率を予測するカスタム TensorFlow モデル(このチュートリアルに基づいて構築)を構築します。

すぐに開始されたい場合は、Codelab をご覧いただくか、以下の 2 分間の動画でデモシナリオの概要についてご確認ください。

Video Thumbnail

環境設定

これらのトレーニングと予測のステップを実行するための環境を設定するには、さまざまな方法があります。上のリンク先のラボでは、Cloud Shell の IDE を使用してモデルのトレーニング アプリケーションを構築し、トレーニング コードを Docker コンテナとして Vertex AI に渡します。IDE にはご自身が最も快適に作業できるものを使用できます。また、トレーニング コードをコンテナ化したくない場合は、Vertex AI がサポートするビルド済みコンテナの一つで実行される Python パッケージを作成できます

Pandas や別のデータ サイエンス ライブラリを使用して探索的データ分析を行う場合は、Vertex AI でホストされている Jupyter ノートブックを IDE として使用できます。たとえば、ここではデータ属性の一つである「シリンダー」と燃料効率との相関関係を調べることを目的とします。Pandas を使用して、この関係をノートブックに直接プロットします。

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まず、関連するサービスを有効にした Google Cloud プロジェクトがあることを確認する必要があります。gcloud SDK を使用すると、これから使用するすべてのプロダクトを 1 つのコマンドで有効にできます。

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次に、保存したモデルアセットを保存するための Cloud Storage バケットを作成します。これで、モデルのトレーニング コードの開発を開始する準備が整いました。

トレーニング コードのコンテナ化

ここでは、トレーニング コードを Docker コンテナとして開発し、そのコンテナを Google Container Registry(GCR)にデプロイします。これを行うには、ルートに Dockerfile を含むディレクトリと train.py ファイルを含む trainer サブディレクトリを作成します。ここで、トレーニング コードの大部分を記述します。

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このモデルをトレーニングするには、Keras Sequential Model API を使用してディープ ニューラル ネットワークを構築します。

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ここではモデルのトレーニング コード全体を掲載しませんが、Codelab のこちらのステップでご確認いただけます。トレーニング コードが完成したら、コンテナをローカルで構築してテストできます。以下のスニペットの IMAGE_URI は、GCR でコンテナ イメージをデプロイする場所に相当します。以下の $GOOGLE_CLOUD_PROJECT をクラウド プロジェクトの名前に置き換えます。

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あとは、docker push $IMAGE_URI を実行して、コンテナを GCR に push します。これで、コンソールの GCR セクションに新しくデプロイされたコンテナが表示されます。

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トレーニング ジョブの実行

モデルをトレーニングする準備が整いました。プラットフォームのモデル セクションで、上で作成したコンテナを選択できます。必要に応じて、トレーニング方法、コンピューティング設定(GPU、RAM など)、ハイパーパラメータ調整などの重要な詳細を指定することも可能です。

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これで、モデルのトレーニングという手間のかかる作業を Vertex に任せることができるようになりました。

エンドポイントへのデプロイ

次に、新しいモデルをアプリやサービスに組み込んでいきましょう。モデルのトレーニングが完了すると、新しいエンドポイントを作成するオプションが表示されます。開発プロセス中に、コンソールでエンドポイントをテストできます。クライアント ライブラリを使用すると、1 行のコードで簡単にエンドポイントへの参照を作成し、予測を取得できます。

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この Codelab をご自身でお試しいただくか、この 1 時間のワークショップをご覧いただき、ぜひ実際にご利用ください。

-Google Cloud Developer Relations シニア エンジニア Sara Robinson

-Google Cloud Developer Relations シニア エンジニア Anu Srivastava

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