ビジネスの可能性を最大限に引き出す: ChromeOS の Total Economic Impact(総経済効果)

Max Kayen
Product Marketing Manager, ChromeOS
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Register Now※この投稿は米国時間 2025 年 8 月 28 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
昨今のダイナミックなビジネス環境において、組織はより少ないリソースでより多くの成果を達成するという課題に常に直面しています。強力であるだけでなく、経済的、管理が簡単、かつ安全なテクノロジーに対する需要が高まっています。そこで登場したのが ChromeOS です。これは、セキュリティの強化、従業員の生産性の向上、IT 費用の大幅な削減によって、まさにこれらのニーズを満たすように設計されたクラウド ファーストのオペレーティング システムです。
ChromeOS を利用することで、組織におけるデバイスの使用に関連する総所有コスト(TCO)を大幅に削減できます。そして Google の言葉だけを信じる必要はありません。調査によってこれらのメリットが数値化されています。
Forrester の Total Economic Impact™ 調査: ChromeOS の価値を定量化
Google は、ChromeOS を導入する企業が達成可能な投資収益率(ROI)を評価するため、Forrester Consulting に包括的な Total Economic Impact™(TEI)調査を委託しました。この調査では、ChromeOS が組織に与える財務的影響を理解するための堅牢なフレームワークが提供されています。
Forrester の分析は、ChromeOS の使用経験がある 6 人の意思決定者へのインタビューに基づいており、その経験を 1 つのモデル組織に集約したものです。このモデル組織は、年間収益 50 億ドル、従業員 40,000 人の多国籍企業であり、3 年間で 208% の投資収益率(ROI)、6 か月未満の回収期間、680 万ドルの正味現在価値(NPV)を実現しました。この調査では、モデル組織が大きなプラスの効果を得た 4 つの主要分野が明らかになっています。
エンドユーザーの生産性向上
Forrester Consulting は、モデル組織が ChromeOS を活用することで、生産性時間を年間 90,000 時間節約し、3 年間で合計 650 万ドルの節約を実現したことを明らかにしました。また、従業員 1 人あたりのログイン時間が 6 分短縮されたと回答したインタビュー対象者もいました。あるインタビュー対象者は、ChromeOS を使用することで、ユーザーの年間ダウンタイムが 12 時間以上短縮されたと述べています。
これらの成果は、ChromeOS の起動時間の短さ、シームレスなクラウド統合、オンボーディング時間の短縮、従業員が最も価値のある仕事に集中できるよう支援する AI 統合によるものです。
ユーザーは気に入っています。IT が問題を解決するのを待つ必要はありません。アップデートやウイルス対策を心配する必要もありません。問題なく利用できるのです。
医療業界、CTO
デバイスとライセンスの費用削減
また、この調査では、ChromeOS の導入によりデバイスとライセンスの費用が削減され、モデル組織が 3 年間で 130 万ドルの費用を節約できたことがわかりました。デバイスあたり合計約 500 ドル(ハードウェア費用 300 ドル、セキュリティおよびエンドポイント管理のソフトウェア ライセンスの回避 200 ドル)の節約です。
Google 管理コンソールを使用すると、ChromeOS デバイスを一元的に管理して保護できるため、IT 管理者は必要に応じて追加のセキュリティ エージェントや管理ソリューションを減らすことができます。また、Chromebook は 10 年間の OS アップデートに対応しているため、長くお使いいただけます。さらに ChromeOS Flex を無料でインストールすることで既存の Windows デバイスの寿命を延ばすことができ、さらなる費用削減につながります。
ソフトウェア ライセンスの費用は不要です。ウイルス対策ソフトウェアの費用も不要です。以前は有料だった多くのサービスが無料になりました。
製造業、エンタープライズ役員
セキュリティ ポスチャーの強化
モデル組織は、セキュリティの強化により 120 万ドルの財務上のメリットを達成しました。これは、ChromeOS によってセキュリティ リスクが 90% 削減されたことによるものです。あるインタビュー対象者は、ChromeOS の導入後、エンドユーザー デバイスあたりの脆弱性の数が 90% 減少したと述べています。
ChromeOS には、多層セキュリティ、バックグラウンドで実行される自動更新、暗号化といった利点があり、これらすべてが「デフォルトで安全」な環境に寄与します。そのため、追加のウイルス対策ソフトウェアは必要ありません。
ChromeOS のロールアウトを進めるにつれて、エンドユーザー デバイスあたりの脆弱性の数が 90% 減少しました。ランサムウェア攻撃をいまだ受けたことがない、唯一のオペレーティング システムだと私は考えています。
医療業界、CTO
IT サポートの必要性軽減
この調査によると、ChromeOS は IT サポートの必要性を減らし、3 年間で少なくとも 110 万ドルの節約を実現しました。ChromeOS を使用した組織では、ヘルプデスク チケットが 63% 削減されました。インタビュー対象者は、発生したチケットは迅速に解決されたと報告しています。あるインタビュー対象者は、ChromeOS 関連のチケットの解決に要する時間は平均約 15 分だと報告しています。これは、他のオペレーティング システムの 2 時間と比較すると大幅な短縮です。
11,000 台のデバイスをフルタイム従業員 1 人で管理しています。ほとんど考える必要はありません。
金融サービス、IT セキュリティ責任者
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このセッションでは、次のことについてご紹介します。
- ChromeOS がセキュリティ、IT、ライセンスに関連するコストを削減しつつ、生産性を向上させる仕組み。
- Forrester Consulting の調査「The Total Economic Impact of ChromeOS」の主な調査結果。
- ChromeOS Readiness 評価を活用して、ChromeOS への移行の準備が整っている組織内のユーザーを特定する方法。
-ChromeOS、プロダクト マーケティング マネージャー Max Kayen