IT の功績を称える Leaptakers のご紹介
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2021 年 6 月 23 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
IT チームは現代の偉業を導く存在であり、人類の素晴らしい功績の陰の立役者となっています。初期の回路から量子コンピューティングやクラウドまで、技術専門家は大きな飛躍を遂げ、一見不可能と思われるものを設計してきました。
この 1 年間だけでも IT は大きな成果を上げ、IT によって世界が機能し続けています。かつては何年もかかっていたようなデジタル変革が、わずか数週間で実現しました。
Google では、IT チームの不屈の精神、情熱、技術上の創意工夫のストーリーに着目しました。複雑で前例のない問題を解決して、多くの人に役立ったチームの事例を耳にしています。たとえば、リモートワーク環境を一晩で準備することで、数万人を失職から救った IT リーダー。ロックダウン中も安心して家で医師の診察を受けられるように病院のネットワークを変革した DevOps チーム。ドローンで緊急物資を届けられるように政府を支援したイノベーター。
このような方々は現代におけるメルバ ロイ ムートンと言えるでしょう。ところが、彼らの目覚ましい功績は見過ごされがちで、正しく評価されていません。陰で懸命に取り組んでいても、IT チームは人目につかないことがほとんどです。Google はこの状況を変えたいと考えています。
たぐいまれな功績のストーリーを称える
IT チームが脚光を浴びられるように、満を持して Leaptakers をご紹介します。Leaptakers の目的は、世界が機能し続けるように IT がどのように取り組んでいるかについてのストーリーを収集し、共有することによって、世界における IT の評価を変えることです。
いまこそ IT にスポットを当て、DevOps やシステム管理者、CIO、IT チームがいかに勇敢で革新的かつ独創的であり、畏敬に値するかを世界に示すときです。彼らがいなければ、この 1 年、世界中の大勢の人たちはさらに多くの混乱と困難に陥ったでしょう。Google は、私たちすべての生活に IT が与える重要な影響を称えたいと考えています。
少し立ち止まって振り返る
IT チームは多忙なため、日常業務を超えて自身の作業がどのような影響を与えているかを大局的に見ることは難しいかもしれません。IT を担当されている方は、ご自身が開発したソリューションがどれだけ大勢のユーザーに役立っているかを考ることがどのくらいあるでしょうか。おそらく、すぐに次のプロジェクトに移ってしまい、終えたばかりのプロジェクトをお祝いする機会はないのではないでしょうか。
ぜひ一度立ち止まって、これまでの素晴らしい功績について振り返ってみてください。IT の専門家は謙虚な方が多いので、ご自身の功績について語っていただくにはうまく説得する必要があります。そのためにあるのが Leaptakers です。Leaptakers は、誰でも自分のストーリーを共有したり、他人にストーリーの共有をすすめたりして功績を知ってもらうことができるプラットフォームです。
IT に対する世の中の評価を変えるためにご協力ください
IT に携わっている方や優れた IT プロジェクトをご存じの方なら誰でも、Leaptakers にアクセスしてストーリーを投稿できます。世界が機能し続けるためにどのように取り組んでいるか、人々の生活を改善するためにどのように貢献しているかについてのストーリーをぜひお聞かせください。
7 月 16 日の提出締め切り後、Google は重要なプロジェクトを選び、魅力的な動画にして世界に公開します。その他のストーリーは Leaptakers ハブで公開されます。Leaptakers ハブには、心に響く印象的なストーリーが今後さらに追加されていきます。
ご自身のストーリーを共有する、他の IT チームにストーリーの共有をすすめる、Leaptakers をクチコミで広めるといった形でご支援ください。ストーリーが多く集まるほど、現在の世界で IT がどれほど刺激的かつ重要で素晴らしい功績を収めているかを広めることができます。
詳細については、goo.gle/Leaptakers をご参照ください。
-プラットフォームおよびエコシステム マーケティング担当バイス プレジデント Nick Drake