コンテンツに移動
Google Cloud

バンダイナムコエンターテインメント、Google Cloud のスケーラブルで安全なインフラストラクチャを利用して、人気シリーズ全体でのシームレスなゲーム起動を実現

2024年9月5日
Google Cloud Japan Team

『鉄拳 8』は Google Cloud を利用し、シームレスな体験、強化されたコミュニティ機能、競争モードをプレイヤーに提供

※この投稿は米国時間 2024 年 9 月 4 日に、Google Cloud Press Release に投稿されたものの抄訳です。

Google Cloud は本日、株式会社バンダイナムコエンターテインメント(以下、バンダイナムコエンターテインメント)により、2024 年 1 月にリリースされた人気格闘ゲーム『鉄拳8』 のクラウド プロバイダーに選ばれたことを発表しました。今回の選出は、Google Cloud、バンダイナムコエンターテインメント、株式会社 Diarkis(以下、Diarkis) の三者の連携により実現したものです。『鉄拳8』は Google Cloud を活用し、数万人のユーザーが同時にゲームをプレイするピーク時でも信頼性の高いパフォーマンスを提供します。

ライブ サービス ゲームの長期的な成功は、多くの場合、その立ち上げの成功によって決まります。プレイヤーがゲームにアクセスできないというネットワークの問題や、ライブ ゲームプレイを妨げるネットワークの遅延は、ゲーム会社の懸念事項です。Google Cloud を使用することで、バンダイナムコエンターテインメントは地球規模でライブ ゲームのワークロードを処理しながら、世界中で常にゲームプレイの一貫性と信頼性を確保できます。

バンダイナムコエンターテインメント 『鉄拳』シリーズのエグゼクティブゲームディレクター / チーフプロデューサーである原田勝弘氏は次のように述べています。

「『鉄拳』シリーズは生誕 30 周年を迎え、シリーズ史上最高のコンテンツをお届けしたいと考えました。『鉄拳8』には過去作のノウハウを活かしつつ、全体のクオリティを高めるために多大な投資を行ってきました。 格闘ゲームとしての要素だけでなく、オンラインで他のユーザーとのコミュニケーションを楽しめる大規模なビジュアルロビーなどの新要素も追加しました。信頼できるクラウド上で動作する『鉄拳8』は、自信を持ってユーザーの皆様にお届けできるタイトルに仕上がりました。」

『鉄拳8』は、Google Cloud の安全なネットワークと、Google Kubernetes Engine (GKE) と Spanner の自動スケーリング機能を活用しています。これらの製品はコミュニティ機能と対戦モードを強化し、プレイヤーはオンラインおよびマルチプレイヤー コンポーネントにシームレスにアクセスできるようになります。 大規模なライブ ゲーム コンピューティングを処理する最良の方法の 1 つである GKE は、プレイヤーの所在地に関係なく、接続する近くのサーバーを迅速かつ簡単に見つけられるよう支援します。

オンライン マルチプレイヤー ゲームを専門とする日本のゲーム・ミドルウェア開発会社である Diarkis は、カリフォルニア州サンフランシスコで開催されたゲーム開発者会議 Game Developers Conference (GDC) 2024で『鉄拳8』 のケーススタディを紹介しました。プレゼンテーションでは、プレイヤーが対戦相手をすばやく簡単に見つけて接続できるようにする、『鉄拳8』 の高速マッチング機能を紹介しました。この機能は、Google Cloud のグローバル インフラストラクチャと Diarkis 独自のマッチメイキング アルゴリズムの組み合わせによって実現しています。

​​Diarkis の CEO である高橋信頼氏は次のように述べています。

「Google Cloud との連携により、当社のすべてのタイトルでシームレスでスケーラブルかつ安全な起動が保証され、最高のパフォーマンスを維持しながら大量のプレイヤーを同時にホストできるようになりました。」

Google Cloud のゲーム部門ディレクターのジャック ビューザーは次のように述べています。

「Google Cloud では、ゲームの成功はレガシー オンライン インフラストラクチャの制約なく、プレイヤーが得るゲーム体験によってのみ評価されるべきであると考えています。Google Cloud の優れた機能を世界中のゲーム開発者に提供することで、今後何世代にもわたってプレイヤーの心に残る忘れられないゲームプレイ体験を生み出すというバンダイナムコエンターテインメントのミッションをサポートします。」

投稿先