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Chrome Enterprise

Chromebook Plus で Google AI をビジネスに導入

2024年6月7日
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Bhuvnesh Singh

Product Manager, ChromeOS, Google

Google AI と Chromebook Plus でチームの生産性を向上

※この投稿は米国時間 2024 年 5 月 28 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

Chromebook Plus ノートパソコンは、パワフルな AI エクスペリエンスを低価格で提供

昨年、Google は Chromebook の新たなカテゴリとして Chromebook Plus をリリースしました。これは最大 2 倍の処理能力、メモリ、ストレージを備え1、高度なワークロードの処理を容易にするソフトウェアと AI 機能を搭載しています。

このたび、Acer の新しい Chromebook Plus ノートパソコン セットと、チームの生産性、創造性、コラボレーションの向上を支援する、Google AI を活用した新機能を発表する運びとなりました。

Intel Core Ultra プロセッサーを搭載した Chromebook Plus デバイスは、新しい革新的な AI 機能をベースに日々のワークフローを進化させます。Intel は、Google と連携することで AI における強みを活かし、よりスマートなビジネス成果の実現に向けて、優れたコネクテッド エクスペリエンスを生み出し、効率を高めます。

Intel、商用クライアント部門ゼネラル マネージャー, Jennifer Larson 氏

生産性向上を支援

チームは、ワークロードを増やすのではなく、ワークロードを最小限に抑えるのに役立つツールを必要としています。Google は、ユーザーがよりスマートに働き、より効率的に仕事をこなせるように、以下の一連の機能を導入しています。

  • Chromebook Plus の文書作成サポート2は、ウェブ上やアプリ内のテキストを簡単に推敲してくれる機能で、ソーシャル アカウントの管理、新しいブログ投稿の完成、ウェブコピーの更新などに利用できます。
  • Google ToDo リストとカレンダーの連携により、デバイスを問わずワンクリックで ToDo リストにアクセスできるようになり、1 日の業務を整理して仕事に取り組めます。
  • アダプティブ充電は、デバイスの使用パターンを予測し、デバイスが 100% 充電された状態の時間を制限することでバッテリーの健全性を保ちます。

今年後半には、Chromebook と Chromebook Plus に以下の生産性向上機能がさらに追加される予定です。

  • デバイスに再度ログインしたときに、以前に開いていたウィンドウの概要が表示されるようになります。これにより、再度ログインしたときに以前開いていた場所を見失うことがなくなり、すぐにワークフローに戻ることができます。
  • フォーカスは、ToDo リストとカレンダーに基づいて、業務に集中する時間を設定して、気が散る要素を最小限に抑えられるようにします。
  • Help me read は、右クリックでウェブサイトや PDF を要約できる機能です。内容に関するフォローアップの質問をすることで、より深い理解を得ることができます。

動画作成サポートとコラボレーション

チームは、対面でもリモートでも効果的にコラボレーションできる必要があります。そこで、コラボレーションをサポートするために、ビデオ通話で自分の見せ方を改善したり、デバイスに自分らしさを加えたりすることができる新機能をリリースします。

  • スクリーンキャストなどのコンテンツ作成機能を使用して、コンテンツを簡単に録画、編集し、最大 12 言語に自動翻訳して共有できます。新しいグローバルなトレーニング プログラムの作成、プロダクトデモの録画、プレゼンテーションのリハーサルも、スクリーンキャストを使えば簡単です。また、組み込みのスクリーン キャプチャ ツールも強化されており、画面録画を GIF 形式で保存して、プレゼンテーションやデモなどを簡単にアニメーション化できます。
  • ノイズ キャンセリングと照明を有効にすると、Chromebook Plus ノートパソコンのマイクやカメラにアクセスするどのアプリでも、Google AI を活用したノイズ キャンセリングと照明の機能を利用できるようになります。
  • 生成 AI による壁紙とビデオ通話の背景を使用すると、エンタープライズ デバイスにクリエイティブな表現や自分らしさを加えることができます。AI が生成したビデオ通話の背景を使用すれば、リモートチームのメンバーは、どのアプリケーションからでも、プロフェッショナルらしく会議に参加できます。

今年後半には、以下のような創作とコラボレーションのためのツールがさらに追加される予定です。

  • 強化されたビデオ通話コントロールを使用して、Chromebook のシェルフから音声と映像を直接カスタマイズすることで、より有意義な会議にすることができます。

Gemini と Gemini for Google Workspace で OS を超えて AI を拡張

Chromebook Plus は、OS 上で前述の機能を提供する一方で、Google Workspace や Gemini などの革新的なウェブアプリ向けにも最適化されています。これらを一緒に組み込むことで、企業は、ユーザーの生産性、コラボレーション、創造性の向上を支援するよう設計された Google アプリで従業員を支援できます。

  • Google Gemini は、チャットを使用してアイデアを広げたり、文章を作成したり、学んだり、計画を立てたりできるよう支援します。これはすぐにアクセスできるように Chromebook Plus ノートパソコンのシェルフに固定されています2。
  • Gemini for Google Workspace は、業界をリードする AI 機能とエクスペリエンスを Google Workspace 全体で提供するプレミアム サービスで、調査や質問への回答、コピーや画像の生成などを支援します。Chromebook Plus の機能と組み合わることで、チームは Google Workspace、Chrome ブラウザ、ChromeOS のいずれで作業していても、AI の恩恵を受けられます。

デバイスの管理を支援

デバイス管理を簡素化するために、Google 管理コンソールにデバイスハブを装備して強化しています。デバイスハブは、IT 管理者向けのフリート情報を一元管理して、潜在的な問題に基づいて通知と推奨事項を提供することで、よりシームレスなフリート管理を実現します。今年後半には、Google 管理コンソールに直接組み込む追加機能をリリースする予定で、これらはすべて ChromeOS デバイス管理で利用できます。

チームの強化を始めましょう

Chromebook Plus を使用すると、チームはこれまで以上に自由に作成し、コラボレーションし、管理できるようになります。前述した AI 機能は、6 月の M126 から自動アップデートとして段階的にリリースされます。

管理対象デバイスでこれらの機能をすぐにはご利用いただけない場合もございますが、Google は堅牢な IT 管理を構築し続けており、Chromebook Plus を導入された企業の皆様は、今年、多数の機能が追加される予定ですのでご期待ください。

Google のウェブサイトで Chromebook Plus の詳細をご覧になり、貴社に最適なデバイスを見つけてください。

1 2022 年 7 月~12 月の販売上位の Chromebook と比較した場合。

2 今後数か月以内に、管理者は、Google 管理コンソールを使用してこれらの機能をリモートで制御できるようになります。

-Google、ChromeOS 担当プロダクト マネージャー Bhuvnesh Singh

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