顧客事例

株式会社オープンハウスの導入事例:セキュリティ強化とコスト削減の両立で Chromebook を採用。3 年間の運用で既存の端末に比べ 32 %のコスト削減を可能に

OPENHOUSE

「東京に、家を持とう。」というキャッチフレーズで、東京 23 区を中心に戸建販売、マンション販売などの不動産事業をグループで展開する株式会社オープンハウス(以下、オープンハウス)。同社の情報システム部は、マンション開発事業部の「ノート PC を持ち出して仕事をしたい」という要望に対し、いかに応えたのか。情報システム部のキーマン 2 名およびマンション開発事業部の営業担当者 2 名に話を伺いました。

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■ 利用している Chrome Enterprise サービス

Chrome Enterprise、Chromebook

■ 株式会社オープンハウス

1997 年、東京の城南地域を中心とした不動産仲介事業からスタート。「"お客様が求める住まい" を愚直に追求し続けます」という企業理念に基づいて、居住用不動産の販売・仲介、戸建住宅の開発、注文住宅の建築請負、マンションの開発、投資用不動産の販売をグループ で推進。

■ 写真左から

  • 株式会社オープンハウス・ディベロップメント
    マンション開発事業部 営業部 田村 祐樹 氏
  • 株式会社オープンハウス
    情報システム部  業務改善グループ 次長 鈴木 貴臣 氏
  • 株式会社オープンハウス
    情報システム部 クラウド推進グループ 課長 土屋 俊輔 氏
  • 株式会社オープンハウス・ディベロップメント
    マンション開発事業部 営業部 マネージャー 主任 増田 隆司 氏*

盗難や紛失時のリスク軽減に有効な Chromebook の導入を検討

オープンハウスグループは、戸建関連事業、マンション事業、収益不動産事業、アメリカ不動産事業という 4 つの事業を推進しています。マンションの分譲販売は株式会社オープンハウス・ディベロップメントのマンション開発事業部が手掛けており、都内では渋谷と丸の内のオフィスに加え、 10 か所以上のインフォメーション センターで業務を行っています。オフィスにある 1 人 1 台の端末と、各インフォメーション センターに数台設置されている共有端末を使って業務を行っているため、余分な端末コストの削減が課題となっていました。その一方で、共有端末の数が少ないことが営業担当者の悩みでした。

マンション開発事業部 営業部 マネージャー 主任の増田 隆司さんは、次のように語ります。「インフォメーション センターには、共有端末が数台しかないために、繁忙期には印刷待ちの大行列ができていました。また朝一番にお客様との打ち合わせが必要な場合、早めにインフォメーション センターに出勤して、必要なドキュメントを印刷し、それから打ち合わせ場所に向かわなければならないので非効率でした。」

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*マンション開発事業部 営業部 マネージャー 主任 増田 隆司 氏

こうした背景もあり、マンション開発事業部から情報システム部にノート PC を持ち出して仕事をしたいという要望があがりました。情報システム部 業務改善グループ 次長の鈴木 貴臣さんは、「持ち出し用のノート PC には、盗難や紛失時にセキュリティ上の問題がありますが、これまで利用していた端末では、情報漏えい対策を実現するには、多くの工数とコストがかかります。そこで、Chromebook を検討することにしました。」と話します。

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約 2 日かかっていたキッティング作業を 30 分程度に短縮

オープンハウスでは、2017 年 11 月末より Chromebook 導入の検討を開始。12 月 1 週目には導入を決定し、2 週目に納品、3 週目にキッティング作業と貸し出し準備、4 週目より貸し出しを開始。2018 年 1 月より、実質 1 か月という短期間で、Chromebook の運用をスタートしています。現在、108 台の Chromebook が導入され、マンション開発事業部で約 80 台、情報システム部で約 4 台が利用されています。

Chromebook の導入のポイントといえるのは、印刷機能とスキャン機能の実現でした。印刷では、Google クラウド プリントを利用するためのプリント サーバーを独自に構築しています。また以前は、複合機からスキャンデータをファイル サーバーに自動で取り込んでいましたが、Google Apps Script を使ったバッチ処理で Google ドライブに取り込むための機能も開発しています。

Chromebook の利用状況について、マンション開発事業部 営業部の田村 祐樹さんは、次のように話します。「G Suite やマンション情報、SFA(Sales Force Automation) など、必要な機能はすべて Chromebook で利用できます。お客様への物件情報の説明時にタッチパネルが使えたり、反転表示ができたりという機能も便利です。Chromebook は、持ち運びができるサイズで、起動も早く本当に便利です。バッテリーも十分で、1 日中問題なく利用できます。」

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また増田さんは、「インフォメーション センターでは、Chromebook を使ってローン業務や銀行業務、接客業務、To-Do リストの消化などを行います。夕方からは、Chromebook で営業情報を参照しながら電話営業を始めます。Chromebook があれば、物件情報を印刷することなく、Google ドライブから閲覧できるので時間短縮ができました。お客様からの急な質問にもすぐに答えられます。以前は、図面や価格表など、必要な資料をすべて印刷して持ち歩いていたので、プリンタが壊れると何もできず業務に支障をきたしていました。現在、紙で持ち歩いているのは、お客様に渡すための物件のパンフレットだけです。また、ハングアウトは、日々使っています。連絡事項はもちろん、チームに気合いを入れるメッセージも送ったりします(笑)」と話します。

Chromebook を導入した効果を情報システム部 クラウド推進グループ 課長の土屋 俊輔さんは、次のように語ります。「Chromebookでは機能制限がある変わりにポリシーにより設定を共通化できる為、キッティング工数などの運用課題を大幅に削減できます。箱を開けて 30 分程度で使える状態にできるので、約 80 台の Chromebook を 1 日程度でキッティングできました。」

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セキュリティ面では、もし Chromebook の盗難や紛失があっても、リモートワイプで Chromebook 内のデータを消去したり、メモリを初期化したりできます。「紛失時にデータは漏えいしません。と会社に報告できるので、非常に安心感があります。またコスト面では、ハードウェアとソフトウェアを 3 年間運用した場合、32 %のコスト削減ができるというシミュレーションの結果も得ています。さらに Chromebook の導入で、インフォメーション センターに配置されていた端末が不要になり、実質フリーデスク化が可能になりました。また、コスト削減とセキュリティ強化を両立できるので、IT 資産の最適化が期待できます。個人的には、タッチパネルが使えるのが気に入っています。アイデアをまとめたいときに、お絵かきソフトをつかってビジュアル化できるのは非常に便利です。」(鈴木さん)

今後の展望について土屋さんは、「働き方改革が推進されている現状、今後も "各部署の業務に合わせた多様な働き方を選択したい" という要望が増えていくと思います。こういった要望に対して、まずは Chromebook が適しているかを検討します。Chromebook の導入には業務で利用するファイルを Google ドライブに移行する必要があり、業務整理をしつつ導入する事になりますので、Chromebook 導入検討という行為自体に業務棚卸の効果も期待しています。」と話しています。

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