コンテンツに移動
Google Maps Platform

Google Maps Platform でエルトン ジョンとロサンゼルスの歴史を探索

2022年11月18日
https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/elton-la-takeover-gdb-header_1.max-2500x2500.jpg
Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 11 月 12 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

編集者注: 今回の投稿は、Rocket Entertainment のデジタル責任者、Rory Newton Dunn 氏によるものです。エルトン ジョンの最後の北米ツアーを記念するために、Google Maps Platform を使用して臨場感あふれるマップ エクスペリエンスを生み出した方法を紹介します。


ロサンゼルス(L.A.)は、エルトン ジョンの伝説的なキャリアが実際に開花した地であり、彼とファンにとって第二の故郷のような場所です。エルトンの最後の北米ツアーは、11 月 17、19、20 日にドジャー スタジアムで幕を閉じます。このツアーは L.A. を称え、市内にあるエルトンの過去と現在に由来する重要な場所とファンをつなげるためのものでもあります。そのために、Google Maps Platform と提携してインタラクティブなマップ エクスペリエンスを la.eltonjohn.com 上に作成しました。このサイトには、ウェブ向けの Google Maps Platform の最新機能が組み込まれています。このサイトを通してファンは L.A. を探索し、Troubadour、Supervinyl、Book Soup といった場所に隠された物語に触れることができます。また、エルトンにちなんだ魅力的な体験が市内各地で用意され、Farewell Yellow Brick Road ツアーを祝うことができます。

このプロジェクトを構想し始めたとき、エルトンゆかりの場所の正確な位置を特定できるシンプルで視覚的な方法が必要であると認識していました。地図からスタートさせるという選択肢は明白でした。ファンに L.A. という街を訪ねているような感覚を得てもらうには、毎日使用して慣れ親しんでいる Google マップを使用するよりも優れた方法はないからです。

臨場感あふれるマップ エクスペリエンスの構築

エルトンの最後の米国ツアーを記念するため、私たちはエルトンがドジャー スタジアムで発揮するエネルギー、ショーマンシップ、スタイルに見合った体験を生み出したいと考えました。これを実現するために、Google と協力して、Google がもつ現実世界の知識を最大限に活用し、Maps JavaScript API の最新機能をいくつか使用しました。現地でツアーに参加する場合でも、遠隔で L.A. を探索する場合でも、エルトンのファンに気に入ってもらえると確信しています。この地図上で、エルトンのキャリアに影響を与えた有名な会場から、音楽や書籍に関連する特別な場所まで、ファンは市内各地のエルトンのお気に入りの場所を探索できます。
https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/ej-map-desk-pre1.max-2200x2200.png

エルトンのスタイルを取り入れる

エルトン ジョンは比類のないパフォーマーにしてファッション リーダーです。だからこそ、「Farewell Yellow Brick Road」ツアーのテーマを補完し、会場(L.A. で人気のドジャー スタジアム)とのつながりを連想させる地図が必要でした。高度なマーカーやクラウドベースのマップスタイル設定など、Google Maps Platform で利用できる高度なカスタマイズ機能を使用することで、基本地図のスタイルを変更し、カスタム マーカーを追加して、L.A. に用意しているさまざまなエクスペリエンスのビジュアル デザインと地図を完全に一致させることができました。Google Maps Platform により、地図のスタイルをきめ細かく設定して、L.A. 各地の物理的スポットで展開しているさまざまな体験と地図が完全に一体化しているように感じてもらえると思います。

L.A. をエルトンのファンに届ける

このプロジェクトには、単なる地図以上のものが必要でした。臨場感あふれる体験を生み出すことで、エルトンが L.A. とのつながりをファンと分かち合い、ツアーに関連して市内各地に用意している素晴らしい何かを見つけてもらえるようにしたかったのです。私たちは、ライブイベントに参加できない方でも、エルトンが L.A. にもたらしたさまざまなものを楽しめるようにしようと考えました。

Maps JavaScript API 内にある WebGL を活用したマップ機能を使用することで、斜め視点からの建物を模した Google の 3D 合成モデルなどの機能を組み込むことができました。また、傾斜と回転の機能を使用して奥行きや遠近も取り入れました。カスタム スタイルとマーカーが組み合わされたことで、ファンはエルトンが紹介したいすべての場所を単なる地図上の点以上のものとして探索できます。また、仮想や対面のスカベンジャー ハントでは、世界中のファンが参加して、エルトンのお気に入りの場所を探索し、限定賞品の獲得を目指すことができます。

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/google-pixel-6-ej-la-takeover-mockup_1.max-1700x1700.png

また、Rocket View という機能をご紹介できることもうれしく思います。この機能は、地図上のすべてのスポットに写真のようにリアルな 3D 動画を追加できる、Google Maps Platform のプレリリース機能で構築されています。Rocket View は、Google Earth、レンダリング API、複数の Google Cloud プロダクトを活用して、ドローンで撮影したような動画を生成します。今回の地図では、時間帯をカスタマイズして、マーカーとブランディングを追加することもできました。Rocket View をぜひご覧ください。素晴らしい出来栄えだと自負しています。

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/POI_-_Dodger_Stadium_1.max-2200x2200.png

「Farewell Yellow Brick Road」ツアー

L.A. はエルトンのお気に入りの場所の一つであり、キャリアをスタートさせた街でもあります。彼にとって米国初の舞台だったライブハウスの Troubadour でのパフォーマンスを皮切りに、ドジャー スタジアムでチケットを完売した史上初のソロ パフォーマーになるまでに至りました。エルトンのさよならツアーで彼とともに L.A. を称え、Rocket Club に会員登録して限定情報を受け取り、世界中のあらゆる場所からエルトンのお気に入りの場所を探索していただければ幸いです。


Google Maps Platform について詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。Google Maps Platform の臨場感あふれる体験について詳しくは、こちらから登録して最新情報を入手してください。

- Rocket Entertainment、Rory Newton Dunn 氏

投稿先