Chrome Enterprise を使用して、リモート ワーカーにすばやく安全に必要な環境を提供する方法
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2020 年 4 月 17 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
リモートワーク環境への移行は、企業や組織が COVID-19(新型コロナウイルス感染症)への対応としてそれぞれのコミュニティをサポートするうえで重要です。しかし、必要なアプリやデータに従業員がリモートで確実にアクセスできるようにするのは、困難な場合があります。また、リモートワークの導入を急ぐ中で、多くの企業はセキュリティへの脅威についても心配しています。
このような課題に対処するために、多くの企業が Chromebook を急速に導入しています。Chrome Enterprise のクラウドベースの管理システムによって、IT チームはリモートでデバイスの登録と管理ができます。また、多層防御セキュリティによって、脅威から予防的に保護できます。クラウドベースのアプリやレガシーアプリにアクセスできるので、従業員は自宅から生産性を維持できます。Chromebook の導入事例をご紹介します。
ある自治体では 3 日間で 2,000 台以上の Chromebook を導入し、Microsoft Office 365 などのビジネス クリティカルなアプリに職員がアクセスできるようにしました。
ある金融サービス企業は、11,000 台以上の Chromebook を導入して Citrix からレガシーアプリを利用できるようすることで、顧客データへの安全なアクセスを可能にしました。
あるテクノロジー企業は 2,600 名のコールセンター従業員に Chromebook と RingCentral へのアクセスを提供し、自宅からお客様をサポートできるようにしました。
Google では、企業とそれを支える IT チームが、自宅から働いていても、従業員に必要なツールを簡単に提供できるようにしたいと考えています。そこで本日、Google は 2 本の新しい動画とお客様向けリモートワーク ツールキットをリリースいたしました。
「Keep business running, even when working from home」(在宅勤務でもビジネスを止めない)では、Chrome Enterprise と Chrome ブラウザのメリットについて説明しています。「How to get started deploying Chrome devices to remote workers quickly」(リモート ワーカーに Chrome デバイスをすばやく導入する方法)では、導入手順(お申し込み方法、デバイスの登録方法、Google 管理コンソールでデバイスを管理する方法など)のほか、リモート ワーカー向けのポリシーに関するベスト プラクティスを紹介しています。
多くの企業が、リモート ワーカーを迅速につなげる方法を検討しています。Chrome の導入をすぐにでも開始する必要のある企業の皆様のために、リモートワーク ツールキットを作成いたしました。このツールキットには以下の資料が含まれています。
クイックスタート導入ガイド(導入プロセスについて説明した動画付き)。
VDI パートナーの情報とご利用方法。
Chrome リモート デスクトップで IT サポートを提供するためのガイド。
導入に関する技術情報を提供する、その他のリソース。
リモート ワーカーのサポートで困難に直面したときに、これらのリソースをぜひお役立てください。詳しくは、動画をご覧になるか、ツールキットをダウンロードしてください。
- Byカスタマーおよびパートナー セールス エンジニアリング部門グローバル ディレクター Robert DeVito、Chrome Enterprise カスタマー チーム管理ディレクター Mike Daoust