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ソリューション

アーキテクチャ フレームワークの最新ベスト プラクティスで Google Cloud のワークロードを強化

2021年10月29日
Google Cloud Japan Team

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※この投稿は米国時間 2021 年 10 月 19 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

アーキテクチャ フレームワークは、お客様が Google Cloud 上で安全性、信頼性、スケーラビリティに優れたワークロードを設計、構築しつつ、費用とパフォーマンスの最適化テクニックも応用できる、一連の正規ベスト プラクティスの活用をサポートします。

アーキテクチャ フレームワークは 6 つのカテゴリに体系化できます。

https://storage.googleapis.com/gweb-cloudblog-publish/images/Architecture_Framework.max-1000x1000.jpg
  • システム設計上の考慮事項では、コンピューティング、ストレージ、データベースのような基盤を築く構成要素をカバーし、ベスト プラクティスを展開することでワークロードの設計を支援します。

  • 卓越した運用では、運用能力の構築と最適化の支援といったトピックを取り上げています。

  • セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスでは、セキュリティ対策を強化するためのセキュリティやコンプライアンス面での考慮事項を取り上げています。  

  • 信頼性では、ワークロードの復元力の向上といったトピックを取り上げます。

  • 費用の最適化では、クラウド運用の費用を抑える技術やベスト プラクティスを紹介しています。

  • パフォーマンスの最適化では、ワークロードの効率を改善するツールやテクニックを紹介しています。

本日、フレームワークの最新版(2.0)をリリースいたします。このフレームワークは、ワークロードが初めてデプロイされた瞬間からお客様がベスト プラクティスを採用できるように支援する専用の機能で、Google Cloud のスタッフ、パートナー、お客様の集合的な経験を情報源としています。各カテゴリはモジュール化されたサブトピックに分類されているため、ワークロードのデザインを助ける Google Cloud やオープンソースのプロダクトについての説明がある一方で、「システム設定によるネットワーキング」または「信頼性による高可用性」といった特定のトピックについても重点的に知ることができます。

フレームワークを利用する理由

Google Cloud では、お客様にビジネスの可能性を開放してもらえるように、プロダクトや機能を改善し続けています。正規のベスト プラクティスを公開し、サポートを提供することで、Google 社員、パートナー、Google のクラウド ユーザーは、フレームワークに沿って、GCP 上でのワークロード実行の成功への道筋を作ることができるようになります。  新しい技術に関する集合知が時間とともに成熟していくにつれ、経験を通して得たことを他の人も学ぶことができるように、そうした技術から得たワークロード運用に関する重要な知識を伝えたいと考えるようになりました。

実施した Architecture Framework Workshop で Google のセールス、サポート、プロフェッショナル サービスのチームと接した多くのお客様にはご満足いただいており、結果としてお客様は自身のワークロードの改善点を特定できるようになりました。継続的な習慣としてアーキテクチャ フレームワークのベスト プラクティスに沿ったワークロードのレビューと調整をおすすめします。このアプローチは、プロダクトが成熟し、ユースケースが生まれ、有用なパターン(またはアンチパターン)が蓄積され、時間の経過とともにアーキテクチャ フレームワークのコンテンツに知識が集約されるにつれて、重要性を増していきます。

次のステップ

Google はこれからもベスト プラクティスのカタログを増強する作業を続け、Google Cloud のお客様やパートナーがより簡単にワークロードやビジネス機能を最適化するタイミングを分析できるようにします。今後、Google Cloud コミュニティを通してアーキテクチャ フレームワークに関するコンテンツを追加し、アーキテクチャ フレームワークの露出度、認知度、フィードバックを拡充していきますので、最新情報にぜひご期待ください。  Google は、継続的な Google スタッフからの協力に加え、Google のパートナーやお客様ベースからのさらなる貢献を、今後リリースするコンテンツに組み込んでいく予定です。皆様からのフィードバックをお待ちしております。

最後に重要な点として、アーキテクチャ フレームワークのようなイニシアチブは、ベスト プラクティスを共有することに情熱を注ぐスペシャリストの共同作業を通してのみ成功させることができるものです。初期のフレームワーク構築は、GCP スペシャリストのコアグループが小規模で始めたものでしたが、すぐに Google 内部の 20% プログラムを通して勢いに乗り、Google 内の職務や所在地の違いを超えた専門知識を活用できるようになりました。  

アーキテクチャ フレームワークの詳細についてはこちらをご覧ください cloud.google.com/architecture/framework


アーキテクチャ フレームワーク バージョン 2.0 の提供を支援してくれた Google 社員コミュニティ、Vivek Rau、Pathik Sharma、Daniel Lees、Amber Yadron、Shylaja Nukala、Brandon Bouier、Fernando Rubbo、Jenny Rosewood、Rafee Mohamed、Kumar Dhanagopal、Markus Schneider、Minh "MC" Chung、Rachel Tsao、Sam Moss、Nitin Vashishtha、Pritesh Jani、Ravi Bhatt、Olivia Zhang、Zach Seils、Tabitha Smith、Jhilam Biswas、Mohamed Fawzi、Vijay John-Britto、Alida Wilms、Mike Pope、Arun Reddy、Abhijeet Rajwade、Lucy Carey、Todd Kopriva、Victoria Hurd、Michelle Irvine、Iain Foulds、Olaf Schnapauff、Hamsa Buvaraghan、Maridi Makaraju、Gargi Singh、Nahuel Lofeudo、Mark Schlagenhauf に感謝します。

- Google Cloud、ソリューション アーキテクチャ担当ディレクター、Rob Rosen

- ソリューション エンジニア、アーキテクチャ フレームワーク プロジェクト リーダー、Omkar Suram
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