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Cloud OnAir

Cloud OnAir 番組レポート : Cloud OnAir 特別版 エキスパート インタビュー企画 株式会社サイバーエージェント 青山 真也 様

2020年7月30日
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Google Cloud Japan Team

Cloud OnAir は、Google Cloud の製品をわかりやすく解説し、最新の情報などをいち早く皆様にお伝えする Online 番組です。

6 月 11  日の放送では Cloud OnAir 特別版としまして、エキスパートへのインタビューを行い様々なことをお聞きしました。今回のインタビューではグーグルの Product Manager である Yoshi Tamura が、Kubernetes エコシステムのエキスパートとして活躍されている株式会社サイバーエージェント 青山 真也 様 に日米の Kubernetes 、クラウドネイティブ、マイクロサービス、コンテナ事情の話をお伺いしました。その様子をご紹介します。

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株式会社サイバーエージェント 青山 真也 様

Cloud Native 化の秘訣とは

株式会社サイバーエージェントでは、クラウドの利用を開始したころから、特定の機能ごとに仮想マシン(VM)を作っていました。クラウドのマネージドサービスとも連携するようアーキテクチャ全体を組んでいたので、コンテナ化するのは自然の流れでした。従来、自前でカスタマイズした部分を自動化することができ、管理系統も 1 つに統一することはメリットです。

Docker Swarm など他社製品の検討もしましたが、サイバーエージェント別チームと検討する中で、 Kubernetes を薦める声が多く、必然的に Kubernetes を採用するに至りました。

私個人としては Cloud Native の技術を国内に広めるために、Kubernetes Meetup Tokyo コミュニティ 、CloudNative Days Tokyo 、Cloud Native Meetup Tokyo Community などコミュニティ活動もしています。

モノリスをマイクロサービス化する秘訣

国内の成功事例を見ると、API ゲートウェイを用意して、モノリスからマイクロサービスにリクエストを切り替えていくことによって段階的にマイクロサービス化していくストラングラー パターン、という手法をよく聞きます。

一方で、あえてモノリスのまま、既存のアーキテクチャを残すケースもあります。クラウドネイティブ化の主な目的は、安定性や、開発スピードを上げることです。頻繁な更新を将来的に見込んでいないシステムだと、 Kubernetes 化、クラウドネイティブ化する必要性は少ないです。

番組では青山さんが注目している技術、トレンドについても伺っています。

これから、クラウドネイティブ化の推進を考えられている方はぜひ番組をご覧ください

Cloud OnAir では、各回 Google Cloud のエンジニアがトピックを設け、Google Cloud の最新情報を解説しています。見逃した放送、説明資料、さらには視聴者からの質問と回答はこちらよりご覧いただけます。

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