クラウドベースのマップスタイル設定の活用例
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2022 年 4 月 22 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
昨年 11 月、クラウドベースのマップスタイル設定機能をリリースし、コードを記述せずにマップの作成、導入をすばやく手軽に行えるようになりました。カスタマイズ ポイントは 250 以上にのぼり、これらを駆使してマップを微調整し、ユーザー エクスペリエンスを向上させることで、ユーザー エンゲージメントを強化するとともに、ブランド力のレベルアップを図ることができます。また、開発時間を短縮できるほか、さまざまな形式のマップの作成、導入、テストにかかるリソースを節約できるといったメリットもあります。
クラウドベースのマップスタイル設定機能は、ウェブやモバイル用のさまざまなマップのデザイン、管理、導入に利用できます。以下にその利用方法の一部を紹介します。
それ以外にも、マップに表示するビジネス スポットのカテゴリの指定や、一定の領域内に表示するスポット数の指定、関連の深いランドマークの強調表示のほか、歩道、横断歩道、信号などを含む詳細なストリート マップを表示することも可能です。
クラウドベースのマップスタイル設定を使えば、現在売りに出ている家の周辺環境を詳しく調査したり、お店やレストランに行った後、その周囲になにかおもしろい場所があるかどうかチェックしたりするなど、日常的なちょっとした判断から、長期的な検討が必要な事柄にまで役立ちます。ズームレベルのカスタマイズや、傾斜、回転、WebGL Overlay View にまで対応しているので、ユーザーは目的地を 3D のインタラクティブ ビューで表示しながら、周辺情報を詳しく確認できます。
各業界での利用例について詳しくは、4 月 27 日に開催したウェブセミナーをオンデマンドでご覧ください。シニア ソフトウェア エンジニアの Linsey Hansen、スタッフ デザイナーの Chris Raykovich、筆者の 3 人がホストを務め、画期的な利用例の数々をご紹介しています。こちらのドキュメントでも、クラウドベースのマップスタイル設定機能によってユーザー エクスペリエンスとエンゲージメントを改善し、かつ開発時間やリソースを節約する方法について説明していますので、どうぞご覧ください。
Google Maps Platform について詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。
- Google Maps Platform プロダクト マネージャー Ilya Bezdelev