コンテンツに移動
Google Maps Platform

無限のカスタマイズとモバイルでの利用が可能な「次世代の Cloud ベースのマップのスタイル設定」をプレビュー版で提供開始

2023年10月12日
https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/CBMS_Header.max-2100x2100.png
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2023 年 10 月 5 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

7 月に、Maps JavaScript API 向け、新しい Cloud ベースのマップのスタイル設定機能の試験運用版をリリースしたことを発表しました。Cloud ベースのマップのスタイル設定機能により、ラベルの公開設定、領域の塗りつぶしの色、ストロークの設定など、100 以上のスタイル設定可能なマップ要素をカスタマイズすることで、ベースマップの外観を詳細に制御できるようになります。そしてこのたび、次世代の Cloud ベースのマップのスタイル設定のプレビュー版がリリースされたことをお知らせいたします。このリリースには、ベースマップのスタイル設定をより簡単かつ直感的に行えるようにするための重要な更新が含まれます。

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/original_images/Map_Features.gif

100 以上の地図対象物がウェブとモバイル プラットフォームでカスタマイズ可能

プレビュー版の新機能について

プレビュー版では、Android と iOS のサポートが追加されており、デベロッパーは次世代の Cloud ベースのマップのスタイル設定を使用して、さまざまなプラットフォームで一貫性のあるエクスペリエンスを構築できます。また、スポットの密度などのよく使われる機能も追加されたため、地図上に表示できるスポットの数を柔軟に調整し、ユーザーのニーズに合わせた豊富なコンテキストを提供できるようになりました。

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/CBMS_.max-1900x1900.png

スポットの密度で地図上に表示するスポットの数を調整

お客様からのフィードバックに基づき、検索やスタイル設定が容易に行えるよう、対象物の分類をいくつか更新しました。たとえば、似たような対象物をまとめてスタイル設定できるように、上位のカテゴリを追加しました。「自然」の下に、水、群島、大陸、島、土地被覆などの対象物が表示されるようになったため、すべての「自然」の対象物を一度にすばやくスタイル設定できます。また、カスタマイズできる対象物の数の制限もなくしました。

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/Natural_Elements.max-1800x1800.png

新しい「自然」カテゴリには、大陸、島、群島、土地被覆、水などの対象物が含まれるため、容易に見つけて一緒にスタイル設定することが可能

すでに Cloud ベースのマップのスタイル設定を使用して、直感的かつ視覚的に訴える方法でユーザーに簡単に情報を伝えているお客様もいます。たとえば、Rocket Entertainment は Cloud ベースのマップのスタイル設定と他のカスタマイズ機能を併用して、エルトン ジョンのFarewell Yellow Brick Road ツアーの地図のスタイルを設定しました。基本地図は、「Farewell Yellow Brick Road」ツアーのテーマを補完し、エルトンとロサンゼルスのドジャー スタジアムや周辺のお気に入りの場所とのつながりを連想させる仕上がりになりました。

準備ができたら

これらの機能は、Dynamic Maps プロダクトをご利用のすべてのお客様が使用できます。次世代の Cloud ベースのマップのスタイル設定をお試しになるには、Cloud コンソールに移動して有効にしてください。

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/Opt-in.max-1900x1900.png

次世代の Cloud ベースのマップのスタイル設定を有効にする方法

Cloud ベースのマップのスタイル設定について詳しくは、ドキュメントをご覧ください。

Google Maps Platform の詳細については、ウェブサイトをご覧ください

- Google Maps Platform、プロダクト マネージャー Ju Tan

投稿先