トレーニングと認定

IT リーダーがチームの Google Cloud 認定資格取得を選ぶ理由

2022年6月1日

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/google_cloud_cert.max-2600x2600.jpg

Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 5 月 27 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

世界中の組織がクラウドへの移行を進めるなか、自組織のチームがクラウドテクノロジーを最大限に活用する自信とそのための適切なスキルを持てるようにすることの重要性はますます高まっています。クラウドの専門知識に対する需要が人材の供給に追いつかないため、多くの企業は費用対効果に優れた新たな方法を模索しています。

スキルのギャップが解消されず生産性が阻害されることは、経済的な影響につながる可能性があります。Global Knowledge の 2021 年のレポートでは、IT 部門の意思決定者の 42% が、スキルのギャップの結果として「品質目標の達成が困難」であると回答しました。Global Knowledge の同レポートが引用した IDC の調査によれば、組織の約 60% が収益減少の原因としてスキル不足を挙げています。変化の激しい現在の環境において、クラウドの知識を備えた企業は、より多くのことを達成できる有利な立場にあります。では、組織でクラウドの専門知識を身につけ、そのことを証明するために、さらに何ができるでしょうか。

Google Cloud 認定資格なら、チームの技術力を証明しながら、急速に進展するクラウドに対する組織の取り組みを示すことができます。

経験だけではなく、認定資格があって初めて得られるのが安心感です。自信だけでなく、お客様の安心感も得られるということです。認定資格を取得してプロジェクトに取り組めば、お客様に安心感を届けられます。お客様は、きちんとした知識と技術を持っているパートナーが協力してくれていると納得できるのです。

Fourcast BVBA、マネージングディレクター、Niels Buekers 氏

この見積もりをツイートする

チームが Google Cloud Certified になるべき理由

クラウドに投資する際は、従業員にも投資する必要があります。Google Cloud 認定資格により、成長中のビジネスを遂行するために必要なスキルをチームが身に付けられます。

テクノロジーの実装を高速化

組織は変革を加速し、クラウドへの投資を最大限に活用することを望んでいます。

2021 年 5 月の IDC によるソフトウェアパートナー調査によると、パートナー組織の約 70% は、認定資格によってテクノロジーの実装が高速化され、スタッフの生産性が向上すると回答しています。また、同調査ではパートナーの IT コンサルタントの 85% が、「認定資格は、サービスやプロセスについて幅広い知識があることを証明する」と回答していることもわかりました。

顧客満足度と成果が向上

顧客満足度と成果の向上のための最初のステップとして、チームで認定資格を取得するのも良いでしょう。2021 年 9 月に 600 人を超える IT コンサルタントと再販業者を対象に実施した IDC の調査によれば、「認定資格取得者のみのチームはクライアントの目標を 95% 達成したのに対し、取得者が一部にとどまるチームは平均ネットプロモータースコアが 36% も下回りました。」

チームのモチベーションを高め、人材の定着につなげる

「大量自主退職時代」の真っ只中にある現在、IT リーダーは従業員の離職を当然ながら懸念しています。退職者が出ると、プロジェクトの停滞やビジネス目標の未達成を招き、新人やキャパオーバーに陥ったチームメンバーが通常の能力を発揮できるようになるまで時間がかかる可能性があります。つまり、人材の離職による損害が生じます。

しかし、IT リーダーがチームのスキル習得に投資すると、離職を抑えられる傾向があります。

ビジネス価値に関する IDC のホワイトペーパーによれば、包括的なトレーニングにより、トレーニングを受けていないチームよりも従業員の定着率が 133% 向上します。

組織が従業員のスキル習得を支援すると、従業員は在職期間が長くなり、士気と生産性が向上します。ビジネス価値が加速するにつれて、組織は典型的な双方にメリットのある状況に恵まれます。

プロジェクトを予定より早く完了

Google Cloud 認定資格取得の推進は、従業員にとってワークロードを処理するだけの支援を得られ、十分な能力が備わっていると感じることにつながるため、エンゲージメントの維持と、イノベーション迅速化に役立ちます。IDC InfoBrief の調査によれば、「認定資格取得者のみのチームは、取得者が一部にとどまるチームよりも 35% 高い確率でプロジェクトを前倒しして、通常は 2 週間以上早く目標を達成します。」