コンテンツに移動
Google Maps Platform

Google Maps Platform の JavaScript API と Promise

2021年7月2日
https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/063-MAP-Supporting_Kotlin-ER_2880x1200_1.max-2600x2600.png
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2021 年 6 月 24 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

四半期毎のリリースで更新された Maps JavaScript API のバージョン 3.45 並びに、Weekly リリースの最新バージョンにおいても、非同期メソッドの既存のコールバック パターンに加えて、Promise もサポートされるようになりました。Promise は便利な構文による複雑さの軽減や深く入れ子になったコールバックの排除など、多くの利点をもたらします。今回の Promise の追加は、TypeScript のサポートMaps JavaScript API の動的な読み込みといった、Maps JavaScript API で最新の JavaScript プログラミング手法やパターンをサポートするうえでの、大きな取り組みの一環となります。 

以下の例で示すように、Promise の便利な機能の一つである、async / await を使用することができます。この機能を利用すると、API 呼び出しが成功せず、Promise が拒否された場合に例外が発生します。
読み込んでいます...

次のパターンは、Promise オブジェクトの then、catch、finally メソッドを使用するもので、エラー処理を改善します。ここでは、catch メソッドが明示されていて、catch なしで Promise が拒否された場合には、未処理の promise 拒否イベントがグローバル スコープに送信されます。

読み込んでいます...

最後に、以下の例は、既存のコールバック パターンの使用法を示しています。今後、新しい非同期メソッドは Promise のみをサポートする可能性がありますが、コールバックは引き続きサポートされる予定です。

読み込んでいます...

Promise をサポートしている機能の一覧については、Maps JavaScript API の Promise のドキュメントをご覧ください。こちらの内容は、今後の機能拡張に合わせて更新されますので、定期的に確認することをおすすめします。

Google Maps Platform の詳細については、ウェブサイトをご覧ください。 

-Developer Relations エンジニア Justin Poehnelt

投稿先