Google Cloud Platform

月刊 Google Cloud Platform ニュース 2017 年 8 月

Posted by 水江 伸久(Google Cloud Platform カスタマーエンジニア)

先月( 2017 年 8 月)に発表された Google Cloud Platform(GCP) 関連のニュースをブログ記事から振り返ります。

みなさんは、Cloud Shell というサービスを知ってますか? Cloud Shell は、 Web ブラウザだけがあれば誰でも利用でき、GCP の管理やアプリの開発を行うためのツール群が備えられている、無料で使えるとても便利な仮想マシンです。この Cloud Shell にこの度ベータ版としてコードエディタ機能が追加されました。ブログ記事では、Web ブラウザだけでアプリの開発からデプロイまでを行うサンプルを紹介しています。
GCP には、Cloud Shell 以外にもいつまでも無料で使えるサービスが多数ありますので、これから GCP を始めたいという方はぜひこれらを活用してください。

[新製品, 新機能]

Speech API は、2016年にリリースされその高い音声認識精度で評価されていますが、さらに進化を続けています。今回のリリースで、対応言語数は 110 を超え、3 時間までの長時間音声に対応し、単語レベルでタイムスタンプを付加する機能が追加されました。
Cloud Spanner はグローバルな水平スケーリングとトランザクションの整合性を備えたリレーショナルデータベースで、今年の 5 月に正式リリースしています。すでにこのサービスを利用し始めているお客様も多数いますが、まだこれからという方のために Cloud Spanner の始め方を説明したブログ記事を公開しました。

[ソリューション]

Compute Engine の VMインスタンスの起動は非常に高速ですが、さらに高速化を目指すためのアプローチについて説明しています。また、機械学習を使ったチャットボットのような会話アプリを手軽に作れるサンプルを紹介しています。
GCP のサービスアカウントは、アプリケーションの適切な権限設定を行う上でとても便利な機能ですが、そのサービスアカウントキーの運用に関するベストプラクティスを理解することはとても重要ですのでご一読ください。

[顧客事例]

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社様は、他社クラウドサービスから GCP へプライベート DMP を移行することで、データ分析に集中できるようになったという事例を詳しく説明しています。
また、合同会社コンデナスト・ジャパン様は、WIRED や VOGUE GIRL などの公式サイトをオンプレミスの環境で運用されていましたが、より強固なプラットフォーム として GCP を選定いただきこれらサイトを移行した事例を紹介しています。

[その他]

Google が開発した最先端のネットワーク輻輳制御のアルゴリズムである TCP BBR を GCP に導入し、より高速なサービスの利用が可能となりました。Google はこのような基礎技術の革新にも注力していますが、GCP を使うことでこのような新しいテクノロジーをいち早く利用することができます。
最後に、毎回大好評の GCPトレーニングイベントである Cloud OnBoard が 9月 26日 (火)に開催されます。また、 9 月 28 日(木)に Google Cloud INSIDE Games & Apps というイベントの第一回を開催します。外部ゲストや Google SRE が、ゲームとアプリ開発の裏側について話しますので興味のある方はお早めにお申し込みください。